
お弁当作りのお悩み解決『覚えておきたい新しいお弁当作りのコツ』
新学期が始まって、多くの方を悩ませるのがお弁当作りではないでしょうか?それもそのはずお弁当作りは、狭いスペースに彩り良く、栄養バランス良く、かつ毎日食べても飽きがこない美味しさという、調理力の三大要素の結集体です。今回は味付けから詰め方まで、無駄を一切省いた画期的な方法をお教えします!
新お弁当作り「調理編」
1.お弁当は歯ごたえが命!
常温で長時間持ち運ばれるお弁当では、第一に清潔さが求められます。最も安心感を得られるのは、新鮮さを感じられる歯ごたえです。常温で食べた時に、べちゃっとした歯ごたえは、心意的に不安感を煽り美味しさも半減してしまいます。茹で野菜はいつもより固め、煮物も火が通ったら早めに火を止めて余熱で味を入れましょう。
2.お弁当は味付け甘さ控えめ&塩分濃いめが美味しい
人間の味覚は温度によって美味しいと感じる味が変化します。常温では甘さを最も強く感じるので、煮物や炒め物で砂糖を使用する場合は控えめにしましょう。また塩味は常温だとぼやけやすい味なので、粗熱が取れた時点で味見をし、醤油などで調整しましょう。程よい塩分はおかずの傷みを防ぐ効果もあります。
3.お弁当箱を汚さない!お弁当調理のポイント
ハンバーグやオムレツなど最後にソースやケチャップをかけたい料理は、あらかじめ具材に混ぜ込んでしまいましょう。また脂肪分の多い肉は冷えると白い脂が浮き出やすいです。脂分をよく煮落としてから詰めるか、ヒレ肉や鶏肉がお弁当向きです。
新お弁当作り「保存編」
1.お弁当カップを多用しよう!
紙やシリコンで出来たお弁当用のおかずカップを賢く使って時短しましょう。おすすめの方法はトレーにカップを数個セットし、出来たお惣菜をそのまま詰めていきます。終わったらトレーごとジップロックをかぶせて冷凍し、固まったらトレーを抜くと簡単に市販の冷凍食品の様なおかずカップが出来ます。必ず冷凍対応のものを使用して下さい。
2.セット保存で時短&見た目華やかに
メインおかずと付け合せはセットにして一緒にカップへ入れると便利です!例えばハンバーグなら茹でた人参やインゲンを添えたり、鶏の照り焼きならキャベツの千切りしたり、グラタンならブロッコリーやミックスベジタブルなどを添えれば、副菜を作る時間も省けますし、彩りも良く栄養素も格段にアップしますよ。
3.サブおかずのちょこちょこ保存で献立に迷わない
サブおかずはメインより小さめのカップで、少量を多めに作っておくと便利です。定番のきんぴら、ひじき煮、煮豆などは少しの隙間を埋めるのにとても重宝します。また晩御飯のおかずで少し残ってしまった惣菜もひと手間かけてカップで保存すれば、立派なお弁当おかずに早変わりしますよ。
新お弁当作り「並べる編」
1.前日夜の「並べ」で、朝はやることなし!
冷凍カップおかずは前日の夜にお弁当箱にぴったり収まるように並べ、そのまま蓋をして冷蔵庫で自然解凍させます。翌朝には解凍され冷えた状態になっているので、そのまま持っていっても非常に衛生的なので、これから暑くなる季節にピッタリの方法です。
2.隙間は味付け温野菜で埋める
どうしても隙間が空いてしまう時は、濃いめの塩水で固ゆでした温野菜を詰めると良いでしょう。レタスなどの葉物野菜は水分が出やすく、雑菌が繁殖しやすいです。またマリネ液につけこんだピクルスなども、お酢の殺菌効果が期待出来るほか箸休めにもなるのでおすすめです。
3.ごはんはどうする?
ごはんは炊き立ての美味しさに勝るものはありません。冷凍ごはんでも一度チンして温め、自然に冷ましてから詰めるのがベストです。早く冷ますのにおすすめなのは、大皿にラップを敷いてごはんを薄く平たく伸ばしてしばらく置いておく方法。真ん中に具を置いてラップごと握れば簡単におにぎりも出来ちゃいます。
おわりに
面倒、大変というイメージが強いお弁当作りも、実は普段の作り置きと同時並行で出来てしまうのです。時間が取れる時に作りだめしておくも良し、毎日少しずつ残ったお惣菜をストックするのも良し。「朝詰める」お弁当から、「夜並べる」お弁当へシフトチェンジしてみませんか。
記事/助家事さん
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