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まめ知識 2018.12.06

お歳暮のマナーの基本を知ろう

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お歳暮は年末に縁ある方へ贈る贈り物です。古くからある習慣なので、海外の人にも「日本のトラディショナルギフト」として知られている事もあるようです。親日家の有名ハリウッド俳優がお世話になった日本の映画関係者にデパートからお歳暮を贈った…というエピソードもあるんですよ。

お歳暮はお供えから取引先へのご挨拶へと変化して現代へ

元々、お歳暮は新年のお祝いのために必要な先祖への供え物を、嫁いで行った娘が実家へと贈る形が始まりともされています。年中行事に絡んだ親戚づきあいイベントだったお歳暮が、江戸時代頃には長屋の大家さんや仕事での取引相手に「来年もよろしくお願いします」と贈り物を持参して挨拶に行く形に変化し、それがいわゆる「お歳暮商戦」というビジネスでのイベントに発展して現代のようなスタイルになっています。現代はお世話になった相手と新年も円滑なビジネス関係が築けるように行う商業儀礼としての側面が強いと言えるかもしれませんね。

そんなお歳暮ですが、プライベートではどんな間柄の方に贈る物なのでしょうか。
かつては近い目上の親戚の他、会社での上下関係が血縁関係と近い物であり、私生活でも人生の先輩としてアドバイスをもらうなどの付き合いが多かったため部下が上司に贈るケースが多く見られたそうです。贈る相手として多いのは両親、祖父母、おじ、おばといった身内、会社の上司の他、最近ではあまりそこに拘らず、普段お世話になっている人にお歳暮のタイミングを利用してちょっとしたお礼を贈るパターンも多いようです。

贈る内容は相手によって様々。「消え物」が人気。

仕事関連や親戚同士でのやり取りはフォーマル度が高いのでいわゆる「定番」の商品が多く選ばれます。贈る方ももらう方も「◯◯さんのお歳暮は××」という風に毎年決まった物を贈った方が予定として組み込みやすく便利なのですが、何年かに一度、内容を見直すようにするのをお薦めします。

ハムとソーセージのセットが喜ばれたので毎年の定番にしていた所、子供が独立してシニア世代の夫婦二人では持て余すようになってしまったケースや、かつては喜ばれていたが健康上の理由からアルコールを避けなければならなくなった相手に日本酒の地酒を贈り続けていた…というような事態はできれば避けたい物ですよね。「毎年決まった物を贈っておけば良い」のではなく、お歳暮を贈る間柄であればきちんと連絡を取り合ってお付き合いできるのが理想です。

内容は色々とありますがやはり年末やお正月に食べられるお菓子のギフトやおせちなどに使える食材・料理のギフトが人気です。最近は変わり種ギフトや高額商品もありますが、あまりに高額のお歳暮は相手に負担になる事もありますので5000円程度を上限の目安にしておきましょう

贈る時期は遅くとも12月20日頃まで。それを過ぎたらお正月に。

かつてお歳暮商品に「暮れの元気なご挨拶」という有名なキャッチフレーズが使われていましたが、本来、お歳暮は「今年もお世話になりました」という挨拶に伺う際に持参するのがマナーでした。最近では流通の発達から宅配を利用する事が増えて気楽に贈れるようになりましたがあまり年末の差し迫ったタイミングに贈るのは避けたい物です。

もし親しい相手に日持ちしない物を贈る場合はあらかじめ、予定を確認してから贈るという気遣いも必要かもしれません。予定がわからない相手に贈るなら温度管理が不要で日持ちする物を選びます。
相手に届くタイミングは遅くとも12月20日頃までに。それ以降はクリスマスと年末時期で不在になりがちな上、流通が年で一番混雑するため配送事故のリスクも高くなります。もし12月中に贈れなかった場合、年が開けてから「お年賀」として贈れば問題ありません。

お世話になった方との一年の締め括り。来年も気持ちよい関係を継続できるように相手への思いやりやマナーを忘れずに感謝の気持ちを伝えたいものですね。

記事/ケノコト編集部

 

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