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ファッション 2018.03.13

着物はじめてさんの知りたいコト『お彼岸にチェックしたい和装の喪服その2』

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春のお彼岸シーズンを迎えます。気候が安定した頃合いでお彼岸と合わせて法事が行われたりする事も多い時期ですね。仏事回りのフォーマルの他、和装に関わる物を点検する良い機会です。

仏事に欠かせない念珠(数珠)とその意味

お彼岸にお墓参りやお仏壇参りする時は、和装でなくとも必要になる事が多い念珠(数珠)
念珠も数珠も若干意味合いは違いますが同じ物です。お寺の宗派によって決まっている数珠(本式数珠)と宗派に関わりなく使える「略式数珠」があります。お付き合いで行く葬儀やお参りの場合は略式数珠でもよいそうですよ。できればお家の宗派に合わせて本式数珠を持つのが良いのですが現在では略式数珠を使っている方が大半だそうです。

ただ、注意したいのが数珠は本来1人1人専用の物を持つのが正しいとされています。数珠によって持ち主と御仏の縁を繋ぐとされているのだそうですよ。もし「家にあった物を適当に使っている」「おばあちゃんの物を借りている」という事であれば自分専用の物を持つ事をおすすめします。
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数珠の買い方、処分の仕方、修理するには

数珠が欲しいと思った場合、本式数珠の場合はまず自分の家のお寺の宗派を調べて、専門店や仏具店に相談するのがベストです。Webショップでも本式数珠を扱っているお店は多くありますので宗派、予算と男性用か女性用かなどを伝えて見積もりしてもらうとよいでしょう。
お店で買うほか、「授与品」として数珠を取り扱っているお寺もあります。注意したいのはお寺の授与品でも数珠としては使えないブレスレットタイプの「腕数珠」である事がありますので、購入する場合は房がついている物を選びます。わからない場合は「お仏壇参りなど、仏事に使える物か」という事を確認して購入してください。また、最近ではFaxやEメールなどで注文すると代引き決済を利用して数珠を送ってもらえるお寺もあります。

亡くなった家族の数珠がお仏壇に残っていて困っている場合などは「数珠供養」に出されるのがおすすめです。数珠の販売店が取り次ぎして下さる所もありますし、京都の赤山禅院では毎年11月23日に数珠供養を行う際、供養料を添えた郵送でも受け付けてもらえるようですよ。

珠数供養|京都珠数製造卸協同組合
詳しくはこちら

また、数珠が切れる事がありますが、縁起が悪い事ではないので珠が揃っていれば修理して再び使う事ができます。この場合もやはり仏具店や数珠の専門店に持ち込んで相談してみて下さいね。

必要な時に困った事になりがちな草履と和装バッグ

仏事で起きやすいトラブルがあるのですが、ご存知でしょうか?
和装で仏事に参列する機会が少ない人が多く、知らない人も多いのですが、「草履の底剥がれ」が起きやすいのです。草履は安い物ならもちろん、そこそこのお値段の物でも作られてから何年も経つと劣化して底がダメになってしまう事が多いのです。特に仏事の草履はしまい込まれたままで見た目が綺麗な物が多いので、いざ必要になっても履くまでわからない事が多いのですが、突然底がめくれてしまうケースがあります。もし仏事用の草履をお持ちの方はやはりお彼岸など、気候のいい時期に出して見て状態をチェックする事をおすすめします。特に、底に大きなステープラーの針が打ち込まれた感じの物の場合、このタイプの耐用年数はかなり短いと思った方が良いと思います。
ちなみに、もし草履がダメになっていたのに気付いたのが葬儀当日だった場合などは、草履だけ用意してもらえるケースが殆どですので慌てずに葬儀屋さんに相談してみましょう。ただしレタンルの物はあまり高級感がない物である事も珍しくありませんので高級な喪服との釣り合いが取れない…という事もあります。
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もう一点が、ブラックフォーマルのバッグのトラブルです。あまり使わないので必要になって出して見たら気がつかなかった汚れにカビが生えて白いシミが出来ていたり、うっかり入れっぱなしにしていた物のせいで中が汚れていたり…という事もあります。
また、フォーマルバッグは小さい物が多いのですが数珠に傷がつきやすいので「数珠袋」を持っておくと数珠の保護にもなりますし、見た感じも素敵です。数珠袋は金襴の豪華な物もありますが、ちりめん素材に刺繍の入ったかわいらしい物もあります。大きなお寺では綺麗な織の布の物がお土産物になっている事もありますのでチェックしてみるのも楽しいですよ。
フォーマルバッグも痛みがあったりくたびれたりしていたら買い換えするなど、持ち物チェックの習慣を年中行事に入れておくといざという時慌てなくて済み、安心ですね。

記事/ケノコト編集部

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