
家のコト 2015.08.21
遊びも大切な学びの場 子どもの感性をぐんぐん伸ばす遊び方
いが栗を見つけた日。まずは触れる。
はじめは嫌がっていても「いっせいのーせっ!」と大人も一緒にやってみると、楽しんで触ってくれるかも。自分で触れた経験は心の中に印象深く残ります。
それから、「何が入っているかな?」「どこから落ちてきたのかな?」といろんな質問を交えて子どもたちと話し合ってみましょう。
大切なのは、正しさではなく子どもたちが自分で考えてみること。
「ほんとうはね、◯◯だからなのよ」なんて、すぐに正解を言ってしまわずに。一緒に図鑑を見たり、沢山発見をしてみてくださいね。
次は詳しくスケッチ。
じーっと色んな角度から観察して、忠実に描いてみましょう。出来るだけ詳しく、特徴を確認しながら描けるといいですね。
描けたら、周りの世界は自由に描いてもらいます。栗は空を飛んでいるかもしれないし、何か動物のしっぽだったのかも。
それでもいいんです。「ちがうよ。」なんて思わずに、一緒に楽しんで世界を膨らませていきましょう。
その事をたくさん考えて、想像を膨らませてみることがとっても大切です。
最後はお散歩へ。実際にお外へ探しにいきます。栗が木に付いているところを見たり、中には実が入っていることを知ったり。
自分が描いた世界と比べて違ったこと、気づいたことを一緒に話してみましょう。
お子さまの興味や好奇心は何気ないところから生まれます。
どんな事でも興味の種を膨らませるような働きかけで、子どもたちの感性と思考力はどんどん深く広く磨かれていきます。
文/ココン-cocon- 鈴木麻友子
ココン-cocon-ホームページ
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