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まめ知識 2018.05.10

5月の大切な日『母の日』感謝の心を込めて贈ろう

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日本では5月の第2日曜を「母の日」としています。あなたが初めて「母の日」を知ったのはいつでしょうか?保育園や幼稚園でお母さんへのプレゼントを作ったのが「母の日」の意味を知ったきっかけだった、という方も多いのではないでしょうか。

日本で行われている母の日はアメリカから持ち込まれた物ですが、今ではすっかり日本の風習に溶け込み、有名な祝日になっています。現在ではお母さんに対する感謝を表す日となっていますが、元々はキリスト教の風習がルーツになっている国もあり、祝日に当たるのが5月の第2日曜以外の国もあるそうですよ。

万物に感謝する「マザリングサンデー」は春の楽しみ

アメリカで現在の母の日の原型が生まれたのは20世紀の初め頃です。それまでからあった母の日はイギリスのもので、キリスト教の行事が由来になっています。イギリスの母の日の原型は「マザリングサンデー」という名前で、メイドのような住み込みの仕事をしている子供たちが春の復活祭(イースター)の頃に里帰りする物でした。復活祭の三週間前の日曜日がこの日に当たるのですが、復活祭も毎年日時が移動するためマザリングサンデーも移動祝祭日になっています。

実はマザリンクサンデーのマザリングの部分は、本来お母さん(マザー)を指すのではなく、キリスト教徒としての洗礼を受けた「母教会(マザーチャーチ)」に年に一度お参りする、という意味なのだそうです。とはいえ、年に一度だけ許された里帰りにお勤めしているお屋敷からお土産を持たせてもらい、食べ物やお下がりのドレスをお母さんに持ち帰ったり…というお楽しみ行事だったようです。やがてそれと共に感謝を記したカードやお花を贈る習慣が定着したのだとか。ちなみにマザリングサンデーの場合、プレゼントに使われる花はラッパスイセンだそうですよ。
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現在のイギリスではマザリングサンデーは感謝を記したカードや花を贈る他「シムネルケーキ」と呼ばれる特別なデコレーションをされたフルーツケーキを一緒に食べたり、お母さんのベッドルームに朝食を運んでルームサービスしたりするのだそうです。なんだか映画のワンシーンのようなプレゼントですね。

アメリカ式の母の日は「お母さんの偉業を称える」行事からスタート

所変わってアメリカ発祥の母の日は「亡くなったお母さんにカーネーションをお供えした事が始まり」とよく言われていますが、もう少し詳しく知ると、一人の女性の偉業が見えてきます。

1907年5月12日にアンナ・ジャービスというアメリカ人女性が二年前に亡くなった母親、アン・ジャービスの墓前にアンが好きだった白いカーネーションをお供えします。アンナの母親アンは「Mothers Day Work Club」というボランティア団体を運営し、当時の低い医療水準が原因で命を落とす人を減らす運動をしていたのだそうです。当時、アンの住んでいた地域は南北戦争で南軍、北軍どちらの兵士も駐屯していたため、敵味方に関係なく負傷者を助ける活動を行っていたのだとか。アンナはそんな母親を深く敬愛していたため、母アンの命日に、故人となった母親には白、生きている母親には赤いカーネーションを贈って感謝を示す祝日を制定するよう働きかけたのだそうです。
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日本で「母の日」が広まったのは戦後から

日本で初めて「母の日」の行事が行われたのは大正時代で、青山学院から母の日の礼拝が行われたそうです。その後、森永製菓が日本に「母の日」を広く紹介しましたが戦争などの影響で一般的な行事となるには至らず、戦後に5月の第2日曜日が母の日と制定されるようになりました。

現在では母の日は祝日であると同時に大きな商業イベントにもなっています。最初に母の日を発案したアンナは母の日が単なるイベントとなって行く事に対しては「ただ物を贈ればいいというものではない。感謝の気持ちを捧げないのなら母の日の意味がない」と商業的な理由から行われる事に対して否定的な立場に立っていたそうです。ちょっとドキリとさせられる言葉ですね。母の日のプレゼントを渡す時は直接、または手紙や電話で心からの感謝と共に贈りましょう。

記事/ケノコト編集部

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