
「もったいない」と思うコトはありませんか?日本の企業が取り組むコト
目次
日本には数えられない程たくさんの企業があります。
そのなかでも今回は、“もったいない”を意識して、食品ロスの削減に取り組んでいる企業をご紹介します。
「まだ食べられるのになぁ…」と身近で思うコトはありませんか。
例えば賞味期限も問題ないのに、店員さんが回収している光景を見たことある方もいらっしゃると思います。
農林水産省の統計によると、日本国内の食品ロスは年間約500〜800万トン。
これは日本のお米の年間収穫量が850万トン(平成24年)に匹敵するぐらいの量です。
東京ドームで換算するとおおよそ14〜15個分の量。
今では個人から企業まで様々なところで様々な取り組みが行われています。
一部をの事例をご紹介します。
企業の食品ロス削減取り組み事例
1.女性パートの一声から始まった食品の有効活用
大手スーパーの西友。
食品ロスの削減を始めるきっかけとなったのは、パート女性の「まだ食べられる食品を捨てるのは、もったいない」という声だったそうです。
パック入り豆腐なら、豆腐を取り出し容器と分けて廃棄する必要がありますよね。
こうした作業の多くはパートの女性が担っており、食べ物を粗末に扱うことが心理的負担になっていたとの事でした。
これをきっかけに、賞味期限・消費期限ギリギリのため各店舗で廃棄していた商品を、生活困窮者や福祉施設に配給する団体「セカンドハーベスト・ジャパン」に寄付し、生活困窮者などに寄付するという取り組みをしています。
2.ふだんの生活から「もったいない」が実践できるように
555の企業や消費者団体が加盟する団体、国民生活産業・消費者団体連合会。
この連合会の取り組みの一つとして、「もったいないゼロプロジェクト」があります。
身近な『もったいない』がすぐにわかる、「もったいない自己診断テスト」というものがあります。
ふだんの生活の中でどれだけ食材を無駄にしてしまうリスクが低いかをはかるためのテストです。
ゼロに近いほど「もったいない」を実践しているというもので、診断後は無駄にしないためのポイントも教えてくれます。
平均のもったいない率は44%。
問題を見ると、お財布のためにも気を付けたほうが良いなぁと思うコトや意外に知らないコトがあったりします。
その他にも「もったいないゼロHOW TO集」、「レシピサイト集」もあるので、ぜひご覧になってみて下さいね。
学生の取り組み「もったいない」を考えるイベント『世界食料デーフェスティバル』
10月16日、国連が定めた「世界食料デー」という日があるのはご存知ですか。
世界の食料問題について考える日として制定されています。
世界というと遠いように感じますが、実はとっても身近なコト。
家庭での食品ロスは全体の約半数にあたる年間200万トン~400万トンと言われています。
ふだんできるコトから始めるだけでも減らすことができるんですね。
そういった「食料」について考えるきっかけとなるようなイベントが『世界食料デーフェスティバル』です。
「問題」というと難しく考えがちですが、「楽しむ」というコトも大切にしているそうです。
実行委員会メンバーは学生団体が主体となって活動しています。
もっと世の中のためになるコトをしたいと立ち上がった学生たちが考える「世界食料デー」とは。
『世界食料デーフェスティバル2015』イベント詳細
日時 :10月18日(日)10:30-17:00(雨天決行)
場所 :葛西臨海公園
入場料:無料
『世界食料デーフェスティバル』ホームページ
『世界食料デーフェスティバル』Facebookページ
文/世界食料デー実行委員会
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