
カサカサお肌に気をつけて!『子どもが自分でできる乾燥対策』
目次
冬になると、湿度が低いうえに暖房の利用も増え、お肌の乾燥が気になりますよね。自分のことは気づきやすいですが、いつの間にか子どものお肌がカサカサになっていて、急いでクリームを塗ってあげたという経験はありませんか?
子どもの肌はピチピチしているように見えるので油断してしまいがちですが、皮膚は大人に比べて薄く外からの刺激に弱いので、あっという間にカサカサになってしまいます。そんな子どもの乾燥対策は、皆さんはどのようにされていますか?
子どもが自らつけたくなるハンドクリームを準備
子どものほっぺや背中などは、ママがお風呂上りに天然原料100%のヴァセリンなどで保湿してあげることができますが、手はせっかく保湿をしても手洗いすると落ちてしまいます。感染症などが流行る冬は手を洗うことが増えるので、そのたびにママがハンドクリームを塗ってあげるとなると大変です。そして、子どもが学校へ行ってしまったらそうはいきません。
子どもが自分で保湿できるようになることが一番です。しかし、塗った直後はべたべたしてしまうハンドクリームを嫌がるお子さんもいるでしょう。子どもが使いやすいようにと手軽につけられる無香料のハンドクリームを洗面所に置いていても、まったく使ってくれないというのはよくあることです。
大切なのは子どもが「つけたい!」と思えるかどうか。我が子が何に興味をもつのかまずは探ってみましょう。我が家の場合は、オーガニックエッセンシャルオイルを含むボディミルクをハンドクリームとしても使ってみたところ、小学1年生の娘が敏感に反応しました。
「ママ、とってもいい匂いがする!私もつけたい!学校につけていきたい!」
娘はこまめに手につけるようになり、乾燥知らずになりました。特に女の子はいい香りに飛びつくことがありますので試してみてくださいね。まずはママが使っている保湿剤の香りをかがせてみたり、子どもが使っても安全な製品であれば一緒に使ってみたりするのもいいでしょう。この機会に自分が使う保湿剤を子どもも使えるものにして、一緒に楽しんでしまうのもよいのではないでしょうか。ママが使っていると「私も使ってみたい!」となることもありますよ。子どもにとっては高価で贅沢なものであっても、少しのものなのでグッと我慢。
子ども自ら「これをつけたい!」と思うものであれば、「つけなさい!」と言わなくても勝手につけるようになります。良い香りだけでなく、パッケージの見た目でも子どもの興味をひくことがあり、小さな旅行用などのかわいいケースを用意して移し替えてあげれば、「学校に持っていきたい」となるかもしれません。
リップクリームは数多く家中に
顔や手の肌には目がいきますが、見落としがちなのは唇です。子どもは食べた後、無造作にティッシュでゴシゴシ拭いたりするので、あっという間にトラブルになりやすいところです。また、唇が乾燥してくると舐める癖がついてしまい、口の周りの皮膚までも真っ赤に荒れてしまうこともあります。一度荒れてしまうと、気になってさらに舐めたり唇を噛んだりするので、なかなか良くなりません。癖が主な原因の場合は、癖が落ち着けば荒れも少なくなると思いますが、それを待ってもいられませんよね。
そこでお子さんに、一本シンプルなリップクリームを持たせてあげてください。それを常にポケットに入れて、いつでも気になったらさっとひと塗り。これを続けていると治りが早くなります。でも子どもは、小さいものはすぐに失くしてしまうもの。1日リップクリームをつけないだけでも、舐める癖のある場合にはすぐに乾燥がひどくなってしまいます。そのため、失くしてもすぐに使えるように家には5〜6本常備し、よく使いそうな場所や手の届くところにリップクリームを置いておくのがおすすめです。
顔を洗った後に塗れるように洗面所に、気づいた時にすぐに塗れるようにリビングや子ども部屋に配備するといいでしょう。そして意外と重要なのは、帰宅したらポケットに入れていたリップクリームを玄関において置くことです。そうすると毎日ポケットに入れるリップクリームをなくしたり、出かけるときに忘れたりすることが減りますよ。リップを置く場合も、お気に入りの入れ物やリップ立てを準備すると気持ちも楽しくなりますね!
アレルギーなど敏感肌のお子さんの場合には、保湿剤は敏感肌用のものかお子様に合うものを選んでくださいね。子ども自身で意識して使えるようにすることが、乾燥対策の第一歩です。
文/ママトコライター
記事/ママトコタイム
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