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まめ知識 2018.12.02

サンタさんの秘密『服の色も楽しみ方も違う!世界のサンクロースのコト』

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12月に入り、今年もクリスマスが近づいて来ましたね。子供達は、クリスマスプレゼントを持って来てくれるサンタさんを心待ちにしているのではないでしょうか?クリスマスイブの夜にやって来るサンタさんですが、実は意外な国の出身なのです。

サンタさんのモデルとなった司教は古代のトルコ人だった?

サンタクロースがプレゼントを持って来る風習は、キリスト教由来です。キリスト教と聞くとなんとなくヨーロッパ諸国の宗教というイメージが強いのですが、実はサンタさんのモデルとなった聖ニコラウスという司祭はトルコ人なのだそうですよ。

現在トルコはイスラム教の国ですが、聖ニコラウスのいた時代は4世紀頃。その当時、トルコは東ローマ帝国に支配されていたためキリスト教の国だったのです。この頃の日本はというと、なんと古墳時代!サンタさんの始まりがそんな昔のエピソードが発端だったなんて、ちょっとビックリしてしまいませんか?
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サンタさんが煙突から入ってくるエピソードは別の逸話が合体して出来た

さて、聖ニコラウスがサンタさんのモデルとなったエピソードですが、よく知られている物としては「聖ニコラウスは貧しさのため、娘三人を人買いに売らなければならなくなった家がある事を知り、夜中にその家に行き窓から金貨を投げ入れた。その時、暖炉に吊されていた靴下に投げた金貨が入った。その金貨のお陰で娘達は助かった」という話です。ここには暖炉は登場しますが、煙突から家の中に入ったという話はありません。

実は煙突についてはフィンランドで作られた詩に「聖ニコラウスが煙突からどすんと落ちて来た」というものがあり、それを1800年頃にアメリカ人のクレメント・クラーク・ムーアが紹介した事でサンタさんのエピソードとして広まったのだそうですよ。ちなみにお供のトナカイについてもこの時定着したのだとか。

サンタさんのモデルは暖かい西アジアの国で生まれたのに、北欧らしい雪ぞりに乗って現れるイメージは比較的近年になってから生まれた物だったのですね。

赤い服じゃない!青い服を着るロシアのサンタさん

ちなみに、日本でもお寺によって宗派が違うように、キリスト教にも色々に宗派があり、祝日の設定や考え方が異なっています。そのため、プレゼントをもらう日がクリスマスではない国もあるんですよ。

ロシア正教会などでは暦が違うので、プレゼントをもらう日は1月7日です。しかも配る人はサンタさんではなく「ジェド・マロース」というおじいさんと孫娘になっているのだとか。元々は冬の象徴がサンタさんの役割も与えられたようで、赤い衣装の場合もありますが、青いローブを着ているケースもよくあるそうです。衣装が豪華でファンタジー映画のキャラクターみたいなジェド・マロースもいます。
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ドイツではお仕置きするブラックサンタさんが一緒についてくる?

ドイツではサンタさんは双子で、普通の赤いサンタさんとは別に黒や茶色の衣装を着た「クネヒト・ループレヒト」が付いて来て、悪い子はお仕置きされたりゴミを渡される…という事になっているのだとか。最近、子供向け雑誌などでも紹介されるなどで知名度が上がっているらしく、「黒いサンタさんもいるらしい」と子供達も話題にしていましたよ。ちなみに悪い子はプレゼントをもらえない、という設定はイタリアにもあり、1月5日に魔女が来て良い子にはお菓子、悪い子には石炭を渡すそうです。

「サンタさんの服が赤いのはコカコーラのCMのせい」というのは都市伝説

「サンタさんの服が赤いのはコカコーラがCMで赤い服のサンタさんを出したから」という説がありますが、コカコーラがサンタさんを初めてCMに使用したのは1931年で、それ以前から赤い服のサンタさんは存在していました。

ちなみに日本でサンタさんが紹介され始めたのは大正時代頃からで、1914年の『子供之友』には既に、今のような赤い服を着た太ったおじいさんの姿のサンタさんが登場していたそうですよ。また、イギリスではサンタさんではなく「ファーザークリスマス」という名前で緑色の服を着ていたのが、最近では赤い服が主流に変わってしまったのだとか。やはり暖かくて目立つ色合いが好まれるのかもしれませんね。

今ではすっかりサンタクロースのプレゼントも日本の12月の行事として定着していますが、起源は思いのほか古い物でした。プレゼントを待っているお子さんに色々な国のサンタさんの話をして、楽しくクリスマスを待つ一時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

記事/ケノコト編集部

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