
【はじめての一眼レフ】脱オートモード!プログラムモードで撮ってみよう
目次
いつもより上手に盛り付けられた料理、子どもの成長、散歩中に見つけた景色など、暮らしの中の小さな幸せを記憶だけでなく、記録としてカメラで切り撮りませんか?
今ではスマホで手軽に撮影できますが、一眼レフにはスマホのカメラ機能にはない魅力がたくさん詰まっています。
今回は普段撮るときにオートモードしか使っていなかった方におすすめな「プログラムモード」のご紹介です。
プログラムモードとは
オートモードは写真の明るさや絞り、シャッタースピード、色味などをすべてカメラが自動で設定してくれる機能です。それに対して、プログラムモードは明るさと色味が自分で変えられるので、自分好みの写真に近づけることが出来ます。カメラの「P」と書かれたダイヤルがプログラムモードです。
思い通りの明るさに「露出補正」
オートで撮ると、ときどき「もう少し明るければいいのにな」「もう少し暗ければいいのにな」と思うことはありませんか?プログラムモードなら、カメラの+/-を調節して明るさを変えることができます。これを「露出補正」といいます。
▶露出補正なし(上)と露出補正-1(下)
▶露出補正なし(上)と露出補正+2(下)
過度に補正しすぎると、白飛び(真っ白な写真)や黒つぶれ(黒くなりすぎる)の原因になるので注意してください。
色味の変化に「ホワイトバランス」
撮影した写真が「もう少し色味に変化があるといいな」と思うことはありませんか?「ホワイトバランス」を調整することで、写真に温かさや冷たさを持たせることができます。
被写体は太陽の下で見るのと、電球の下で見るのとでは色味が違って見えます。例えば、真っ白なお皿に盛られた料理も、暖色系のライトの下では全体的にオレンジっぽく見えます。
自分の理想の色に近づけるだけでなく、本来に色にするためにホワイトバランスを調整することがあります。
ホワイトバランスは「K(ケルビン)」という単位で表されており、昼間の太陽光である5200Kを基準に、数字が大きくなるほど写真の赤みが強くなり、数字が小さくなるほど写真の青みが強くなります。
ホワイトバランスは数字で細かく設定することもできますが、日陰や曇天、蛍光灯、電球などの明るさを瞬時にその色味に調整してくれる機能を使うと調整しやすい場合があります。
▶K(ケルビン)の数値を小さくして青っぽくした写真(下)
▶赤みが強い照明で黄色くオレンジに近くなってしまったおにぎりをK(ケルビン)の数字を小さくして本来の色に近づけた
「露出補正」はプログラムモードの他にも、絞り優先モードやシャッター速度優先モードでも調整することができ、「ホワイトバランス」はオートモードの以外の設定モードでも調節することができます。
オートモードからプログラムモードに変えるだけで、写真で表現できる幅がぐんと広がります。ぜひ、いろいろと調整して自分好みの写真を撮ってみてくださいね。
記事/ケノコト編集部
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