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食のコト 2020.01.27

形・長さ・素材!自分の手に合う『箸』を見つけよう

私たちが食事のときに最も多く使う食具が「箸」です。四角形が定番の形ですが、最近は六角形や八角形など様々な形もあります。箸の形や長さは自分に合っていますか?箸の形や長さ、素材を知って、自分の手に合った箸を見つけましょう。

箸

フィット感が大事「箸の形状」

箸の箸先に対して反対側を「頭(あたま)」と呼びます。頭の形は四角形だけではありません。自分に取って持ちやすいのはどのような形でしょうか。

三角箸

一般的な四角や丸い箸にはない独特の使い心地が特徴です。三本の指で一本の箸を持つため、ぴったりとフィットします。箸の持ち方が苦手な方でも正しい指使いが分かりやすいと好評です。

五角箸

五角の箸は、3本の指が奇数の五角に収まり、箸を持つ3本の指が自然と正しい持ち方になるといわれています。そのため、お子様の初めてのお箸としても人気です。また、ゴロ合わせで「合格箸」ともいわれているのだとか。

六角箸

多面体の箸の中でも一番持ちやすい形といわれています。六角形は鉛筆と同じ形なこともあり、手にしっくりとくる持ちなれた形なのです。

八角箸

四角の箸より持ちやすく感じる人が多いようです。それは、丸に近くて適度に角があるので滑りにくく、無駄に力が入らないからなのだとか。
また、八角箸は「八」の字から、末広がりで縁起のよい削りの箸とされているのですよ。

箸の使いやすさは「長さ」がポイント

新調した箸や飲食店で使った箸がなんだか使いにくいなぁと感じたことはありませんか?それは箸の長さが自分に合っていないから。箸を使うのに長さはとても重要なポイントとなっています。

自分の手に適した長さの目安は、親指と人さし指を直角に開いた時の親指の先と人さし指の先を結んだ距離=「一咫」(ひとあた)の1.5倍が使い易いとされています。「一咫」は身長の約1/10ともいわれているので、自分の身長(㎝)×1/10×1.5に当てはめて計算で出すこともできます。
また、子ども箸の長さは3才~7才までは年齢プラス11㎝位を目安にすると良いでしょう。

<箸の長さ目安表>
・3歳~7歳:16cm~18cm
・8歳~11歳:18cm~21cm
・12歳~17歳:24cm~26cm
・18歳以上の成人:24cm~

使いやすい箸は長さだけではなく、自分の手の特徴によっても変化します。手が厚く指が太い人は「太めの箸」、手が薄く指が細い人は「細めの箸」がおすすめです。また、高齢で握力が弱くなってくると太目で短めの箸の方が箸先に力が入りやすく楽に感じるでしょう。

手から伝わる温もり味わう「箸の素材」

箸という字に「竹かんむり」が使われているように、ねばりがあり軽く、入手し易い竹は古くから箸の素材として使われてきました。しかし、軽い箸よりも重く、硬い箸を好む方もいらっしゃることから、今ではさまざまな種類の素材があります。

繊維がすべて縦に走っていることから、非常に丈夫で箸に適した素材です。また、程よいしなりは持ちやすく、割れにくいのが特徴です。

黒檀(こくたん)

日本では古くから建材や仏具に使用されている素材です。材質は重く、硬いという特徴があります。木肌が細かく上質な素材です。

紫檀(したん)

堅く密度が高く、優れた耐久性を持つことから、家具にも使われている素材です。黒檀と同じく上質な素材といわれています。

鉄木(てつぼく)

昔から水中でも100年の耐久がある木として使われてきた木材です。材質は耐水性があり、熱に強く加工しやすく、加工後の仕上がりが良い素材です。

プラスチック

手頃な値段で、デザインのバリエーションが幅広く、食洗機に対応しているものが多いのが魅力です。箸先が滑りやすいので、箸先にすべり止めがあるものを選ぶと良いでしょう。

プラスチック箸

箸は日常的に使われているため、熱や衝撃、水分などで傷みます。こういった経年劣化に対して箸の素材そのものからダメージを肩代わりする「塗り」を施します。塗りにも様々な種類があるんですよ。

漆塗り

漆の木から採れる樹脂を使います。漆を塗ることで、表面に汚れがつきにくくなります。また、生地本来の風合いを生かしながら、独特の深みのある色合いが特徴です。急激な温度変化に強くないので、食洗機の使用は避けましょう。

ウレタン塗り

漆塗り以外の天然素材の箸はほとんどこの手法によるもので、塗り箸では最もポピュラーな手法です。漆に比べ扱いやすく、色合いがほとんど変化しません。ただし、高温にあまり強くないため食洗機の使用は避けましょう。

塗り箸

形、長さ、材質によって使い心地は異なります。箸は料理や口などに触れ、日常的に使うからこそ自分に合ったものを選びましょう。

記事/ケノコト編集部

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