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まめ知識 2018.12.21

自然のリズムに合わせてゆったり過ごす『冬至』の風習

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「一年で一番日が短い日」として有名な冬至。普段、節気を気にしていなくても「冬至にはかぼちゃを食べてゆず湯に入る」という日本の伝統的な習わしは知っている人が多いようです。古い時代の人々は日が短い時期が体に及ぼす影響を経験から知っていて、「無理をしないように」という思いから生まれた暮らしの知恵が冬至の風習と言っていいかもしれません。

「朝起きられない」のが自然な冬至の時期。がんばりすぎない暮らしを心がけて。

「寒くなると朝が辛い」という方も多いのではないでしょうか。暖かい布団から出るのはちょっと気合が必要ですね。ですが、タイマーなどで起きる頃には部屋が暖かくなっていても起き上がるのが辛い、と感じる事も珍しくありません。実は「冬になると起きられない」という悩みは気温が低くなる事の他にも季節的な原因があります。

「人間の体内時計は25時間で地球の自転とズレがあるので太陽光を浴びる事でそれをリセットする」という話を聞いた事はないでしょうか。これは「サーカディアンリズム/概日リズム」と呼ばれるもので遺伝子の中に組み込まれた自然のタイマーの事です。
人間も動物なので日照時間に体のリズムが影響を受けます。野生動物であれば季節によって変わる日照時間に合わせて活動します。日の長い時期と短い時期では行動の仕方も変わってきます。人間も、かつては季節によって活動時間が変化していました。

現代では電気を使った照明によって一年中、同じ生活スケジュールを送る事が可能となりました。日が長く気温の高い夏は長く活動して、日が短く気温の低い冬は無理をせずに活動量を抑えるというのが体にとっては負担が少ないのですが、本来であれば日が落ち活動を終える時刻になっても人工の照明で覚醒を続ける状態は体に優しいとは言いかねる状態と言っていいかもしれません。

「冬うつ」などと言われるように「寒い時期は気分が塞ぐ」と感じる方も少なくありません。これは本来、日の短い時期は体が休もうとしているのに、陽気がいい時期と同じように過ごそうとして体に無理がかかっている事を知らせるサインでもあります。

冬至の頃は暗いうちから無理して起きずに、可能であれば日が昇る頃まで眠るサイクルで生活できるのが理想です。起床時間が変えられない時は就寝時間を早めるなど起きている時間を夏より少し短くして休む時間を増やしてみましょう。朝活をがんばっている人もこの時期は無理をしない事が大切です。

 

ゆったり過ごしたい冬至。スケジュールを調整して「黒い物」で体を温めよう


旧暦であれば11月の初旬頃なので「無理せずゆっくり」過ごしやすかったのですが現代の暦では冬至は12月22日前後で年末の忙しい時にあたります。クリスマスや忘年会などのイベントが詰まりがちですが無理をしないように調整してみましょう。冬至はビタミンA豊富なかぼちゃを食べ、血行を良くするゆず湯に入る養生法が行事として定着していますが、それ以外にもおすすめしたいのが黒い食材です。

薬膳などでは黒い色の物は体を温めるとされています。黒豆、黒ゴマ、黒きくらげと言った黒っぽい食材や生姜やシナモン、七味、ネギなど体を温める効果のある薬味をいつものメニューにプラスすると手軽に食養生できます。お砂糖を黒糖にしてみるのもおすすめです。

冬至の頃、体が「休みたい」とサインを出すのは活動にむかない環境で無理をしないためでもありますが、しっかり動かなければならない春に備えて体を休めておくという意味もあるそうです。春先は過ごしやすくなるだけではなく、環境の変化も多い時期で花粉症のようなアレルギーが出たり温度差で自律神経が疲弊したりしやすい時期でもあります。動きにくい冬に無理をして後に響かないよう、自分の体からのサインに注意して過ごしてみて下さいね。

記事/ケノコト編集部

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