得するコト得するコト
まめ知識 2022.05.01

旬食材『たけのこ』季節の味を手軽に、長く楽しむ方法

たけのこは水煮でお馴染みですが、生の物が手に入ればぜひ味わってみたいもの。新鮮な物は香りも歯ごたえも全然違います。ですが、困るのがアク抜きなどの下ごしらえ。また、掘ったからといただいてしまった場合、食べきれなくて困ってしまう事も。そんな時に知っておく便利なポイントを押さえておきましょう。

 

たけのこと言っても種類は色々。北日本の物は初夏が旬

一般的に「たけのこ」として楽しまれている物の多くは「孟宗竹(もうそうちく)」という竹の若い芽の事です。市場に出回っている物のほとんどがこれと言っていいかもしれません。孟宗竹のたけのこもおいしいのですが、日本で食べられているたけのこには他にも種類があります。

「淡竹(はちく)」と呼ばれる種類の竹の方がおいしいという意見もありますが、淡竹のたけのこは孟宗竹ほど出回っていません。日本海側に比較的多く分布しています。
東北や長野などで多く採取される「ネマガリタケ」は食材としてはたけのこの仲間として扱われていますが竹ではなく「チシマザサ」と呼ばれる大型の笹の若い芽です。姫竹と呼ばれる事もある細いたけのこです。ネマガリタケはたけのこより旬が遅めで5月以降の初夏になってから出回ります。
やわらかくておいしいので、大きなたけのこは扱いにくくて……という方も一度お試しを。

 

お湯でもアク抜きは可能。ただし茹でた後の始末が大事

たけのこを調理してみたい、と思った時、ハードルになるのが「ぬか」かもしれません。お店によってはたけのことぬか、鷹の爪をセットで売っている事もありますが、たけのこ掘りにチャレンジしたり道の駅や無人市のような所で手に入れると別のお店からぬかを用意する必要があるのでちょっとおっくうかもしれませんね。

たけのこのアクは、たけのこに含まれるアクの元の成分がたけのこが持つ酵素によってアクに変化するため、「たけのこのアク抜きは早ければ早いほど良い」と言われています。たけのこのアク抜きに使われるものとしてぬかと鷹の爪、でなければお米のとぎ汁とよく言われますが、アクの原因となる酵素は加熱によって壊れるため何も入れていないお湯で茹でてもアク抜きする事は可能です。

たけのこをたくさんもらった時、何度かぬかが足りずぬかを使った物とお湯で茹でて比較した事がありますが、アクの強さは茹でるまでにかかった時間や加熱時間の違いの方が影響が多い印象でした。何も入れないお湯でもしっかり加熱すれば食べる時に気になるほどアクが残った事はありません。ぬかを入れたほうが風味良く仕上がるのは確かですが、どうしてもぬかがない場合はなくても大丈夫です。

ただし、茹で終わった後は必ず冷めるまで茹で汁に漬けて置くのが大事なポイントです。アクを抜く、と聞くと水にしっかり晒さなければならないイメージがありますが、たけのこの場合は水に晒す事ではなく加熱で酵素を壊すのがポイントなので、茹で終わりで冷水に晒すとたけのこが早く冷えてしまい、酵素が完全に壊せない事があります。たけのこのアク抜きの一番のボイントは時間をかけて冷ます事、と覚えておきましょう。

【関連記事】1年で今だけの贅沢!旬の『たけのこ』の下処理をマスターしよう

 

食べきれない時に簡単に保存するには砂糖か塩の力を使う

たけのこをせっかく水煮にしても食べきれない事があります。そんな時、一番簡単なのはたけのこの水煮を薄切りにして、よく水気をきり、砂糖をしっかりとまぶして冷凍可能な保存袋にいれて冷凍します。使う前に砂糖を洗い落とせば煮物にも炒めものにも使えます。たけのこの水煮をそのまま冷凍してしまうと筋っぽくなるのですが砂糖をしっかりまぶす事で柔らかい歯ごたえが保たれます。

冷凍庫に空きがない場合などはきれいに洗って乾かした保存瓶などに水気を切ったたけのこの水煮を入れ、飽和食塩水(溶けきれないほどの塩を入れた塩水)を注ぎます。重しをかけてたけのこが塩水から浮かばないようにするのがポイント。冷暗所で保存すると夏でも腐敗せずに保存する事ができます。ただし塩漬けの場合は使う前に半日から数日程度の塩抜き作業が必要ですので、ご注意ください。

手作り水煮は風味が違います。残った時はぜひこうして保存して見てくださいね。

 
記事/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

作り置き常備菜シリーズ『お弁当に!たけのこと人参のオイマヨ炒め』

作り置き常備菜シリーズ『お弁当に!たけのこと人参のオイマヨ炒め』

ご飯の上にた~っぷりかけて!『麻婆たけのこ』

ご飯の上にた~っぷりかけて!『麻婆たけのこ』

旬の野菜を味わおう!『たけのこペペロンチーノ』

旬の野菜を味わおう!『たけのこペペロンチーノ』

コメント

人気の記事

2022.06.22

甘酒が決め手。シンプルで絶品『ピーマンとじゃがいもの塩きんぴら』

2022.06.20

暮らしにエコを。身体と環境に優しい『べジブロス』

2022.06.14

子どもと食べたい和のおやつ『五平餅風』

2022.06.14

隠し味に最適 季節の保存食『梅しごとのススメ』

2022.06.06

二十四節気の暮らし方『稲の撒き時「芒種」』時間の過ごし方を振り返ろう

2022.05.23

食べていてもエネルギー消費?!『消費カロリーを正しく知って痩せやすいカラダづくり』

2022.05.17

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「アスパラ」の常備菜』

2022.05.12

編集部おすすめ『週に1度の作り置き「アボカド」の常備菜』

2022.05.09

卵・乳製品・砂糖不使用『みりんレーズンのスコーン風』

2022.05.01

旬食材『たけのこ』季節の味を手軽に、長く楽しむ方法

編集部おすすめ記事

2022.06.29

実山椒オイルのアレンジレシピ『アジの山椒焼き』

2022.06.27

メインにも!あと一品に『スタミナ巾着』

2022.06.27

実山椒オイルのアレンジレシピ『山椒とツナのタプナード』

2022.06.25

暑い季節にぴったり!『新じゃがの地中海サラダ』

2022.06.19

旬の魚を食べよう!『真いわしの金胡麻まぶし』

2022.06.18

家にあるものでできる!鯖缶で『簡単鯖そぼろ』

2022.06.17

揚げずに簡単!!バター、乳、卵不使用『そら豆と桜海老のクリームコロッケ』

2022.06.05

お弁当作りのお悩み解決『覚えておきたい新しいお弁当作りのコツ』

2022.05.28

夏を先取り!『フルーツトマトとチーズのパスタ』

2022.05.24

さっぱり!香りを存分に味わえる『ニラぬた』

月間人気記事

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2021.09.10

人気の鶏むね肉がやわらかくなる冷凍保存・解凍方法!下味冷凍もおすすめ

2022.05.14

安いステーキ肉を柔らかくする下ごしらえの方法とは?

2020.06.17

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2021.09.29

グリルで焼くおいしい鯛の塩焼きをご紹介!

2022.05.21

早くて簡単!アルミホイルで包むステーキのおいしい焼き方とは?

2022.03.19

冷凍鶏肉をレンジでおいしく解凍する方法をご紹介!

2022.01.15

似ているようで違う『羊羹』『水羊羹』『ういろう』の食感と材料

2021.06.05

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2019.07.23

沢山食べられる『ふりふり胡瓜』で数日分ごはん

食材宅配 おすすめ

野菜宅配 おすすめ

食事宅配 おすすめ

オイシックス 口コミ

大地を守る会 口コミ

食材宅配 お試し

ナッシュ 口コミ

伊勢丹ドア 口コミ

ミールキット おすすめ

生活クラブ 口コミ