
心も体も元気がみなぎる『オーガニックで起こす「おいしい革命」』Part.1
最近、人気が高まっている「オーガニック料理」。都会でもオーガニック料理が気軽に楽しめる、素敵なカフェやレストランが増えてきましたね。素材にこだわったお料理は、体にも環境にも配慮されているので、安全&安心で美味しいことは勿論のこと、食べれば食べるほどに、心も体も内側から元気がみなぎってきます。
そもそもオーガニック料理って何?
実はオーガニック料理は日本にはまだ明確な定義がないために、「そもそもオーガニック料理って何?」と思われている方も多いと思いますが、オーガニック先進国のアメリカには、「オーガニック料理の母」と呼ばれる素敵な方がいらして、ヘルス・コンシャスの高い方々の人気を集めています。
そこで今日は「オーガニック料理ソムリエ認定講座」にも登場する、「オーガニック料理の母」アリス・ウォーターさんが提唱する「オーガニック料理9か条」を紹介させていただきます。
世界中で大人気のオーガニック料理の母
(photo:www.chezpanisse.com)
アリス・ウォータースさんは、1944年米国ニュージャージー州生まれ。 カリフォルニア大学バークレー校でフランス文学を学ばれ、1965年、フランスに留学したことをきっかけにフランス料理に興味を持ち、27歳のときにカリフォルニア州バークレーにレストラン「シェ・パニース」をオープンされました。
地産地消のオーガニック食材を使い、『その日に仕入れた素材の持つ美味しさを生かし、その日のメニューを決める』をコンセプトにしている彼女のレストランは、オープン以来世界的な人気を博しており、2002年から2008年には世界のトップレストラン50に選ばれたほど。 近年は、スローフード運動、食育などの活動も行っていらっしゃいます。
Chez Panisse
1517 Shattuck Ave berkeley,CA94709
(510) 548-5049
http://www.chezpanisse.com
アリス・ウォータースさんが提唱する「オーガニック料理」は、多くのアメリカ人の食習慣や食べ物に対する考えを変えただけでなく、世界中に広がり、「おいしい革命」と呼ばれています。
アリス・ウォータースさんが提唱する「オーガニック料理 9か条」
1.持続可能な方法で、環境に配慮して作られたものを食べるようにしましょう
持続可能な方法とは、英語ではsustainable(サステイナブル)と呼び、地球環境を保全することができる産業や開発をいいます。 わかりやすく言うと、地球環境に優しいオーガニック農法でつくられたものを食べましょう、ということです。
2.旬なものを食べましょう
旬の食材の魅力は、
・供給量が多いので価格が安定していて経済的
・美味しく栄養価が高い
そしてオーガニック・マクロビオティックの陰陽五行の理論では、旬の食材にはその季節に活発に活動する臓器を養う力があるので、旬の食材を料理することで臓器ケアもできるのが一番の魅力です。
3.ファーマーズマーケットで買い物をしましょう
オーガニック農家さんから直接購入するメリットは、
・鮮度が高い
・価格が安い
そしてなんといっても生産者さんの顔が見えることで、お互いに信頼感が生まれ、農作物や生産者さんに対する感謝の気持ちが、消費者の心に芽生えること。 東京では青山で毎週末開催されている、Farmer’s Market @ UNUが若い世代の方を中心に人気を集めていますね。
Part.2に続きます♩
レシピ/マクロビオティック料理教室G-veggie はりまや 佳子
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ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。 2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。2012年キレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年本オーガニックライフ協会を設立。
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ
*マクロビオティック・キレイ料理教室G-veggieのレシピ本です。 詳しくは画像をクリック。
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