
母と子のきずなを深める 赤ちゃんと過ごす絵本時間のすすめ
絵本は子どもの想像力や感性を育てる上で良い、赤ちゃんとのコミュニケーションに良いとよく言われますよね。
赤ちゃんと一緒に絵本を楽しみたい、赤ちゃんの頃から絵本に親しんでほしいと思っている方も多いのではないでしょうか。
しとしと降る雨の日に、寒い冬ぽかぽかあたたかいお部屋で、ごろんと添い寝しながら。
外の慌ただしい喧噪から逃れたお家の中で、優しく平和な空気に浸って絵本を楽しむのはなんとも幸せな時間です。
今回は、赤ちゃんとより絵本を楽しむコツをご紹介します。
月齢、年齢に合わせた絵本を
好き嫌いや好みはあれど、ある程度月齢や年齢に合わせた絵本を見せる方がよく反応してくれます。
特に赤ちゃんの場合は、絵柄がシンプル、線が太い、色のコントラストがはっきりしているなど、『見やすさ』を意識した絵本を選ぶと良いでしょう。視力が低いのでお顔から20~30cmの距離で見せてあげるのもポイントです。
ルールはなし、自由に楽しむ
絵本に慣れるまでは赤ちゃんの好きなようにさせてあげましょう。後ろから読んでもよし、途中でおしまいにしてもよし、同じところを何度読んでもよし、です。
破かれるのを心配するあまり触らせないというのもせっかくの興味をそがれてしまうので、1冊くらい破いてもいいという気持ちで思い切って預けてみてください。その時は、危険のないよう見守ってあげてくださいね。紙の手触りや匂いも含めて『絵本』です。欲求のまま自由に味わいつくし満足した赤ちゃんたちは絵本に親しみをもってくれるはずです。
添い寝して、膝に乗せて、赤ちゃんの匂いやふわふわの髪の毛を鼻先に感じながら、絵本の時間を楽しんでみてください。天井を見飽きた赤ちゃんから呼び出しがかかったら。さあ絵本の出番ですよ。
文/丘山亜未
ライタープロフィール
ベビーマッサージと女性限定イベント『mama・coco』代表
平日昼間、1人で孤軍奮闘するママたちをつなぐをコンセプトに多くのイベントを開催。ママになってからの新しい出会いの場、友人作りの場として多くの支持を得ている。いつも和やかでアットホームな雰囲気が好評で年間400組以上、のべ1500組を超える親子が参加している。絵本好きが高じて自身の担当するすべてのクラスで絵本タイムを取り入れる、2児の母。
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