
美容 2015.11.02
新生児から3歳ごろまでのスキンケアで知っておいてほしいこと
「皮脳同根(ひのうどうこん)」という言葉はご存知ですか。
皮膚と脳は同じ細胞から出来ているという意味です。受精をし、1つの細胞が分裂をし続け、体がつくられていきます。
最近流行りのベビーマッサージなどは、マッサージというよりも、皮膚をやさしく刺激をすることで脳の発達が促す、というような意味もあると言われているように、皮膚を大切にすることは、赤ちゃんが成長する上でも大切な要素の1つです。
しかし赤ちゃんの皮膚は大人の半分ほどの薄さなので、とても敏感。
ゴワゴワとした肌触りのタオルや肌着などは、皮膚刺激だけではなく、脳へのストレスにもなると言われています。
清潔であることはもちろんのこと、できればオーガニックなどの天然素材、合成添加物の少ない洗剤、そしてなんと言っても肌触りの良いものを選ぶことが大切な時期です。肌につけるスキンケアアイテムも、できるだけナチュラルで低刺激なものを厳選しましょう。
しかしオーガニックであっても、アロマオイルなどは凝縮されたエッセンスなので、3歳未満にはオススメしません。
内臓が未発達のため、作用が穏やかなホホバオイルなどの植物油やシアバターなどが安心です。
香りのしない植物油でもアレルギー反応が出る場合もあるので、初めて使用するときは少量でパッチテストをするとよいでしょう。
思った以上に赤ちゃんは繊細なもの。できるだけ気を付けてあげたいですね。
文/おうちサロン&スクールsama-sama オーナーセラピスト 小山 りえ
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