
まめ知識 2015.10.26
鼻づまりが苦しいときに役立つ レンコンの意外な活用法
蓮の花の地下にできる茎の部分のレンコン。
胃腸の調子を整え、呼吸器、気管を強め、咳を鎮めたり喘息の発作を抑えたりする効能があります。
生やきんぴら、煮物などでたべるとシャキシャキの食感、すりおろしてハンバーグやつくねなどにするとでんぷん質がもちもちの食感に変化して様々なおいしさが楽しめます。
今日は食べるのではなく、レンコンを使って、苦し~い鼻づまりに効果的なお手当をご紹介します。
レンコンでできる鼻づまり対処法
まずレンコンをすりおろします。
コットンやティッシュペーパーを丸めたものに、すりおろしたときに出た汁を浸します。
あとはそれを鼻の穴に入れるだけ。
鼻の奥や副鼻腔に固まった粘液を溶かしだしてくれます。
お子様にも安心、ひんやり気持ち良いのでぜひ試してみてくださいね。
大人にはネギや玉ねぎのみじん切りを詰めるというちょっと激しいお手当もあります(笑)
マクロビから見る、鼻づまりの原因は?
マクロビオテックでは鼻づまりは、陰性な甘いもの、からだを冷やす南国の果物、乳製品、パンやクッキーなどの粉をベイクした(焼いた)ものの食べ過ぎが原因とされています。
いずれも食べ過ぎには注意してくださいね。
ちょっと得する「蓮のコト」
蓮の実は乾燥した状態で中華や台湾食材店などで入手できますが、こちらも生殖器系の強壮作用や、子宮をきれいにしてくれる薬膳食材で、ご飯に炊き込むとほくほくとした美味しさです。
余談ですが、仏教ではお釈迦様が誕生し、歩いた足あとに咲いた花が蓮の花といわれます。
そして、泥水なくしては大輪の美しい花にはならないという蓮の花のように、人間も苦労あってこそ大輪の花を咲かせることができるのだとか。
レシピ/Tokyo Smile Veggies 千葉 芽弓
Tokyo Smile Veggies設立メンバー、コラムライター、草月流華道師範。
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