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教育・子育て 2018.07.27

親力アップ『夏休みを充実させる声掛けのコツ』

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長い夏休みは生活のリズムが崩れやすく、元に戻すのも一苦労。新学期に向けて、夏休み後半の生活を整えるきっかけやヒントを知りたい方も多いはず。お盆などの帰省のタイミングを利用して、だらだらした生活リズムをリセットする具体的な声かけや、食事の準備、後片付けなど、お手伝いを通して、人の役に立つ喜びを育むきっかけをご紹介します。

どのように生活するのか、基本の「枠組み」は親が示そう!

夏休みに生活のリズムが崩れやすいのは、幼稚園や学校など、普段の決まった枠組みの時間の過ごし方が急になくなり、時間が増えることへの戸惑いから生まれます。

幼稚園や学校で過ごしているように、時間枠を親が設定してあげることが大切です。その日の気分で子どものやりたいように過ごさせているだけでは、せっかくの夏休みがもったいないことに。お子さんが充実した夏休みを過ごすために、夏休み開始直後から生活習慣を崩さないような枠組みを共有することが大切です。

まずは親が生活の「枠組み」を示しましょう。ただし分刻みにスケジュールを管理してしまうと、子どもの自立を妨げることも。枠組みを示し、あとは子どもに任せ、決めさせるスタイルがおすすめです。生活の枠組みを示すときのポイントは、起床や就寝時間、食事時間を管理することです。早寝早起きで決まった時間に食事をとると、リズムは崩れにくいもの。今年の夏休みは、生活の「枠組み」を示すことからスタートしましょう。

子どもの生活リズムは、親の行動で決まる!

子どもにいくら「早く寝なさい」と言って、親が夜更かししていたら、子どもは納得しないものです。夜遅くまで起きていると、きっと楽しいことがあるはずと子どもは考えます。

「早寝早起き」と決めたら、親が見本を示すぐらいの気持ちで臨みましょう。また、テレビの付けっぱなしはやめましょう。子どもが勉強や宿題をしているときは、親も読書をするなど、集中する時間を共有しましょう。自分だけが宿題をしていて、親はテレビや携帯電話を見たりしていると、子どもは混乱します。
子どもは親が言った言葉よりも、親がやっている行動をよく見ており、真似するもの。まずは、親が日常生活を見直すことから始めましょう。生活リズムが整うと、何かを注意したり、叱ったりする時間が減るので、親子で一緒に楽しむ時間が増えますよ。

お盆や帰省の時期にリセットする!

もしだらだらした生活リズムにはまってしまったら、そこから抜け出すには、環境を変えるきっかけが必要です。その場合は、お盆や帰省のタイミングを利用してうまくリセットしましょう。おばあちゃんやおじいちゃんの生活リズムに合わせることで、規則正しい生活リズムが戻ってくることも。親の言うことはなかなかきかない子でも、たまにしか会えないおばあちゃんやおじいちゃんの言うことなら素直にきくことができる場合もあります。

例えば、早起きしておじいちゃんと散歩に行く、おばあちゃんと一緒に早く寝る、子どもにお手伝いを頼むなど、うまく協力してもらいましょう。お手伝いや良い生活リズムは、自宅に戻った後も意識して続けていくと、子どもに定着していきます。生活リズムをリセットする機会をうまく利用しましょう。

お手伝いで人の役に立つ喜びを育む機会をつくりましょう!

お手伝いのなかで取り組みやすいのは、食事の準備です。お箸を並べたり、お皿やコップを運んだり、年齢に応じてできることは異なりますが、抵抗なく取り組めるお手伝いの一つです。

声掛けのポイントは、目的と誰に何をどのようにやってもらうのか、具体的に指示することです。「さあ、これからみんなで美味しいご飯を食べる準備をしようね。〇〇ちゃんは、お皿を運んでね。」「○○くんは、お箸と箸置きを並べてね。」「お茶碗は左に、お椀は右に置いてね。」と具体的に伝えます。食事の後片付けのときには、きれいに片付いた後のちょっとしたお楽しみを声かけにプラスすると効果的です。

「ご飯の片づけが終わったら、みんなでトランプしようね。〇〇ちゃんは、お茶碗を片付けてね。」「〇〇くんは、この布巾でテーブルを拭いてね。」など。そしてお手伝いの後は「ありがとう。お母さんもおばあちゃんも忙しいから助かったわ。」「〇〇ちゃんのおかげで、早くご飯の準備ができて嬉しいわ。」と感謝の気持ちを伝えましょう。自分が家族の役に立っている喜びを育むきっかけとなり、のちに人の役に立つことの喜びになります。

夏休みは親にとって長いように感じることもあると思いますが、今夏は規則正しい生活リズムを維持して、親子で充実した時間をお過ごしください。

文/プロフェッショナルコーチ 齋藤みずほ
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