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まめ知識 2018.02.01

「旬花」古くから親しまれてきた早春の花『梅』〜如月の暮らし〜

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冬の花を代表する梅。まだまだ寒い時期に楽しめる可憐な梅の花に、春の訪れを感じますね。
梅はバラ科の植物で、花や香り・枝ぶり等を観賞する目的である「花梅」と、果実を収穫することが目的の「実梅」があります。そんな梅にはどのような由来があり、どのような特徴を持っているのでしょうか。

梅の名前の由来と花言葉

梅の名前の由来は中国の漢方薬である「鳥梅(うばい)」からきているという説や、中国語の発音が転じたという説などがあり、正確なものはわかっていないのだとか。
花言葉は「高潔」、「忠実」、「忍耐」等です。「忠実」という花言葉は菅原道真が左遷されたときに自宅の梅を歌に詠み、梅も道真を慕っていて一夜で飛んできたという逸話が由来しているのだそうですよ。また、白い梅の花には「気品」という上品な花姿にちなんだ花言葉もあります。

梅の原産地と伝来

梅は中国の中部が原産で日本に伝来したのは奈良時代より前だといわれ、古くから人々に親しまれてきました。『万葉集』でも多くの歌が詠まれ、桜よりも親しまれていた時期もあるそうですよ。

色も形も様々な梅の種類

花の咲く時期は花梅で12月〜3月頃で、実梅の場合は少し遅めの4月下旬〜5月上旬といわれます。
観賞用の花梅にも様々な品種があり、花色も紅色から薄いピンク、白等があります。八重咲きのものもあり、ぜひとも育ててみたい品種ですね。
実梅にも実の大小で様々な品種があります。中には美しい花と良い実を収穫できる素晴らしいものもあるようです。実の収穫期は5月中旬から7月中旬頃になるそうですよ。
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実は簡単?梅の育て方

梅は耐寒性・耐暑性の強い植物なので比較的簡単に育てることができ、鉢植えにして形を整えたり、庭に植えて大きく育てたりという楽しみ方ができます。
日当たりがよい場所を好み、水はけをよくして肥料をしっかりと施すことが大切です。植えつけてから2年程までは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、それ以降は夏の雨が少ない時や土の乾燥が酷いときに適宜与えます。
花梅で庭に植えた場合は12月~1月頃に有機質肥料の寒肥(かんごえ)を与え、鉢植えの場合は開花後に化成肥料の追肥をするようにします。寒肥とは寒いときに与える肥料で、土の中で徐々に分解されて春の成長期に効き目をあらわすのだとか。そのため、有機質肥料を株元に与えるのがよいとされます。

実梅の場合は、ほとんどが庭等に地植えが多いです。苗の状態で購入して植え付けた場合、収穫できるようになるまで3〜4年かかります。実を収穫した後、7月頃に有機質の肥料か速効性のある化成肥料を元肥(もとごえ)として与えておき、実が多かった場合は4月に再び速効性の化成肥料を与えましょう。
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実梅は1本で結実するのが難しい?

梅は「自家不結実性」という性質を持っている品種がほとんどです。これは「自分と同じ品種の花粉では受粉しない」という性質です。
そのため実梅として実る果実も楽しむ目的があれば、1品種だけでなく2品種以上を植える必要があります。受粉が安定して行われることも考慮し、開花期が長く保たれるように品種を選びましょう。中には同じ品種の花粉でも結実しやすい品種や、ある一定の品種以外ではほとんど結実しない現象があらわれる品種もあるそうですよ。

大切に適切な手入れをすれば、もともと寿命の長い樹木なので長く楽しむことのできる梅。
この機会に自宅で梅鑑賞を楽しむために、育ててみませんか?

記事/ケノコト編集部

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