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まめ知識 2018.07.08

見ても食べてもよし。暮らしで楽しむ『ほおずき』の魅力

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ほおずきの赤い提灯のような姿は古くから親しまれており、夏になると各地で「ほおずき祭り」が開催されますね。実は、ほおずきは見るだけでなく食べることができるんです。ご存知でしたか?
そんな食用のほおずきの特徴や観賞用のほおずきを長く楽しむコツをご紹介いたします。

ほおずきの提灯のような袋は萼(ガク)

ほおずきは3月頃芽を伸ばし、5月から6月頃に伸びた茎の各節に薄クリーム色の花を咲かせます。花が受粉すると果実と一緒に萼(ガク)も成長し、ガクは袋状に果実を包み込みます。袋状に育ったガクは緑色から8月頃にかけて朱赤に色付きます。

鑑賞を終えたほおずきを水に浸けると…

よく熟したほおずきのガクを数日水につけておくと柔らかい組織が溶けて葉脈だけが網状に残り、非常に美しい飾りとなります。これを「網ほおずき」といいます。繊維をより白くさせたい場合は漂白剤に浸けると良いですよ。インテリアとして飾るととてもおしゃれです。
また、水に浸けずに上手にライトをガクの中に入れると、うっとりするほど幻想的なライトになります。

ほおずき

名前の由来がいろいろある「ほおずき」

名前の由来には諸説ありますが、朱赤になったガクが人の頬の紅色に似ていることから「顔つき」や「目つき」などと同じ用法で「頬つき」とする説や、頬を連想させ鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」、ホホというカメムシが付きやすいことから「ホホ付き」と呼ばれる説が有名です。

ほおずき

全国各地で開かれる「ほおずき市」

夏になると全国各地で「ほおずき市」が開かれます。有名なのが浅草の浅草寺で開かれる「ほおずき市」です。毎年7月9日、10日に開催されており、7月10日に参拝すると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるといわれているのですよ。
浅草の他にも港区の愛宕神社や八王子の信松院、調布の深大寺などでも開催されてます。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

ほおずき市

お盆に飾る意味とは

ほおずき代表的な盆花で、キュウリの馬やナスの牛と一緒お盆に飾ります。盆花を盆棚に備えることで精霊やご先祖様が憑依するのだとか。
漢字で「鬼灯」と書くように、灯りという意味があります。ご先祖様を迎え入れる際の誘導灯としての役割があるともいわれています。

ほおずき

ほおずきは食べられる!

ほおずきは日本では観賞用として古くから親しまれてきましたが、ガクの中の実は食べることができます。食べられる品種は観賞用とは異なる品種で、食用ホオズキのガクは一般的な観賞用ほおずきのように赤くなく、枯れた感じでカサカサしています。その実は「ストロベリートマト」と呼ばれており、フランスやイタリアなどのヨーロッパでは、古くからスイーツの材料やジャム、サラダ、肉料理の付け合せとさまざまな料理に使われています。名前の通り、プチトマトやイチゴのような甘酸っぱい味なのだとか。

日本でも北海道や長野県、愛知県などで栽培されています。旬の時期は8月~10月にかけてなので、気になる方は購入してみてはいかがでしょうか。

食用ほおずき

ほおずきの楽しみ方はさまざまで、インテリアとしても食用としても親しまれています。ただし、観賞用と食用のほおずきは品種は異なるのでお間違えのないようにお気をつけください。

ライター/影山奈々恵

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管理栄養士×フォトグラファー×ライターとして幅広く活動。
ポートレートや料理をはじめ、イベント、ウェディングなど様々なジャンルの撮影では、「ありのまま」や「日常」を大切にし、その瞬間を切り撮る。

影山奈々恵Facebookページ

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