
ワクワクしながら盛り付けて 『器合わせのすすめ』
目次
近年instagramに料理の写真を投稿する方が増え、それに伴いお洒落な北欧の食器、作家さんの器などを集める方も増えてきました。
今年こそ料理が映える食器を揃えたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし揃えるとなるとお金もかかります。
私は1種類のお皿を4~5枚買ったり、家族分揃えたり、ということはしていません。
様々な種類を1枚ずつ買って、食卓の上で食器合わせを楽しんでいます。
和食器に洋食器を合わせる時もありますし、和食器にカッティングボードを合わせる時もあります。
様々な種類の器を合わせる事によって、他の人には決して真似のできない自分だけの食卓が出来上がります。
合わせ方が分からない・・という方の為に、私がよく使う食器の組合せを2例ご紹介します。
是非参考にして下さいね。
アンティーク・古材を取り入れる
最近私がよく集めているのは、洋食器です。
洋食器と言っても新品の綺麗なものではなく、“アンティーク、ヴィンテージ”食器です。合わせて古材で作った製品も集めています。
アンティークな洋食器を食卓に取り入れる事によって、重厚で落ち着いた雰囲気を演出できます。
アンティーク食器は白・グレーのリネンや、グリーンの植物との相性がとても良いです。
古材で作られたトレーやスタンドは、ガラスとの相性が抜群です。
例えばガラスの器にサラダを入れてのせてみたり
アンティーク、古材どちらにも言えることは、スイーツとの相性がとても良いという事。
シンプルに盛り付けるだけでも、古く美しい食器がスイーツの透明感、高級感を引き立ててくれます。
お菓子作りが好きな方は、是非アンティーク食器を合わせてみて下さい。
やちむんに料理を盛り付ける
私は旅行へ行くと、その土地の焼きものを見るようにしています。
沖縄の焼きもの“やちむん”は特に好きで、少しずつ集めては食卓に並べています。
やちむんと聞くとこのような柄の器を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし沖縄の作家さんの作品を見てみると、このような柄物だけではありません。それぞれに個性あふれた形、色使いで見ているだけでワクワクしてくる作品ばかりです。
下の作品は、すべて沖縄の作家さんの器です。
いかがでしょう、沖縄の青く美しい海を思い出すコバルトブルーや、豊かな自然を彷彿とさせる力強い形。器から沖縄の大自然を感じませんか?
これらを食卓に置いてみると、料理が実に生き生きとして見えるのです。
器を手にとったとき、何を盛り付けようかワクワクしてくること。
器選びの大切なポイントかもしれませんね。
以上、少しですが私が日頃実践している器合わせの例をご紹介致しました。
皆さんも、毎日の食卓、ワクワクしながら、自分なりの器合わせを楽しんでみて下さいね。
コラム/ akari
浦和「kurasu_life料理教室」主宰。フードスタイリスト、食育メニュープランナー。野菜をたくさん取り入れること、旬のものを食べて四季を楽しむこと をモットーに毎日料理しています。中国在住経験がある為、中国料理・アジアン料理も好きです。Instagramには、家族の為に作った日々の御飯を投稿しています。
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