知るコト知るコト
取材 2015.10.28

暮らしの話~女性の自立を支える 村尾周三江さん~

人によって価値観や人生観などは様々。
色んな人の話を知ることで、工夫や新しい価値が生まれてくれたら嬉しいです。

今回は村尾周三江さんの話。
緑多く、アクセスもひとも空気も良い田園都市線青葉台在住。明日の株式会社代表。

子連れ出勤・在宅・時短・地方勤務など、新しいはたらき方の提案、女性の経済自立支援をされ、働きやすく子育てしやすい企業認定 「よこはまグッドバランス賞」受賞はじめ、様々な受賞や講演会登壇など、精力的に活動されている女性です。
そのほかにも、「ママと子どもたちを中心に地域の笑顔と笑顔をつなごう」をコンセプトに、地域活性化イベント「HAPPY桜台発!わがママーケット」開催など、地域を盛り上げる活動も楽しく取り組まれています。

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そんな村尾周三江さんの暮らしの話とは。

いちどきりの大切な人生だもの、とびっきり楽しんであきらめない毎日を

鳥取県生まれの6人きょうだいの長女で、現在20人ほどの大家族。小さいころには母親がおらず、祖父母や地域の方々に育まれてきました。
10年以上会社勤めで、育児休暇など制度は整っていても、出産・子育てから介護などライフスタイルにあわせたはたらき方はまだまだ選択できない、優秀な人材もどんどん退職していく、仕事は大好きで高収入だけれど、多消費し、疲弊する毎日に、たくさんのクエスチョンがありました。
友人のアパレルブランド社長のご縁で2005年独立。
起業してからというもの、勤めていたときはお逢いできないような方々との出逢いに学び、感動する日々。
家族と仕事どっちを取るか、あきらめるか、ではなく、どれも大切。ほんとうに手に入れたい人生をつくろう!私たちがいくつまでも元気に笑顔ではたらいていけるしくみづくりをしよう!という想いから、現在では、子連れ出勤・在宅・時短・地方勤務などを取り入れ、新しいはたらき方の提案、女性の経済自立支援をめざしています。
メンバー(男性メンバーもいますよー笑)と一緒に、子どもや家族をまんなかに、場所や時間を選ばないインターネットを活用した事業展開中。
男性と同じように、肩を並べてはたらくのではなく、女性らしさをいかして、かかえすぎないこと、やらないことの選択も大切。
眉間にしわ寄せて一生懸命はたらくのは、あんまりすてきじゃないですよね(笑)
もっともっと柔軟なはたらき方「新しく美しくはたらく [ 志事 ](しごと)」を提唱しています。

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やりたいことは何でもできる!やるかやらないか?

ありがたいことに最近は、政府・行政・私の住んでいる横浜市でも、女性や母親や子育て支援に積極的です。
支援や性別に甘えるのではなく、お互い尊敬し合い、寄り添いあえる関係をつくっていきたいですね。
ひとりの力ではできないことも、助けてもらったり、応援していただくことで、できることがどんどん増えます。
毎日、感謝を声に出して、私たちの志事を全うする。志事に大きいも小さいもないと私は思います。
そうして日々積み重ねてきたことが、たくさんの子どもたちの明日にも影響してくるもの。大人も子どもも、いろいろな志事・貢献は誰でも選択できることを知ってほしい。

毎日大切にしたい・シンプルな8つのこと

会社経営にも、ひと育てにも、家族にも、なんだって「正解」はきっとないと私は考えています。
あわただしい日々、それでも毎日を大切に丁寧に生きたい!と、眼の前においていることばです。
・ありがとうから始めること
・笑顔を忘れないこと
・すなおであること
・わくわくすること
・挑戦すること
・感謝すること
・じぶんを大好きでいること

誰かとなにかと比べなくてもいい。夢中さをもって

起業してからのことを想うと、ここまで10年。あっという間でした。力不足だらけだし、知らないことばかりだし、資金繰りはいつでもつらいですし(笑)
挑戦すればするほど、壁はいつでも現れて、夢中で乗り越えてきたし、いつでもたくさんのご縁こそが支えてくれました。だから、苦労はないのかもしれません。
どんなこともこの人生で起きていること。逃げ出したいことも、泣き叫びたいことも、いつだってあります。
でも、おなかいっぱいのなんでもそろっている毎日じゃ、きっと退屈だろうなぁとも思うんです。
はらぺこで向きあい、なによりひとが好きで、真剣で。ああ生きているなぁーって感じて生きていきたいですね。

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すべてのはたらくお母さんに伝えたい。ひとりでがんばらなくっていいんだよ。

わたしは、身体的に母親になれなかったのですけれど、いま、産まない選択をしています。
こうして会社経営し、子育て支援したり、わたしでいいんだろうかと女性としてもずいぶん悩んだ時期もあったのですが、家族もどんどん増えて(笑)
甥っ子姪っ子、メンバーの子どもたち、まわりにはたくさんの地域の子どもたちもいてくれます。わたしのこのささいな気がかりよりもこんなにも元気でいられるコトが何より。どんどん歳は重ねていきますけど(笑)
今は純粋に、みらいづくりに云いわけしている時間なんてないな、それぞれの役割を大切にしていこうと思っています。

母であることは、ほんとうに偉大ですよね。
まわりの女性からは、しょっちゅう、「ちゃんとしなきゃいけない」「がんばらなきゃいけない」「子どもに申し訳ない」と、相談いただいたりします。
でも、じぶん自身の母ってどうでしたか。
わたしの生みの母は、母親として立派であったわけでもないし、祖父母や親せきやご近所さんにも育ててもらったけれど、あちこちでたくさんの愛情を感じて育ててもらったから、母だけが一生懸命がんばらなくってもいいんじゃないかと、個人的には想っています。
時代背景もありますが私は、おとなの眼もたいしてなかった中、野ばなしで、それなりに悪さして、のびのび育っていましたし。
子どもたちは、きっと、お母さんこそ、笑顔で毎日いてくれたらきっとしあわせだと思うんです。
子どもたちのあるがままを受けとって、「大好きだよ。大切だよ。生まれてきてくれて嬉しいよ。」って、いつでも口に出して伝えてあげてほしい。大きくなっても、愛されてきたことはちゃんと覚えているし、いつも帰るところがある安心感は覚えていると想います。

なにもしない日、大切な人たちと過ごす時間

いつも忙しそうだね!とお声かけいただくことが多いのですが、よっぽど落ち着きないオトナだと想われていますね(笑)
お休みもちゃんととります。電車移動時間やすきあらば、グウグウどこでも寝ていますし、「今日はもうなにもしな~い!」とスイッチ切って、マンガ読んでお酒呑んだり。
大好きなひとと呑みに行くことは、とびっきりの至福の時間ですね。
あちこち出ていることが多く、家族との時間は少なめです。短くても気にしていません。一緒にいられるときこそ、ごはんをゆっくり食べながら、お互いのことを聴き、密な時間を過ごしています。
一緒にいる時間の長さよりも、どんな過ごし方をしたかを大切にしています。
こうして家族が元気で志事して、大好きなひとたちと生きていられて毎日しあわせです。それだけで、ほんとうはもうおなかいっぱいかもしれません。

小さなことでも今すぐできることを積み重ねる毎日

今、生活する上で気になっていることは、ほんとうに眼の前で起きていること。
世界の気候はおかしいし、生態系は乱れているし、空気も水も土も疲れているし、食べものもこわい。この地球が悲鳴をあげているのをからだで感じます。環境に意識と情報をもって、これからも今すぐできることを節約や小さなことでも毎日積み重ねていきます。

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村尾周三江さんプロフィール

「いま、明日をつくる。-笑顔の明日へ-」
明日の株式会社 代表取締役

ホームページ制作、ネットショップ制作・ショップ運営サポート、DTP制作、地域活性化イベントなどを行う。
明日の株式会社ホームページ

【経歴】
鳥取県鳥取市にて6人きょうだいの長女として生まれる。9歳のときに上京。12歳から横浜市緑区長津田へ。
社会人になり、21歳で結婚後、玉川大学文学部教育学科通信制入学。
図書館司書をめざすが、大学在学中、ワクワク!ピンと来たパンメーカー企画部求人募集へ。
描きためていたイラストブックとショップ企画書を持参し、多人数の面接から採用をいただく。

新規事業ベーカリーカフェ国内店舗立ち上げ~上海へ単身赴任。中国人スタッフとともに、杭州、上海での店舗立ち上げ参画。
新商品・イベント企画、スタッフ育成、店舗マニュアルづくり、店舗販売、集客など、多くの業務にかかわる。
家族急病のため、上海より帰国後、退職。

介護中、ホームヘルパー2級取得。高齢者介護事業会社新規事業開発部企画課へ就職。
事業所立ち上げ、ヘルパー教育などの現場業務にかかわる。
生命力・治癒力、食の大切さ、地球環境まで広くとらえるマクロビオティツクに出逢い、高齢者介護事業会社退職後、日本各地、タイなどを旅する。
国や年代を超えての多くの出逢いを経て、遠方でも心つなげるネットコミュニケーションの楽しさを感じ、楽天株式会社へ。
楽天でネットショップオープンアドバイザーを経て、2005年11月 フリーランス「村尾CO.」として独立。
レディスアパレルネットショップを立ち上げ、女性メンバーで月商3,000万達成。

2008年5月「明日の株式会社」設立。
オーガニック、アパレル、子ども向けブランドなどから、中小企業、実店舗まで
ショップ運営の経験はじめ、女性メンバー視点を強みに、ホームページ・ネットショップ・DTP制作・ショップ運営サポート・企画・ブランディングに至るまでお手伝いしている。
2013年12月~働きやすく子育てしやすい企業認定 「よこはまグッドバランス賞」受賞
2015年12月~3年連続賞ブロンズ賞を受賞。
2014年1月~女性が開発貢献した商品・モノ・サービス認定 「神奈川なでしこブランド(KNB)」受賞。
女性メンバーが女性起業家を応援する「横浜女性応援プロジェクト」をリリース。
2014年夏~青葉台の有志100人以上集めてダンス!ご当地ミュージック動画「HAPPY青葉台」 リリース。

「HAPPY青葉台」第1弾 米国人歌手ファレル・ウィリアムス楽曲HAPPY
「HAPPY青葉台」予告編
「HAPPY青葉台」 第2弾 テイラー・スウィフト楽曲SHAKE IT OFF

地域活性化イベント・商品企画「HAPPY桜台発!わがママーケット」
~HAPPY桜台発!ママと子どもたちを中心に地域の笑顔と笑顔をつなごう~
を主催し、地域貢献に寄与。

2013年~地域マイスター認定いただき、近隣中学校、高校でキャリア講演、職場体験学習受け入れ実施など。
2014年~近隣小学校 学校運営協議会委員委属。
メディア取材、女性起業家トークイベント、地域FMラジオ出演など多数応援いただいている。

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