
子どもと一緒に楽しむ食卓『ひな祭りを通して「和」に触れる』
目次
3月の「上巳の節句」は、江戸時代以降「ひな祭り」として、女の子の健やかなる成長を祝う日となりました。「ひいな(ひな)」とは小さく愛らしいものをさす言葉です。女の子のお子さんがいるご家庭ではひな壇を飾り、ひな祭りを楽しむ方が多いと思いますが、ひな祭りのお祝いの準備を通して、親子で「和」に触れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は身近なものを使って、親子で簡単に楽しめるコツについてご紹介します。
型抜きを活用してみましょう!
100円ショップでも気軽に購入できるステンレス製の抜き型は、おやつ作りだけでなく、煮物を少し華やかに見せる、にんじんを梅の花の形に飾り切りしたねじり梅を加えたいときにも便利です。見かけたときに購入しておくと、季節の行事や家族のお祝いの食卓のときに重宝します。
ひな祭りの食卓にちらし寿司を作る方も多いと思います。そのようなときには、ご飯を飾り抜きする木型も役立ちます。ご飯をつめて上から抑えるだけなので、子どもでも簡単に使うことができますよ。こちらの木型は木曽ひのきを使用しているので、使うたびに檜の良い香りがします。めでたいお祝いの席に華やかさを添えることはもちろんですが、子どもと一緒に食卓の準備をしながら、ひょうたんは「日本書紀にもでてくるのよ」とか「檜の香りって、ホッとする香りね」というように、親子で「和」に触れる豊かな時間になると思います。これからの時期、梅や桜の抜型もおすすめです。
和紙をうまく利用しましょう!
テーブルクロス代わりに使用しているのは、100円ショップや文房具店などで購入できる大判の和紙です。ご自宅にある普段使いの白い食器も、和紙を使うことで簡単に「和」のコーディネートがしやすくなります。お子さんと一緒に和紙でひな人形を折り、お花を添えてハランの葉を敷いた上にのせれば、ひな祭りのお祝いテーブルが完成です。お花や和紙の色を変え、折り紙で作った兜を添えれば端午の節句にも応用できます。これなら簡単にお子さんと一緒に「食空間コーディネート」を楽しめますね。
はまぐりを活用しましょう!
楽しく美味しいひな祭りのお祝いが終わった後は、平安貴族の華やかな暮らしを思い浮かべながら、お子さんと一緒に貝合わせ遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。今回は、簡単にできる遊び方をご紹介します。
料理に使用したはまぐりの殻をよく洗い、殻の内側にお子さんが好きな絵などの印を描きます。印がついていない殻と混ぜて裏返しにし、どの殻に印がついているかを順番にあてていきます。とてもシンプルな遊びですが、親子で過ごす食後の時間は、お子さんにとって良き思い出となることと思います。
ほんの一工夫で食卓が華やかになり、思い出に残る特別な時間になるものです。季節のイベントを活用して、お子さんと一緒に日本の文化や和に触れる機会をぜひつくってみてくださいね。
記事/食空間コーディネーター 齋藤みずほ
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