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洗濯 2018.09.18

秋の長雨で洗濯物が乾かない…!『生乾きの洗濯物の匂い対策』

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猛暑をやり過ごしたと思ったら、今度は秋の長雨で洗濯物が乾かなくて困る、という時があります。そんな時、気になるのが洗濯物の匂い。せっかく洗って干したのになんだか生臭いような気がする物はありませんか?洗濯物の匂いは雑菌の繁殖による物です。そんな時、香りの強い柔軟剤など強い香りでごまかす方法は解決にならないのでNGです。ポイントを押さえて洗濯物のイヤな匂いを防ぎましょう。

匂いが気になるようになったら塩化ベンザルコニウムに浸す

雑菌が原因の生臭い匂いに最も効果があるのは消毒を使って殺菌する事です。この場合、おすすめなのは塩化ベンザルコニウムと呼ばれる消毒薬です。これはいわゆる「逆性せっけん」と呼ばれる物で、傷口の消毒やコンタクトの保存液の防腐剤に使われたりしています。細菌の活性を失わせる効果があるのでカビの殺菌にも効果があります。

この場合、衣類で繁殖している雑菌を塩化ベンザルコニウムで殺菌する事で匂いの元を取り去る事ができます。匂いが気になるタオルや衣類を200~400倍程度に薄めた液に数時間浸すと匂いがしなくなります。
塩化ベンザルコニウムは「ベンザルコニウム塩化物液」という名称などで、薬局やドラッグストアなどから購入できます。商品名としてはメーカーによって「オスバン」「ザルコニン」など色々な名前がついていますが10%のベンザルコニウム塩化物液と書いてあればどれでも同じように使えます。大抵消毒薬のコーナーにありますが、わからない時は薬剤師さんに聞いてみましょう。

逆性せっけんを使う時の注意

ここで注意したいのは、「逆性せっけん」という名前の意味です。これは通常のせっけんとは効果を打ち消し合う薬剤である事を示しています。そのため、逆性せっけんと洗濯洗剤を同時に使うとお互いの効果を中和しあってしまい、効果が消えてしまいます。
また逆性せっけんその物には殺菌効果はありますが汚れを落とす効果はありませんので洗剤の代用にはなりません。使う手順としては匂いが気になる物を逆性せっけんに浸け置きしておいてから十分に濯ぎ、その後通常の洗濯を行う流れがおすすめです。

また、使用する濃度は大体1リットルにキャップ1杯(5ml)で200倍が目安になります。まれに塩化ベンザルコニウムでアレルギーを起こす体質の方がいらっしゃいますのでまずは薄めで試し、異常が現われたら使用を中止して下さい。

熱湯に浸ける・煮洗いする

薬品を使った殺菌に抵抗がある場合、匂いが気になる洗濯物を熱湯に浸したり煮洗いする方法もあります。こちらでも殺菌と共に洗濯物に残った皮脂汚れや石鹸カスがキレイに溶け落ちるので効果的なのですが、熱湯に浸す場合、洗濯物の量が多い時はお湯が早く冷めるので効果が出にくく、煮洗いの場合専用の鍋や金属たらいが必要になったりします。

予防として酸素系漂白剤を使う

既に生臭くなった洗濯物の場合、酸素系漂白剤でもある程度匂いを軽減できます。実は部屋干し用となっている洗濯洗剤の多くには酸素系漂白剤が含まれているのです。理想は酸素系漂白剤に漬け置きした後、通常の洗濯を行う方法ですが液体の漂白剤を通常の洗濯にプラスする方法もあります。

洗濯機はゆとりをもって回す

洗ったのに生臭い匂いがする原因で見落としがちなポイントがもう1点あります。洗濯する時、数回に分けて洗うのが面倒だからとギチギチになるまで詰め込んで回していないでしょうか。最近の洗濯機は節水で少なめの水で洗うようになっているのに規定以上の洗濯物を入れて洗うと、汚れを流すための水の量が不足して洗濯物に汚れ残りしやすくなります。規定量の8割程度を上限として洗濯するようします。こうする事で適切に汚れも落ちますし、洗濯機に負担がかからず長持ちもします。

部屋干しの時はエアコンのドライ運転か除湿機を使う事で洗濯物の生乾きを軽減すると同時に湿気から家や家具を守る効果もあります。外干ししている場合でも紫外線殺菌だけでは匂いの元の殺菌が追いつかない事がありますので干す前に時々匂いが出ていないかチェックしてみて下さいね。

記事/ケノコト編集部

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