作るコト作るコト

料理、裁縫など、他の誰かに作り方を教わったり、自分が作ったものをみんなに公開します。

料理 2017.12.12

寒い冬はこれ!『けんちん汁風味噌汁』

LINEで送る
Pocket

だんだん寒くなってくると、大鍋でぐつぐつと煮込んだ具だくさんの汁物が美味しく感じますね。具がたっぷりの汁物といえば「けんちん汁」が有名ですが、実はこの汁物は精進料理なので、動物性のものは一切使わないで作るというのをご存じでしたか?

精進料理とは

野菜、海草など植物性食品を材料とした料理。精進とは、仏教用語で美食を戒めて粗食をし精神修養をするという意味であったが、仏教では「不殺生戒」を第一とし肉類を用いないことを原則としているところから、肉類を使わない料理を精進料理というようになった。料理法は、主として禅宗の僧が平安・鎌倉時代に中国から修得してきたものがもとになっている。
(引用:ブリタニカ国際百科事典)

神奈川県鎌倉市にある「建長寺」で出されていた料理が始まりと言われていて、出汁には動物性の煮干しやかつお節は使わず昆布やシイタケなどを使い、ゴボウや大根などの具材をゴマ油で炒めることでコクと深い味わいを作りだすのが基本だそうです。

味付けは通常醤油でするのですが、オーガニック料理教室G-veggieではゴマ油を使わず、味噌仕立てのヘルシーなけんちん汁を作ってみました。

『けんちん汁風味噌汁』材料(4人分)

大根   100g
人参   40g
厚揚げ  1/2枚
生姜   10g

昆布だし 800cc
麦味噌  大さじ4

★出汁の取り方は動画をご覧ください

(※動画では干し椎茸も入っていますが、このレシピは昆布だけで出汁をとりました)

『けんちん汁風味噌汁』作り方

1.大根は、5㎜幅の銀杏切り(葉がついていればみじん切り)、人参は、5㎜幅の銀杏切りにする
2.厚揚げは軽く油通しし、縦半分に切り、5㎜幅に切っておく
3.生姜は、すり下ろしておく
4.鍋に少量の昆布だしと大根・人参を入れて、弱火で野菜が柔らかくなるまでじっくり煮る
5.残りの昆布だしと厚揚げを入れて沸騰したら、別の容器に溶いておいた麦味噌を入れて味をみる
6.器に注ぎ、大根の葉と生姜を入れて出来上がり
1

オーガニック料理ソムリエが教える『けんちん汁風味噌汁』を美味しくつくるコツ

・蓮根は輪切りにすることが多いですが、繊維にそってきるとしゃきしゃき感が楽しめます
・七味とうがらしの代わりに、山椒を使ってもおいしいです♪

味の決め手は【麦味噌】

「麦こうじ」のくせのないあっさりとした風味と、上品な香味の麦みそです。 熟成後に熱処理や保存料などをいっさい加えていない「生みそ」ですから新鮮な風味と香りをご賞味いただけます。保存料・甘味料・着色料はいっさい使用していない安心&安全なお味噌です。

麦味噌の原材料は、はだか麦・大豆・食塩のみ。麦は肝臓、大豆と塩は腎臓を養う力があるので、麦味噌のお味噌汁をいただくと、「肝」と「腎」の2つの臓器を一度にパワーアップすることができることから、マクロビオティックでは年間を通じて、麦味噌を使うことをおススメしています。

それから具沢山の汁物は、それだけで充分に存在感があるので、キンピラのような野菜のおかずで上手にバランスを取りましょう。

人間は心も体も温かければ温かいほど、健康で元気がみなぎってきますので、特に朝は温かい汁物をたっぷりいただいて、風邪やインフルエンザに負けない身体をつくってください。

記事・レシピ/オーガニック料理教室G-veggie はりまや 佳子

オーガニックについてもっと知りたい方はこちら

ならいごと800
ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。 2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。2012年キレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年本オーガニックライフ協会を設立。
hamariya
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ
レシピ本
*オーガニック料理教室G-veggieのレシピ本です。 詳しくは画像をクリック。

その他のおすすめ記事

あなたの美肌を加速させる?うま味たっぷりあったか『豆乳酒粕鍋』

あなたの美肌を加速させる?うま味たっぷりあったか『豆乳酒粕鍋』

体の芯から温まる根菜でぽっこりお腹を解消!『ごぼうときのこのポタージュ』

体の芯から温まる根菜でぽっこりお腹を解消!『ごぼうときのこのポタージュ』

旬の野菜で美味しく健康に!『大根おろしでダイエット&ストレス解消のススメ』

旬の野菜で美味しく健康に!『大根おろしでダイエット&ストレス解消のススメ』

LINEで送る
Pocket

コメント

instagram-iconみんなのInstagram

人気の記事

2019.01.11

牛すじを使ってみよう。基本の仕込み『牛すじの下茹で』

2019.01.09

1月の和菓子 「知る人ぞ知る」から有名になった『花びら餅』

2019.01.08

冬の香りを召し上がれ『柚子ジャムと柚子パウンドケーキ』

2019.01.07

作り置き常備菜シリーズ『ゴロゴロおかず豚』

2019.01.07

台所育児エッセイ「暮らしに恋して」 『24 家族が大事ってことは、自分も大事ってこと』

2018.12.27

鉛筆を正しく使えるようになるために『指先を鍛える』

2018.12.27

台所育児エッセイ 「暮らしに恋して」『23 生命力が武器なのか!』

2018.12.23

材料4つ。シンプルで華やか『レモン大根』

2018.12.12

12月13日は新年に向けての準備をしよう『正月事始めのコト』

2018.11.30

ワンボウルで混ぜるだけ『バナナとココナッツのパウンドケーキ』

編集部おすすめ記事

2019.01.22

普段の暮らしを発信しよう『ケノコトライター・フォトグラファー募集のおしらせ』

2019.01.14

一生に一度の成人の日「成人」ってなんだろう?自分を振り返る機会に

2019.01.10

『鏡開き』はどうして「開く」と言うの?~鏡餅にまつわる話と上手な食べ方~

2019.01.09

覚えておきたいおやつレシピ『ガナッシュケーキ』

2019.01.07

一年で一番寒い時期の始まり『小寒』気軽に「寒仕込み」を楽しもう

2018.12.28

旬食材『鱈』ー鮮度が命の厳寒の海の幸。古くは縁起物でハレの日のごちそう ー

2018.12.27

鉛筆を正しく使えるようになるために『指先を鍛える』

2018.12.25

旬の大根で作る簡単晩ご飯『豚バラのみぞれ煮』

2018.11.30

旬の秋鮭をおいしく!『秋鮭の味噌漬け焼き』

2018.11.27

大きなツリーは飾れない!コンパクトに飾れる『おしゃれで可愛いミニツリー』

月間人気記事

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2017.04.01

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2017.03.05

大麦ともち麦って違うの?『知られざる麦のチカラ』

2017.10.28

押し麦、もち麦、丸麦…種類によって異なる美味しさ『麦ご飯の種類とあれこれ』

2016.11.20

ほったらかしで大丈夫。干し野菜レシピ『干し大根をつかった作り置きおかず』

2017.04.06

どんなおやつを選択してる?『低GIなお菓子を選んでみよう』

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』