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まめ知識 2018.09.30

着物初めてさんの知りたいコト『半襟は毎回洗うもの?知っておきたいお手入れ方法』

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着物を着る時に欠かせないのが半襟です。日常のお出かけ着として紬や小紋などを着る機会が多い場合、気になってくるのが半襟のお手入れです。着物の中では直に肌に触れる部分なので汚れが気になる事も。そんな時にどんな風にお手入れしたらよいのでしょうか?

何度か着るなら汚れが目立たないうちはOK

着物を来た後、次に着るのがいつかわからないような場合、半襟は素材にかかわらず襦袢から外してすぐにお手入れします。ですが数日後や来週もう一度着るという場合は付けたままにしておいてOKです。
もし着物のお手入れが全くわからず、半襟の解き方がわからない場合などは、半襟を付けたままクリーニングに出しても大丈夫です。(ただしお店の方には半襟がついたままである事は伝えて下さい)
例外として、もしポリエステル素材でファスナー付きの簡単に取り外しできる半襟であれば着る都度洗う方がおすすめです。

半襟の素材や汚れの度合いによって洗い方が変わる

・化繊の半襟

ポリエステルなどの化繊素材の半襟はお手入れが簡単です。無地でも色柄物でも普通の洗濯洗剤で洗えます。ネットに入れて他の洗濯物で洗っても大丈夫なので皮脂汚れなどが気になる方には特におすすめです。

・正絹の半襟(塩瀬などの白無地の物)

扱いに少しコツがいるのが正絹の半襟です。汚れの度合いなどで使う薬剤が変わってきます。

・数回着る時の手入れ

汗をかいたつもりがなく、見た目に変化がないようでも絹は汗や皮脂を他の素材より吸着するため、一度羽織ったら汚れているくらいのつもりでいましょう。
もし折り目に軽い汚れがある場合、襦袢に半襟を付けたままタオルの上に広げます。
そして「ベンジン」や「エリモト」のような絹地の汚れ落としに使える溶剤をきれいなタオルやガーゼに含ませて汚れた所を叩きます。もし輪染みが出るようなら汚れの度合いが濃いのが原因ですので襦袢から外して洗う必要があります。

ベンジンを使うやり方は「汚れをベンジンで溶かしてサラシやタオルなどに移して取る」という事なのでタオルが汚れたらすぐに取り替えます。汚れ落としが終わったらきれいなタオルなどで叩いてベンジンの残りを吸い取ってからドライヤーの冷風を当てて乾かすか風通しの良い所で乾かします。
また、ベンジンなどは揮発性が高いので必ず窓を開けて換気をしたり、火を使う暖房のある部屋では絶対に作業をしたりしないように注意して下さい。

・無地の正絹の半襟の洗い方

正絹の半襟を外して洗う場合、汚れが目立たない場合はおしゃれ着洗いを溶かした水に一晩浸けてから流水でよくすすぎます。折山などに汚れが目立つ場合、漬け置き前に水で薄めたおしゃれ着洗いを歯ブラシにつけて軽くこすってから浸け置きします。ここで注意したいのは、正絹は摩擦に弱く、毛羽立って生地が傷むので、あまり強くこすらないようにする事です。
無地の正絹の半襟の汚れがひどい場合は、ベンジンの入った瓶に半襟を浸けて瓶を振って洗う方法もあります。

・色、刺繍付きの半襟の洗い方

おしゃれ用の半襟はベンジンで叩く方法でお手入れできますが、慣れないと失敗してしまう事もあるので専門店にお手入れを依頼する事をおすすめです。化繊素材の物であれば手洗い可の物もありますので購入した時にチェックしておきましょう。

半襟全体のお手入れのポイント

素材に関わらず共通する半襟のお手入れのポイントは以下の通りです。

・日光に当てない

特に正絹は日光に当てると黄ばみますし、色柄物の場合は変色の原因となる事もあります。陰干しが基本と考えて下さい。

・アイロンはあて布をする

半襟は生乾きの段階でアイロンを当てると縮みがでにくくきれいになりますが、直にアイロンを当てると摩擦などで生地が傷んだりテカリが出たりします。アイロンを当てる時は忘れずにあて布をして下さい。

お手入れが手軽なのは化繊の半襟ですが、真っ白すぎて肌から浮いて見える事もあります。正絹の半襟の色は肌色にしっくりと馴染みおすすめです。着物に慣れてきたら一度合わせてみて下さいね。

記事/ケノコト編集部

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