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まめ知識 2018.01.28

1月の誕生石『ガーネットのコト』〜睦月の暮らし〜

誕生石は、12の生まれ月にちなんで決められた宝石。身につけると、幸運が訪れると信じられているそうですよ。それぞれの宝石には、どんなものがあるのでしょうか?

1月の誕生石は、「ガーネット」。
ガーネットは和名で「鉄礬柘榴石(てつばんざくろいし)」とも呼ばれる深い赤色が一般的な宝石です。

ガーネットの名前の由来は?

ガーネットという名前は、ラテン語の「種」を意味する「ガラナイツ」に由来しています。和名の「鉄礬」とは、鉄とアルミニウムが主成分であることを表しているのだそうですよ。主な原産地はインドやケニヤ、マダガスカル等です。
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ガーネットの持つ意味

ガーネットは「貞操」、「真実」、「友愛」、「忠実」等の意味を持っています。
ギリシャ神話では「永遠」という意味を持っていたり、その色や輝きから「火」や「光」にも関連づけられた意味合いを持つことも。柘榴の実にも似た原石から、実りの象徴ともされ、成功へと導く石、絆を結ぶ石という意味合いもあるそうです。そのためヨーロッパでは古い時代から権力者や貴族・王族のアクセサリーに用いられ、大切にされてきました。また、ヨーロッパでは自分の子どもに「忠実な人生を歩めるように」との祈りを込めて最初の宝石にガーネットを贈ることもあるといわれます。
他にも、「真実の愛」や「忠実な愛」という意味合いを込めて、恋人や家族に贈ることもあり、ガーネットが古くから愛され、様々なシーンで利用されてきた石だということがわかりますね。

実はいろんな色がある!ガーネットの種類

ガーネットには、数種類のグループがあり、通常この総称として「ガーネット」と呼んでいます。
よく目にするものは赤い色をしていますが、実は様々な色があります。
これらは結晶の構造が同じでも化学成分や物性等が違うことで現れる色です。科学的な処理や加熱をせずともそれ自体が色を持っていて美しい、貴重な宝石ともいえますね。
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ガーネットと聞いて一番最初に思い浮かぶ赤い色のものは、「アルマンディンガーネット」です。一番多く市場に出回っており、それほど価値が高くはありませんが、大きく存在感のあるものもあります。
色が深い赤色のものは大きくなると、その色の濃さゆえに透明感がなくなることもあり、より美しく見えるようにと「カーバンクル」という研磨技法が考えられました。この技法はカボションに研磨した石の底部をくり抜くことで薄くし、透明に見えるようにしようとした技法ですが、この意味が転じて丸く加工されたものの総称をカーバンクルと呼ぶようになりました。

他にも、シャンパンゴールドのような淡いオレンジ色から琥珀色のようなニュアンスのシャンパンガーネット、強い光を放つ赤橙色のマンダリンガーネットなど、一見すると「これがガーネット?」と思うほど新たな発見があります。
非常に珍しいガーネットといえば「デマントイドガーネット」や「カラーチェンジガーネット」、「マリガーネット」ではないでしょうか。
デマントイドガーネットはロシアのウラル山脈で発掘されるもので、非常に珍しい宝石の一つとされています。ダイヤモンドのような輝きを持った緑色のガーネットで、発掘された当初はエメラルドだと考えられていました。
カラーチェンジガーネットはアレキサンドライトのように日光の下と白熱光の下で色が違って見えるガーネットです。この色の変化が起こるのはカラーチェンジガーネット中に含まれるバナジウムの量によるものとされ、クロミウムやマンガンといった物質も影響を与えるといわれます。
マリガーネットは1994年頃に見つかったばかりのガーネットで、マリ共和国で採掘されます。非常に手に入りにくく、色も明るい黄色がかった緑色という、何とも魅惑的な色に輝く宝石です。

魅力的な意味をたくさん持っているガーネット。
1月の誕生石でもあることから、1月生まれの方には特に強いパワーがあると考えられています。
希少な種類のガーネットは手に入れにくいかもしれませんが、ぜひともコレクションしてみたいものですね。自分の好きな色のガーネットを探してみてはいかがでしょうか?

記事/ケノコト編集部

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