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まめ知識 2018.02.13

始まりは古代ローマから!?『知っておきたいバレンタインのコト』〜暮らしの歳時記〜

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年中行事としてすっかり定着している日本のバレンタイン。殉教したバレンタイン司祭の云われは有名になりましたが、ローマ人達の豊穣のお祭りも起源の一つと考えられています。そんなバレンタインの始まりはどんな出来事だったのでしょうか?外国でのバレンタインのお祝いの様子などについてもお話します。

2月14日は殉教したバレンタイン司祭の死を悼む日だった

バレンタインデー」の名前の由来とされる人物、バレンタイン司祭。この人は3世紀頃のローマでカトリックの司祭だった人物です。当時のローマ皇帝のクラウディウス帝は強兵策の一つとして若い兵士の結婚を禁じました。妻子がいてはいざという時命を惜しんで戦えなくなる、という考えからのようです。バレンタイン司祭はそれに反対し、結婚を望む恋人達をこっそりと結婚させて自宅の庭の花を贈って祝福したのだとか。それが皇帝に知れ、処刑されてしまうのです。古代ローマではキリスト教は迫害を受けていました。そのため、最初期はバレンタイン司祭が殺された2月14日は愛を交わす日ではなく、その死を悼む行事として扱われていたのだそうですよ。
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豊穣のお祭り、ルペルカーリア。それが愛の日に

バレンタイン司祭の殉教とは別に、ローマには2月13日〜15日の間を「ルペルカーリア」という豊穣を祈る祭りに当てていました。ルペルクスという神に仕える神官が、神への供物としてヤギと犬を犠牲にして捧げ、そのヤギの皮で作ったムチで打たれると子宝に恵まれると言われていたのだとか。その祭りの中で、独身の女性が名前を書いた紙をツボに入れてそれを独身の男性が引くというおみくじイベントがあり、くじで当たった相手とお付き合いを始めたのだそうです。一種のお見合いイベントだったのですね。

このお祭りは後に廃止されるのですが、このような男女の出会いイベントと恋人達を結婚させたバレンタイン司祭の殉教が結びついて2月14日が「愛の日」という風に扱われるようになった説もあるのだそうですよ。

バレンタインと言えば…女性から男性への告白の始まりは?

バレンタイン司祭はカトリックの司祭だったので、バレンタインはキリスト教でもカトリック由来となります。カトリックの方では「女性から男性に愛を告げても良い」という形ではなく、「この日に未婚の男女が恋人を選ぶと幸せになれる」という縁起の良い日という扱いのようです。

女性から男性に告白するというスタイルの発祥はイギリスのようです。ちなみに日本でのバレンタインの発祥地は神戸とされています。1936年(昭和11年)に神戸にあるお菓子屋さんの「モロゾフ」が日本在住の外国人向けにバレンタインの広告を出した事が理由として挙げられるのだとか。

日本での本格的なバレンタインのイベント化は昭和30年頃。1958年(昭和33年)2月にメリーチョコレートが新宿・伊勢丹でバレンタインセールを行いましたが、まだこの頃は殆ど売れなかったそうですよ。昭和三十年代後半頃から森永などもバレンタイン商戦に参加を始め、ハート型のチョコレートが登場します。そして現代のバレンタインへと続いているのです。
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義理チョコはなし!?世界のバレンタイン事情

アメリカの場合、バレンタインは好きな人へ告白するチャンスの日ではなく、カップルや夫婦が愛を確かめ合う意味合いが強く、男女どちらからも互いの愛情を確かめ合う日なのだそうです。学校ではダンスパーティーが開かれたりするらしく、とても楽しそうですね。当然ながら日本式の「お世話になっています」という意味で渡す義理チョコはありません!

2月14日はそろそろ冬が終わり、小鳥が囀る時期でもありますので春の到来を祝う気持ちからもイベントが出来て行ったのかもしれません。かつては親子で愛のある教訓と感謝を綴ったカードの交換が行われていた事もあるそうですよ。

日本のバレンタインはカップルのイベントのイメージが強いですが親子で手紙を交換し合ったり、チョコをつまみながら食後のお茶を楽しんで、家族と過ごす幸せを確かめ合ってもいいかもしれませんね。

記事/ケノコト編集部

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