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まめ知識 2019.02.24

日本の暮らしの言葉『三寒四温』寒気と陽気の入れ替わるサイクル

「三寒四温」は文字通り3日寒い日が続き、少し暖かい日が4日続く気候のサイクルの事を言います。いかにも「もう春が来るんだな」という気候の様子を表しているように思えますが「三寒四温」とは本来冬の気候の様子を表した物です。

これはシベリア高気圧の勢力が7日サイクルで変化するため、それに影響を受けて気温が変化する様子を表した物です。本来、この言葉に該当する地域は中国北東部から朝鮮半島にかけてで、日本は太平洋高気圧が干渉してくるため冬のさなかの時期に「三寒四温」となるのは珍しいのだそうです。また、この言葉の歴史は意外に浅く、第二次大戦前は一般的ではなかったようです。

そのためか、日本では季節の変わり目である2月から3月頃の春先の気候を指す言葉として変化してしまっているのだとか。本来の中国や韓国で使われていた意味からすると春に使うのは誤用であったとしても、日本の春先の気温の変化を表すにはぴったりですね。

気温の変動が激しい時期。コーデの素材で体に負担をかけずにおしゃれを楽しもう。

2月も終わり、3月を迎える頃になるとそろそろ春物を身に着けたいと思う事もありますね。ですが三寒四温の言葉通り、昨日まではいったん暖かくなっていたのにまたぐっと冷え込む、というのを繰り返す時期でもあります。

寒い日に薄着をすると体に負担がかかってしまいます。体を冷やす事で免疫が弱ってしまいこの時期のお悩みである花粉症の悪化にも繋がりますのでもう少し防寒対策のアイテムに活躍してもらわなければならない時期でもあります。
でも、冷えるからとしっかりした防寒対策のコーデでは重く見えたり、朝は冷えていたのに日中は気温が上がったりすると調節が難しいので悩んでしまいますね。

この時期は真冬より一段階控えめな防寒アイテムを活用してみましょう。
ヒートテックなどのハイテクインナーは一枚で暖かいので厚着したくない時の防寒対策にピッタリですが、少し暖かくなると暖房が効いた場所では暖かくなりすぎる事もあります。
そんな場合、バレエネックなどの開きが広いインナーや七分袖や半袖など、ハイテクインナーの面積を真冬より少ない物に交換する方法がおすすめです。襟の詰まった真冬用のハイテクインナーは熱が逃げにくいシルエットになっているので襟ぐりが開いた物などにする事で保温する面積を少し減らして調節するわけです。

また、暖かい日にすこしネックが広く開いたおしゃれを楽しみたい、という場合は春素材のマフラーやストールを用意しておきましょう。綿や麻でなくても、薄くて淡い色の物であれば重苦しさを感じさせず朝夕の冷えから体を守ってくれます。

タイツを愛用している人は真っ黒ではなくチャコールグレーやブラキッシュベリーのようなニュアンスのある黒の物や、明るめの色にチャレンジしてみても。ほん少しの色の違いですが足元がおしゃれに見えます。ちなみに最高気温が16度を越えない場合、保温力で判断するとストッキングよりタイツの方が良いそうです。

着るものに迷ったら「服装指数」などを参考にしてみよう

この時期は翌日の天気以上に最高気温と最低気温が気になるものですね。アウターもダウンでは過剰だけど春のコートでは寒そう…と悩んだりします。日本気象協会では洗濯物の乾き具合を示す「選択指数」のように、「服装指数」と言って、着るものの目安の予想も発表しています。あくまで目安ですが、明日はどんな天気かイメージしやすいのでぜひチェックしてみて下さい。また、「服装 気温 アプリ」で検索すると住んでいる場所の服装の目安がわかるアプリも見つかりますので利用してみてはいかがでしょうか?

寒い日と暖かい日を繰り返しながら春が近づいて来ます。服装に注意して、季節の変わり目を上手に乗り切ってくださいね。

 

記事/ケノコト編集部

 

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