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まめ知識 2018.06.21

二十四節気の暮らし方「一年で一番長い昼の日『夏至』」夏に向けてゆったりと過ごそう

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二十四節気の10番目は「夏至(げし)」です。冬の「冬至」と対になる日で、「一年で最も陽が長い日」として有名ですね。冬至の頃と比較すると日照時間の長さは5時間近くも違うそうです。いかにも夏真っ盛り、という名前ですが、実際は6月21日頃で梅雨の時期に当たる事が多く「これから本格的な夏に至る」という意味合いが正しいかもしれませんね。

太陽の恵みを享受できる時期。夏至の行事は少なめ

夏至の頃は旧来の農業では田植えの時期に当たります。昭和30年頃までは日本の米は今より暖かい気候に適した物が多く、収穫期に台風を避ける意味でも夏の直前のこの時期に田植えを行うのがベストタイミングだったそうです。

そのため、日本の農家にとって一年で忙しい時期になってしまい、夏至だからといって特別な伝統行事が行われる事はあまりないそうです。ただ、地域によって冬瓜や塩サバ、タコなどを食べて夏バテを防ぐ風習は伝わっているのだとか。

冬瓜は「冬まで持つ」事から冬瓜という名前で、6月は冬瓜の旬の始まりになります。むくみを防ぐカリウムが含まれており、体のほてりを冷ましてくれると言われています。蒸し暑い時期に向いた野菜ですので夏至の食卓に取り入れてみてはどうでしょうか。

おすすめ冬瓜レシピ

飲み干す旨さ!『えび出汁の冬瓜ひんやり煮』
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世界で大切にされている夏至のお祭り

夏至の日に日照時間が長くなる現象は北半球で起こります。地球の公転によって北半球では6月に太陽の位置が最も高くなるので日の出から日没に時間がかかるため、日が長くなるのです。このため季節が逆になる南極では冬至となって暗い時間が長くなります。(これを真冬祭/ミッドウィンターデイと呼ぶそうです)

北極圏や北欧では夏至の前後は「白夜」と呼ばれる現象が発生します。太陽が沈む位置が地平線に近いため、一晩中薄明るいままとなります。北極圏では真夜中に太陽が見えるのだとか。日本より夏と冬の変化が大きいヨーロッパの北国では夏至は大切なお祭りで、日本のお正月と同じくらいお祝いするクリスマスと同等のお祭りが行われるのだそうです。

このお祭りは夏の到来の祝いと共に男女の出会いイベントの意味合いもあり、遅くまで男女でダンスをするなどの風習もあるそうです。そのためか、ヨーロッパでは夏至にまつわる言い伝えで結婚に関する物が数多くあります。

スウェーデンやフィンランドでは夏至の日に女の子が枕元に花束(一説には七種類の花を摘んでくる)を置いて眠ると未来の夫が夢に現れるというロマンチックな伝説があります。
ギリシャではいちじくの木の下に未婚の女性の持ち物を置くという方法ですが、やはり未来の夫の姿が夢に現れると言われているのだとか。他にも焚き火を飛び越すと願いがかなう、篝火の下を男女で手をつないでくぐり抜けると永遠に結ばれるなど、伴侶に関わるジンクスが多く残っているそうです。

日本でも行われている夏至祭

日本でも夏至に祭礼が行われている所がありますが、ヨーロッパの物とは雰囲気が全く違います。三重県伊勢市の二見興玉神社は猿田彦大神縁の神社ですが、海にある夫婦岩で有名な所です。夏至の頃は鳥居でもある夫婦岩の間からご来光を拝む事ができるのですが、夏至には禊を行う祭礼が行われます。身を清める意味合いの神事ですので楽しむためのお祭りとは意味合いが大きく異なっています。

このような日本本来の神社などのお祭りはそれほどありませんが、日本の各地で北欧の夏至祭りを模したイベントが行われている地域もあります。北海道の当別町スウェーデンの夏至祭を模したパレードなどが行われているそうですよ。
また、出かけるお祭りだけでなく、陽の長い一日の締めくくりに電気を消してろうそくの明かりでゆったりとした時間を過ごし、エネルギーの事などを考える「キャンドルナイト」というスローライフ運動も行われています。

今年の夏至は6月21日です。キャンドルの明かりを見つめて忙しない毎日に一息つくのはいかがでしょうか。

記事/ケノコト編集部

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