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取材 2017.12.23

100人100色ー大好きなビールの魅力を伝えたい。ウェブマガジン&コミュニティ「ビール女子」編集長ー酒井由実さんのお話し

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それぞれの立場、個々の考え方によって「働く」ことへのスタンスは異なります。正解なんてありません。
「100人100色」では、100人の「働く女性」に登場いただき、等身大の姿を語っていただきます。
年齢、環境、キャリア全ての背景が異なる人たちの100とおりの『想いや生き方』の中に、きっとあなた自身にとってのヒントが見えてくるはずです。

今回ご紹介するのは、ビール好きの女性のためのウェブマガジン&コミュニティ「ビール女子」の編集長、酒井由実さん(24)です。ビールの魅力にとりつかれ、大学ではビールをテーマに研究していたという酒井さん。「ビールの良さをより多くの人々に伝えたい」と、今では仕事でビールの宣伝活動に携わっています。「好き」を仕事にしてしまった酒井さんに、ビールの魅力と仕事への想いについて語っていただきました。

——お住まいはどちらですか?

多摩川の近くです。ずっと金八先生の舞台のような河川敷に憧れていて、休日にお昼から缶ビール持って河川敷でぼーっとするのが夢だったんです。これ言うと「おじさんみたいだ」ってバカにされるんですけど、わりと真剣に夢見てました(笑)。

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▶休日は昼から河川敷でビール片手に友人とのんびり。
 

——これまでのキャリアについて教えてください

大学時代にビールの魅力にとりつかれて、「ビールの嗜好とマッチョカルチャーの因果関係」について研究していました。その頃から、ビールの魅力をより多くの人に伝える仕事をしたいと考えていて、現在の会社にインターンとして関わるようになりました。そのまま新卒で入社し、現在はビール好きの女性のためのウェブマガジン&コミュニティ「ビール女子」の編集長として運営に携わっています。普段はビアバーやビアイベントを取材したり、ビール女子たちを集めて主催のリアルイベントを企画したりと、メディア運営とコミュニティ運営の二軸に関わっています。

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▶味わいも香りも多種多様なところがビールの楽しいところ。
 

——これまでにぶつかった壁はありますか?

入社後、とにかく右も左も分からず全てを手探り状態で進めていかなければならなかったのが、想像以上に大変でした。今思えば当然なんですけど、「ただビールを追求していくだけじゃダメなんだ」と痛感したのもこの時です。自分が器用ではないことは理解していたので、先輩や上司のアドバイスを受けながら、実践して失敗して、実践して失敗してを繰り返しながら、ビールの知識とメディア運用の二つを同時に身につけていきました。

——これまでで一番忘れられない仕事のエピソードをお聞かせください。

今年6月に「ビール女子LAB」という会員コミュニティを立ち上げ、それを記念して都内でキックオフイベントを開催しました。主催イベントでは過去最多の100人以上のビール女子の皆様にお集まりいただきました。皆さんほとんど初対面の方ばかりで、最初こそ気まずい空気が流れていたんですが、ビールで乾杯した途端、あっという間に仲良くなっちゃったんですよね。帰る頃には「二次会行くぞ〜!」って大盛り上がり。その後、参加者の方たちから「ビール女子のイベントをきっかけに月1で集まるビール友達ができました♪」という言葉をいただいたのですが、それが今でも忘れられないエピソードです。ビール好き同士が繋がるきっかけの場を作れたことが、心から嬉しかったです。

——働いている時のあなたを「色」にたとえると?

やはり「黄色」です。常に黄色い飲み物のことで頭がいっぱいだからです(笑)

——今後、あなたが「こうありたい」と思う姿について教えてください。

ビールを好きになるきっかけや、ビール好き同士が繋がるきっかけを作りだすような人でありたいです。ビール市場の縮小やビールの若者離れが囁かれていますが、まずはビールの入り口に立って、その楽しさを伝えていきたいです。クラフトビールと聞くと、少し難しそうなイメージを持たれがちなのですが、それを分かりやすく伝えたり、また、ビール以外の切り口からもビールの魅力を伝えたりしていきたいと思っています。

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▶ビールはラベルで選ぶのも楽しいです。
 

——これからチャレンジしたいことは?

「ビール女子」の全国展開です。現在「ビール女子」はほとんど都内を中心に活動していて、地方の方や海外の方から「イベントに参加したい」「もっと関わりたい」という声をたくさん頂いているんです。ビール女子を全国に増やして、ビール好きの輪をさらに広げていきたいです。ゆくゆくは海外展開できたらなあと……。

——あなたなりの息抜きやストレス発散の方法を教えてください。

目的なくぶらぶら歩くようにしています。心身ともにリフレッシュするし、意外と新しい発見があるんですよね。「こんなところにビアバーがオープンしてる!」とか、「気軽にビールが飲めるカフェが多くなってきたな」とか、やっぱりビールのことばっかりなんですけど(笑)。

あと、落ち込んだときは銭湯に行きます。お風呂上りの体にビールを流し込む瞬間、すべてのことがどうでもよくなっちゃうんですよね。「あ〜幸せだ!!」って。

——日課や習慣にしていることはありますか?

もともと情報収集が好きで、暇さえあればビールに関する情報を集めています。特に最近は海外のビール情報を積極的に収集するようにしています。伝統的なヨーロッパやクラフトビールの最先端をゆくアメリカは、日本に比べるとビールそのものが文化として根付いているんですよね。彼らのビールの楽しみ方や考え方を知るのはとても面白いです。あとは週に一度ほど、市場調査を名目に都内のビアバーに出かけては、なるべく様々な種類のビールに出会うようにしています。

——あなたの生活の中でのこだわりやお気に入りについて教えてください。

ビールグラスにはこだわるようにしています。ビールって種類によって味わいや香りがとても多様で、その個性を最大限に活かすためにはグラスもとても重要になってくるんです。今は家に7種類ほどビール専用のグラスを置いています。あとはブルワリーや銘柄からも限定グラスが出ていたりして、一度集め出すと物欲が止められません(笑)。

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▶ビールを注ぐグラスにもこだわっています。
 

——幸せだと思う時間や瞬間はどんなときですか?

やっぱりビールを飲む時間に幸せを感じます。『もやしもん』という漫画の中で「ビールは一番笑顔の似合う飲み物」という言葉があるんですが、本当にその通りだと思っています。難しいうんちく話や仕事の話は置いておいて、ただただビールを楽しむ、その瞬間がとても好きです。あとはビール女子イベントで、ビール好き同士が繋がっていく瞬間は嬉しくてたまらないです。いつも「私も入れて〜!」と言いたくなります(笑)。

——自分の人生で一番大切にしていることはなんですか?

自分の気持ちに素直でいることです。「ビール女子」に関わり始めたとき、趣味を仕事にすることに色々な方から反対されていたのですが、今でも後悔したことはありません。自分が心から楽しいと思えないとその魅力は人に伝えられないと思っているので、ビールを伝える立場にいる以上、これからも誰よりビールを楽しんでいたいです!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ビール」という大好きなものを仕事にした酒井さん。反対する人もいたけれど、後悔はないと断言しています。「自分が心から楽しいと思えないとその魅力は人に伝えられない」という言葉が印象に残りました。今もビールの勉強を怠らず、リサーチを欠かさないという姿勢が、仕事の成果につながっているのでしょう。ビールの魅力を語る酒井さんのいきいきとしたお話しに、思わずビールを飲みたくなってしまいました。

 
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いろんな女性の働く・暮らすを知ること 『100人100色』は、SAISON CHIENOWAとケノコトの共同記事です。

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