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教育・子育て 2018.12.07

どう向き合う?どう捉える?『“やらない”我が子へのイライラ』

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「お友達と比べてうちの子は…」「もっとこうしてほしいのに…」と、お子さんに対して、そう思う瞬間、ありませんか?
そしてそう思ったとき、ママの心はザワザワ、時にイライラしてしまうこともあるかもしれません。もしかしたらその一部は、「できごとに対する考え方」をとらえ直すことで取り除けるかもしれません。そこで今回は、そんな時のコーチングに基づく対処法をひとつご紹介します。

子どもの「できない、やらない」にイライラ…その課題は誰のもの?

学校から帰ってきても宿題をしない。習い事の練習をしないで遊びに出かけてしまう。夜遅い時間になっても遊びに夢中で寝ようとしない。
子育てをしていると、こんな場面に遭遇することは、日常茶飯事かもしれません。そして、そんな我が子に対して、時にはイライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。

イライラした時こそ、まずは一度深呼吸。そして、ご自身に問いかけてみていただきたいのです。
そのイライラの種は、お子さんだけでなくあなた自身にとっても課題でしょうか?

親子で向き合う課題ももちろんあると思いますが、もしかしたら、「あくまでお子さん自身の課題であって、親であるあなたの課題ではない」ということも、中にはあるかもしれません。

「お子さんの課題には介入しない」と決める

まずは上述のとおり、「誰の課題」なのかをきっちりと自分の中で線を引いて明確にすること。そして、お子さんの課題であったときには介入しない、と決めてしまいましょう。

以前、実際に我が家であった事実を例にお話します。

我が子は、小学校3年生で補助輪のない自転車に乗れるようになりました。
あなたは、早いと感じますか?遅いと感じますか?

コーチングを学ぶ前の私は、遅いと焦りを感じていました。
今思えば、最大のイライラの要因は、かつて小学2年生で補助輪なしの自転車に乗れるようになった私自身が、お友達から「まだ自転車乗れないの?」と茶化された経験。その経験を我が子に置き換え、「私がされて嫌だった経験を子どもにはさせたくない」と思っていました。そう、我が子にとって「課題」であったかどうかも分からないことを、自分自身の「課題」としていたのです。

そのことに気がついてからは、自転車の練習に連れ出すのをやめました。つまり、「我が子の課題に介入することをやめた」のです。
すると私自身は、その事実についてイライラすることがなくなりました。
さらには我が子も3年生になったある日、自分からすすんで自転車の練習をするようになり、ついには乗れるようになったというわけです。

もうお気づきでしょうか?

かつての私は、我が子の課題(であろうこと)を、私自身の課題にすり替えていました。しかも、あとで我が子に聞いた話ですが、
「保育園のころから何度も自転車の練習をしたけれど、あの時は『乗れなくても困ってないのに、なんでママはこんなに必死なんだろう』と思っていた。」
つまり我が子にとっては、「課題」ですらなかったわけです。

「イライラの種」は、子どもを思う親心

「我が子の課題に介入しない」という決断には、時に勇気をともなうかもしれません。しかし、こうも捉えられないでしょうか。

経験からしか、学べないこともたくさんある

たとえば、放課後お友達と遊ぶと決めた子どもに「宿題をしなさい(先に宿題をやってしまえばいいのに…)」と声をかけるのもひとつ。
ですが、放課後遊ぶなら宿題はいつするかを子どもに考えさせたその先の結果から、子どもは親が言葉で伝えられるものとはまた違う感情を味わうかもしれません。

そして何より、お子さん自身の課題に介入しないと決めると、目の前にある事実にママがイライラしたり、心がざわついたりすることが少なくなると思います。

お子さんと接していて「何だかイライラする」と思ったら、まずは一度大きく深呼吸。そしてどこからがお子さんの課題で、どこからがあなた自身の課題なのかを見つめなおしてみてはいかがでしょうか。目の前にあるイライラの種は、お子さんを思う親心とも言えそうですね。

文/マザーズコーチングスクール認定講師 大倉純子
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