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まめ知識 2018.08.22

二十四節気の暮らし方「夏の暑さも落ち着く時期『処暑』」台風に注意しよう

二十四節気の一つ「処暑(しょしょ)」。例年8月23日頃に当たります。言葉の意味は「暑さの終わり」。残暑が厳しい時期ですが朝夕に涼しさを感じる時期でもあります。

「台風の特異日」とも呼ばれる「処暑」 保存食の確認をしてみよう

特定の気象条件が発生しやすい日を「特異日」と呼びます。処暑の頃は台風が発生しやすいと言われています。確かに季節の変わり目で気象が不安定になりがちな時期ですね。

この時期、生鮮食品は傷みがちですので、作り置きは控えめにして食べきるだけの買い物で済ませている方も多いかもしれません。ですが台風に限らずゲリラ豪雨などにも備える意味でこのタイミングを気に保存食品のチェックをしてみませんか?

もし長期保存が利くカンパンなどの特別な保存食があれば賞味期限をチェックしてみましょう。賞味期限が短くなった物があれば朝食やおやつに回して食べきり、新しい物を用意しておきましょう。

カンパンはチョコやあんこをはさんでおやつにしたり、砕いてクラッカーのようにサラダにトッピングしたり、麸のようにお味噌汁の実にするアレンジレシピも色々考案されています。カンパンに限らず缶詰を使ったレシピを試してみるのもいいですね。普段、気持ちの余裕にある時に保存食のアレンジメニューを試しておくと、非常時の単調な食事に変化を付ける知識を得られます。こういう事が日常の中でできる災害時の備えになるのです。

災害に備えて特別な保存食を用意するだけでなく、普段はあまりインスタント食品を食べない家庭でも家族が数日食べられる程度の量を用意しておき、月に数回食べて新しい物と入れ替える「ローリングストック」をしておくのが一番手軽で安心な防災対策になります。

この時期はお米の収穫時期の手前

台風の時は出歩かないのが鉄則ですが、外に様子を見に行って天災による事故に遭う方が出る事もあります。実は8月末から9月にかけては稲刈りの直前という地域も多いのです。しっかり実った稲は稲穂が重くなっているため、強風で煽られたりモミが水を含んで重くなる事で稲が倒れたりしてしまうため、農家の方にとってはこの時期の大雨は大きな心配の種。
稲が倒れてしまうと早々に刈り取りを行わないと稲穂が傷んで米の質が下がったり、稲の状態のまま発芽してダメになったりしてしまう事もあるのです。

天気という、人の手ではどうにもならない大きな物に対してできる事はそうありません。最近では、農作物は安定した供給をされるのが当たり前で、天候不順などで価格が高騰すると買い控えしたりしがちですが、本来実りは自然がもたらしてくれる貴重な恵み。自然と向き合って作物を供給してくれている人たちへの感謝の気持ちや、食べ物へのありがたみを忘れていないかちょっと振り返ってみるいい機会かもしれませんね。

新米が出回り始める頃。この時期だけの香りと粘りを楽しんでみよう

早い時期に稲刈りする地域では8月上旬から出荷が始まります。処暑の頃は多くの地域で新米を目にする事ができるかもしれません。お米も野菜ですので、やはり刈り取ってから間がない方がお米本来の味わいを楽しむ事ができます。この時期のお米は乾物というより生鮮野菜に近いので水分を多く含みます。よく新米は一割程度水分を控えるように、と言われるのはこのためです。

新米は香りの強さと粘り気の強さが特徴です。お米の品種によって甘みが強かったりあっさりした味わいだったりしますが、シンプルな味付けのおかずを添えて味わってみて下さい。おすすめは山形名物の「だし」のような塩分で野菜の味を引き立てたようなおかず。酷暑を過ぎるとナスが水分を含んで柔らかくなってきますので、焼きなすにして夏のナスとの違いを確かめてみても。ランチをおむすびにしてみても楽しいですね。

朝夕の気温の温度差で体の調子が狂いやすいタイミングでもあります。体に優しいお米を主体にしたメニューで夏の疲れがたまった体もいたわってあげて下さいね。

記事/ケノコト編集部

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