
子どもと一緒にしませんか?親子でおそうじのメリットと楽しみ方
目次
そうじによる教育効果をご存知ですか?
普段何気なくしているおそうじかもしれませんが、子どもとすることによるメリットが実はたくさんあります。
親子そうじのすすめ
1.公共心が身につく
一緒にそうじをすることで、汚れは自然にとれるものではないということを知ることができます。そうすれば、そうじをする人のことを考え、できるだけ汚さないようになります。自分が汚してしまったときも、「自分のことは自分でやる」といった自立心を養うことができます。
2.なくし物や忘れ物が減る
いらないものが多いと、使うものを見つけることがむずかしくなります。
そうすると、学校にもっていくものの準備に時間がかかったり、忘れ物をしがちです。きちんと整理をすると、そういったことが減り、準備を楽しめるようになります。
3.集中力、作業効率アップ
身の回りのそうじをすることによって、心が落ち着き、あらゆることを確実に、すばやくできるようになります。
4.責任感が養われる
そうじは家事のひとつです。家事は家庭のなかで大切であり、必要なこと。その家事をいっしょに行うと、家庭の一員であるという自覚から責任感が生まれます。
5.“こころの整理”ができる
そうじをすると気分もすっきりした、という経験を一度はしていると思います。
これには根拠があります。例えばぞうきんでふく、という反復動作を続けていると、気分を調整するセロトニンが増え、脳の中が鎮静化し、ストレスも減ることがわかっています。また片付けには脳の刺激、活性化作用があり、前向きな気分になれるのです。
こういった学びがあるからこそ、日本では学校でも清掃を教育の一環として取り入れています。
そんな良いところがたくさんの掃除を、親子でたのしく簡単にする方法です。
親子でおそうじの楽しみ方とおそうじのコツ
<お風呂>
お風呂は水遊び感覚ででき、もっとも一緒に楽しみやすいそうじ場所です。
ぬれてもいい格好に親子で着替えて始めましょう。
1.まずは浴室の汚れ探し。「どこが汚いかわかるかな?」と声をかけながら行います。浴槽の汚れは触ることで子供でもすぐ気付けるはずです。小物類の汚れや排水溝のゴミはわかりにくいので、ヒントを出しながら進めましょう
2.見落とした場所を一緒に確認します。いすや洗面器の裏側は見落としがちな部分です
3.汚れがわかったらおそうじ開始、洗剤をつけ、スポンジで円を書くようにしてこすります。
4.力が入りにくく落ちない部分はサポートしてあげます。
5.水でしっかり洗い流します。流し忘れがないよう念入りに。
6.流し終えたら、汚れていた場所を触ってもらい、音を確認します。キュッキュと良い音がすればOK!!「つるつるだね~上手にできたね!」「ピカピカだよ、きもちいいね!」
といった言葉をかけてあげましょう。
<窓ガラス>
窓はきれいになったことがわかりやすく、達成感を得やすい場所です。
1.新聞紙を4分の1の大きさに切って、たくさん準備しておきます。
2.ぬれタオルでガラス面をふきます
3.新聞紙を両手に1枚ずつわしづかみにして軽く丸め、両手でくるくるとガラスを丸く磨いてもらいます。
4.窓をいろんな角度からいっしょにみます。すると残った汚い部分がわかります。
5.もう一度いっしょに、残った汚れをきれいにすれば完了です。
どんなお掃除箇所でも、子どもと行う場合達成感や感謝の言葉が重要です。
短時間でできること、失敗してもしからないこと、いっしょにやってみようという気持ちを大事にし、できたあとは大げさにほめることが、次もがんばろうと思う気持ちにつながります。
「子どもも安心 環境にやさしいナチュラル洗剤の作り方」もあわせて、親子いっしょにお家をピカピカにしてみませんか?
文/株式会社nokoso 田原 祐梨
株式会社nokosoホームページ
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