知るコト知るコト

ケノコト独自の視点から、様々な人や場所、物を取材して、WEBをはじめとする色々な場所で公開します。

教育・子育て 2018.04.13

親力アップ『子どものストレスを早めにキャッチする』

LINEで送る
Pocket

5月は新しい環境、生活リズムの疲れが出やすい時期です。とくに小さいお子さんは、環境によるストレスにうまく対処できないことがあります。親としてどのようなことに気を配り、子どもをサポートしたらよいのか悩むこともありますよね。
朝、なかなか起きられない、なんとなく身体がだるいなど、身体的な症状が出るお子さんもいます。そのような様子にイライラしたり、やみくもに心配しすぎたりしてしまうと、子どものストレスサインを見逃してしまうかもしれません。今回は、『子どものストレスを早めにキャッチする』コツについてご紹介します。

1.ストレスを知り、『ストレスに気づくアンテナ』を立てる!

「ストレス」と聞くと、辛いことに起因すると考える人も多いと思いますが、嬉しいことでもストレスは発生します。ストレスとは、“外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態”のことであり、日常生活のなかにあるさまざまな変化により引き起こされます。つまり、進学や進級といった、親にとって喜ばしい出来事もストレスの原因になる場合があります。子どもはストレスを感じたとしても、それをうまく伝えることができないことがあるので、親として気づいてあげたいものです。ストレスは、すべて辛いことによって起きると誤解していると、子どものストレスサインを見逃すことになります。新しいことが始まる時期は、誰でもストレスが起きやすいという意識を持ち、子どものストレスに早めに気づくことができるようアンテナを立てましょう。
pic3

2.子どもに関する情報を知り、『知識』としてストックする!

朝起こしてもなかなか起きられない、なんとなく身体がだるそうという状態が続いている場合、単に疲れているのか、それとも何かサポートが必要なことなのかを見極めることが大切です。

日本小児医学会の発表によると、軽度のものを含め、起立性調節障害に悩んでいる子どもが、小学生の約5%、中学生の約10%、10人に1人はいると言われています。起立性調節障害(OD : Orthostatic Dysregulation)の症状として、朝なかなか起きることができない、たちくらみ、身体が重くてだるい、頭痛、立っていると気分が悪くなる、などが挙げられます。一日中ゴロゴロしていたり、午後になると元気になったりする場合があるため、ただの疲れと見過ごされることも。朝起きられないので、不登校になるケースも多くなっています。親として子どもに関する情報をまずは知り、正しく理解し、『知識』をストックしておくことで、急な変化を見逃すことなく適切なサポートができるようになります。

3.小さな変化に気づくコツ、『観察力』を活かす!

子どもは、ストレスや気持ちの変化をうまく伝えられないことがよくあります。初めて感じるストレスであればもちろん、身体や気持ちの変化を表現するボキャブラリーが少ないからです。だからこそ、親が気づいてあげたいですよね。子どもの小さな変化に気づくコツは、落ち着いているときの状態をよく観察しておくことです。変化が小さければ小さいほど見逃してしまうことがあり、気づいたときには対処するのが大変になってしまいます。変化に早く気づくためには、変化前の状態を知っておくことが必要です。外的からの刺激が少ない時期にお子さんの様子をよく観察しておきましょう。
pic2

4.質問攻めにするのではなく、『対話する!』

今回は、子どものストレスを早めにキャッチするというテーマでお伝えしていますが、あまり神経質になってはかえって逆効果です。幼稚園や学校から帰ってくるたびに「今日は何かあった?」「大丈夫だった?」と聞かれると、子どもは何もなくてもこれから何か起きるのではないかと想像し、不安になります。日常生活の中で、子どもが自分から話しやすくする場面を増やし、ストレスを恥ずかしがらずに語り合える環境を整えていきましょう。例えば、散歩やお風呂での時間をうまく活用するのもおすすめです。「今日はこんなことがあったのよ」とお母さんやお父さんから話しだすと話しやすくなるお子さんもいます。人は相手が開示したレベルで自分も話をするので、お子さんの年齢に合わせて、緊張した話やうまくいかなかったときの話をするなど、対話してはいかがでしょうか。

文/プロフェッショナルコーチ 齋藤みずほ
ホームページはこちら
記事/ママトコタイム
12636930_10208848790483829_714750486_o
「ママトコタイム」は、小さなお子さんと一緒に美容院などに行ける無料保育サービス。
店舗が定期開催する「ママトコタイム」に子連れで来店すると、その場でプロによる保育を利用できます。
ママになったら諦めるのではなく、ママになっても『できる!』社会をめざし、家族の笑顔を増やしていく取り組みを進めています。

ママトコタイム開催店舗などの情報はこちら

ママトコタイムFacebookページ

その他のおすすめ記事

新たなステージを気持ちよくスタートする『アサーティブな会話のヒント』

新たなステージを気持ちよくスタートする『アサーティブな会話のヒント』

コーチングのプロが教える『子どもが自ら考え、行動できるようになる声かけの秘訣』

コーチングのプロが教える『子どもが自ら考え、行動できるようになる声かけの秘訣』

子どもの教育に悩むママへ『考え方の転換で変わる育児』

子どもの教育に悩むママへ『考え方の転換で変わる育児』

LINEで送る
Pocket

コメント

人気の記事

2019.07.06

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-5.こんな時なに食べる?日常的な不調への対処-

2019.07.05

優しい甘さの夏おやつ『白桃ヨーグルトアイス』

2019.07.02

季節の手しごとしませんか?『らっきょう漬け』のアレンジ2種

2019.07.01

もっと知りたい日本の郷土料理―宮崎県―『冷や汁』

2019.06.29

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-4. 献立の量-

2019.06.23

シンプルな美味しさ!手が止まらない『ハッシュドポテト』

2019.06.21

バター醤油が食欲をそそる!『ガリバタ醤油チキン』

2019.06.20

【食育のコト】魔法のジュースで夏バテ防止『赤紫蘇ジュース』はいかが?

2019.06.19

材料3つ!一度は作りたい『プリンケーキ』

2019.06.17

台所育児エッセイ「暮らしに恋して」『40 究極のお重』

編集部おすすめ記事

2019.07.04

超簡単!一度は作りたい濃厚『ガトー・テリーヌ』

2019.06.30

初夏のおかずに!具沢山の『味噌炒り豆腐』

2019.06.27

季節の草花『紫陽花のコト』魔除け・縁起物にも重宝された花

2019.06.26

日本の言葉『梅雨』にまつわる季語あれこれ

2019.06.25

まるできな粉そのもの?!『きな粉のほろほろクッキー』

2019.06.20

『茶の湯の世界へようこそ』ー5."花は野にあるように"

2019.06.12

なかなか聞きづらい『ボーナスのコト』~気になる使い道は?~

2019.06.11

ふんわり安らぐ思い出の味『マグロと茄子のみぞれ煮』

2019.06.07

季節を感じる贅沢、雨の日は『梅仕事』を始めてみませんか

2019.05.26

夏野菜レシピにランクイン!『なすと豚肉の旨炒め』

月間人気記事

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2017.04.01

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』

2018.03.31

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2017.08.23

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2018.07.01

漬けて使う・合わせて使う『梅味噌の活用レシピ』