作るコト作るコト
料理 2021.03.02

アンチエイジングの強い味方!『黒豆きなこのホットプリン』

コンビニやスーパーで気軽に買うことが出来るプリンは、大人も子供も大好きなスイーツのひとつですよね。

私が子供の頃の昭和30年代には、即席食品ブームに乗って登場したインスタントプリン『プリンミクス(ハウス食品)』と『ママプリン(ライオン)』という粉末プリンがあり、牛乳を混ぜて冷蔵庫で冷やすとプリンができるという商品が大ヒット!! 本来のカスタード・プディングとは全く違うものでしたが、多くの子供の心を鷲掴みにしました。
プッチンプリン
その後、1972年(昭和42年)に「プッチンプリン(グリコ)」が売り出された時には、家でつくらなくても美味しいプリンが手軽に食べられる!!と夢中になったのを覚えています。

そして日本のプリンは1993年(平成5年)に『なめらかプリン』の時代へと移り変わり、これまでのプリンには無い、クリーミーな食感のものが人気を集めるようになりました。

2004年(平成16年)「瓶プリンブーム」。
2007年(平成19年)「濃厚プリンブーム」。

そして現在は「コンビニプリン」が大ブーム。各コンビニとも次々と新商品を投入し、消費者、特に若い女子に人気を博していますが…
容器をよく見てみると「プリン」という表記と「プディング」という表記があるようなので、この違いは一体なんなんだろうと疑問に思ったので、さっそく調べてみました。

プリンとプディングの違い

プリンというのは甘く、カスタードを使ったスイーツのこと。 一方、プディングは小麦粉や卵、牛乳、香辛料を使って作られる『蒸し料理』のことで、発祥の地はイギリスだそうです。
私たちはプリンと聞けば甘いプルプルしたデザートを想像しますが、イギリスではスイーツだけではなく伝統的な料理のことも指すそうです。
プリン

甘くてプルプルなプリンはとっても魅力的なスイーツですが、卵と砂糖と乳製品がたっぷり含まれているうえに、コンビニプリンには食品添加物も入っているので、ダイエットや健康を考えると、ちょっと… という方に、簡単にできて美容に役立つプリンを今日はご紹介いたしますね。

『黒豆きなこのホットプリン』材料(4人前)

黒豆きなこ

40g

吉野本葛

40g

300ml

甜菜糖

40g

甘酒

大さじ4

少々

(飾り用)

ラズベリー

4個

レーズン

8粒

くるみ

1個

ミントの葉

少々

『黒豆きなこのホットプリン』作り方

1.吉野本葛に水(分量内)を入れ、よく溶かす
2.鍋に1、黒豆きなこ、てんさい糖、甘酒、塩、残りの水を入れ、ハンドミキサーで攪拌する
3.中火にかけ、粘りが出るまで木ベラで混ぜ続ける
4.3をスプーンで器に入れ、飾りつけをしたら出来上がり!!

オーガニック料理ソムリエが教える『黒豆きなこのホットプリン』を美味しくつくるコツ

冬は葛を使ってホットに仕上げましたが、夏は寒天をつかって冷やしてお召し上がりください
黒豆きな粉の代わりに、抹茶やココアにしても美味しいです♪
180223黒豆650

【黒豆の魅力】

黒豆は大豆の品種のひとつで、「黒大豆」や「ぶどう豆」とも呼ばれています。 大豆に含まれているイソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」と似た化学構造と働きをすることで、アンチエイジング効果が期待されると脚光を浴びていますね。
私たち女性は加齢とともにエストロゲンの分泌量が減少し、やがて更年期、閉経を迎え、それに伴い「更年期障害」と呼ばれる体と心のトラブルがみられることがありますが、大豆の摂取量を増やすことで、大豆イソフラボンがエストロゲンの不足を補い、そのトラブルを予防してくれるそうです。美と健康を目指す女性から絶大な支持を得ているのも納得です。
また「黒豆」は、マクロビオティックの観点では、大豆の力で「肺と大腸」を養い、黒い色で「腎臓・膀胱・生殖器(子宮や卵巣)」を養うパワフルなお豆として、冬の寒い時期に、積極的に召し上がっていただくことをおススメしています。

【吉野本葛(葛粉)の魅力】

葛の根は「葛根」という有名な漢方薬で、体の冷えに効くことから風邪薬の特効薬「葛根湯」として古くから利用されています。マクロビオティックでは食物の中で体を温める力が一番強い「陽性食品」といわれていて、冬場の料理のとろみつけやお菓子作りに欠かせない食材の一つです。奈良の吉野本葛が有名ですが、日本の最大の産地は鹿児島県。ただ、掘る方の高齢化や資源の減少でとても貴重なものとなっています。
また、丁寧に精製されてできる葛粉は、100㎏の葛根からたったの7㎏しかとれないため高価ですが、体を芯から温め元気にする力がありますので、冷え性の方にはおススメの食材です。

黒豆と葛を使ったこのプリンは、美味しく食べながら心と体を温め元気にしてくれる、ヘルシースイーツの決定版!! 白い砂糖のかわりに甜菜糖と甘酒を使っているので。シュガーフリー中の方にもおススメですので、是非、手軽につくってみてくださいね♪

記事・レシピ/オーガニック料理教室G-veggie はりまや 佳子

オーガニックについてもっと知りたい方はこちら

ならいごと800
ライタープロフィール
1963年東京生まれ、大田区在住。
武蔵野女子大学(現武蔵野大学)短期大学部家政科卒。建設会社受付嬢、英会話学校マネジャー、船井総合研究所勤務、10年前からマクロビオティックを実践し始める。2005年に退職後、米国クシ・インスティテュートに留学し、キャリアトレーニングプログラム・レベルⅢを卒業。インストラクターの資格を取得。 2006年3月に大田区にてマクロビオティック料理教室G-veggie(ジィ・ベジィ)を立ち上げ、現在10年目を迎える。2012年キレイ料理レストラン&スクール「G&V」を東銀座にオープン。2015年本オーガニックライフ協会を設立。
hamariya
『オーガニック大好き!はりまや佳子』ブログ
レシピ本
*オーガニック料理教室G-veggieのレシピ本です。 詳しくは画像をクリック。

その他のおすすめ記事

食物繊維たっぷり!優しい甘さ『さつまいものトリュフ』

食物繊維たっぷり!優しい甘さ『さつまいものトリュフ』

便秘改善・冷え性に!栄養満点かぼちゃスイーツ『パンプキンモンブラン風パフェ』

便秘改善・冷え性に!栄養満点かぼちゃスイーツ『パンプキンモンブラン風パフェ』

乳製品不使用でとろっと美味しい『甘酒ソフトヨーグルト』

乳製品不使用でとろっと美味しい『甘酒ソフトヨーグルト』

コメント

人気の記事

2021.07.25

ゴロゴロとうもろこしを楽しむ『香ばし醤油のコーンバター』

2021.07.24

ルーもややこしいスパイスも必要なし!『ズッキーニとナスのカレースープ』

2021.07.23

夏の暑さも疲れを吹き飛ばす!『夏のさっぱり巻きずし』

2021.07.22

ご飯がすすむ!食べる手が止まらない『ニラナス炒め』

2021.07.22

1品で大満足!『納豆キムチ豆乳そうめん』

2021.07.20

韓国フルーツを食事で楽しもう『チャメと生ハムの前菜』

2021.07.18

たっぷりのディルを使って作る、おいしい保存食『ディルバター』

2021.07.12

ご飯がすすむ『なすのお漬物』

2021.07.12

夏バテ解消に、お酢で元気に!『むね肉の揚げない南蛮漬け』

2021.07.06

夏のエナジードリンクに『自家製 赤紫蘇シロップ』

編集部おすすめ記事

2021.07.26

ズッキーニをたっぷり食べる『ズッキーニとスモークサーモンのサラダ』

2021.07.25

やみつき!『キムチと長芋の和え物 鰹風味』

2021.07.21

今が旬!丸ごと食べられる「ししとう」を破裂させない下処理方法

2021.07.20

韓国フルーツを食事で楽しもう『チャメと生ハムの前菜』

2021.07.20

腸活にオススメ!『キムチとゴボウのサラダ』

2021.07.19

甘酸っぱい旬の果実で『プラムのクラフティ』

2021.07.18

カルダモンホールで作る『チャイプリン』

2021.07.15

栄養たっぷり!ラム肉を手軽に味わう常備菜『ラム肉の甘辛炒め』

2021.07.13

さっぱとクリーミィなソースに♪『味噌とヨーグルトのタラコパスタ』

2021.07.10

料理にあわせて切り方を変えよう!栄養満点ピーマンをもっとおいしく!

月間人気記事

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2021.03.08

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2021.06.28

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「オクラ」の常備菜』

2021.06.05

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2020.09.20

似ているようで違う『羊羹』『水羊羹』『ういろう』の食感と材料

2020.06.15

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2020.09.01

真っ青な夏の空に映えるもくもく大きな雲『夏の雲のお話』