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まめ知識 2019.07.30

真っ青な夏の空に映えるもくもく大きな雲『夏の雲のお話』

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夏のもくもくとした雲はまるでソフトクリームや綿菓子のようでおいしそう…と誰しも一度は考えることではないでしょうか。
今回はそんな夏によく見られる雲についてのお話です。

空にぷかぷか浮かぶ雲は「積雲」

手を伸ばせば届くのでないかと思うくらい、近さを感じる雲はありませんか?それはまるで綿菓子のようにぷかぷかと空を漂っていますよね。その雲は、綿雲や積み雲と呼ばれる積雲です。一つひとつが独立していて空のあちこちに浮かんでおり、太陽の光を浴びると真っ白ですが、太陽が後ろに隠れたときは灰色になります。この積雲が積み重なるようにむくむく合体して膨らむと、やがて夏空を彩る積乱雲になります。

積雲

もくもくの雲は雨を呼ぶ「積乱雲」

これぞ夏!と思わせる入道雲や雷雲などは「積乱雲」と呼ばれる雲です。上空200mくらいに現れる下層雲の一つで、積雲が発達したものです。発達した積乱雲は、世界最高峰の山 チョモランマよりもはるかに高くなることがあるのだとか。
積乱雲はそそり立つように高く発達するのが特徴です。雲のてっぺんは対流圏界面にまで達し、そこで横に広がり、氷晶でできた雲の上部には毛羽立ったようにぼんやりして見えます。雲の周辺に湿った暖かい空気があると雲の発達を促すエネルギー源になり、雲底は暗く、雷と稲妻を伴う激しい雨を落とし、雹を降らせることも多いです。

積乱雲

どうして雲は白く見えるの?

夏の雲は積乱雲のように雷雨を降らせる雲もありますが、基本的に真っ白な雲のイメージがあります。雲が真っ白で不透明に見えるのには理由があります。

雲は水滴の集合体で、直径1/数1000㎜という細かい水滴が無数に集まって雲になります。この無数の微小な水滴の表面が太陽の光をあらゆる方向に散乱させることで白く見えるのです。
つるつるの板ガラスとざらざらの曇りガラスに例えて考えてみましょう。曇りガラスの特徴は細かい凹凸でざらざらした表面です。凸凹でざらざらしていることで光をさまざまな方向に反射して白く見えるのです。

雲は全部で10種類

雲はできる高さと形で10種類に分けられており、先程紹介した積雲、積乱雲は下層雲の仲間です。
夏の雲と紹介しましたが、夏の期間限定で見られる雲ではありません。実は、雲に季節はなくどの雲も1年中見ることができるんですよ。ただ、雲ができるタイミングが気象状況によって異なります。

例えば、上層雲は冬のように空気が澄み切っていないと見られません。夏は上昇気流が発達しやすいので、ホコリが一緒に舞い上がって高い位置にある雲が見えない代わりに上昇気流で出来た積乱雲がよく見られます。このように、季節にとって見えやすい雲、見えにくい雲があるのです。

雲

季節によって気象条件が変わることから、雲の見えやすさが変わってくるようですね。夏だけの雲ではありませんが、積雲や積乱雲は夏に多く見られる雲です。だからこそ、入道雲を見たときに思い出すのは夏の思い出が多いのですね。

ライター/影山奈々恵

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管理栄養士×フォトグラファー×ライターとして幅広く活動。
ポートレートや料理をはじめ、イベント、ウェディングなど様々なジャンルの撮影では、「ありのまま」や「日常」を大切にし、その瞬間を切り撮る。

影山奈々恵Facebookページ

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