得するコト得するコト

生活に役立つ豆知識、家事が苦手な人には時短ワザ、美容・ファッションのステキ情報を公開します。

まめ知識 2019.04.27

旬食材『グリーンピース』仲間が多い?つつやかな緑を味わう春の味覚

LINEで送る
Pocket

「グリーンピース」は年中流通していますが旬は4月頃です。春は特に味が良い季節なので「豆ごはん」が春のごちそう、というご家庭も多いのではないでしょうか。

仲間が多い青い豆の仲間。グリーンピースは「実えんどう」

グリーンピースは彩りが良く栄養も豊富なので食べる機会の多い野菜です。色々な方法で長期保存ができるため水煮の缶詰やパウチだけでなく単独での冷凍食品の他トウモロコシとにんじんと合わせたミックスベジタブルでもおなじみです。

さや付きの生の物は春先に特に多く出回りますが、青果売り場の同じコーナーに青い豆の仲間の「さやえんどう」「スナップえんどう」などが並んでいます。「グリーンピース」という名前は実は商品としての名前であり野菜としての名前ではありません。グリーンピースとは「実えんどう」がまだ青いうちに収穫して豆だけを取り出して食べる物の事をいいます。

この「実えんどう」、保存食タイプの物だと全国的「グリーンピース」という名前なのですが、野菜売り場にある青果の場合、地域によっては「グリーンピース」という名前ではない事があります。関東地方だと「グリーンピース」なのですが関西地方だと「うすい豆」「うすいえんどう」という名前がさやを外して食べる「実えんどう」の名前になっているケースが多いのです。

これは出回っている実えんどうの産地が関わってきます。関西で多く食べられている実えんどうは 和歌山が産地の「紀州うすい」と呼ばれる物を代表とする「碓氷豌豆(うすいえんどう)」というアメリカから導入された品種だからなのです。碓氷とは最初にこの実えんどうが栽培された大阪の羽曳野市にある地名で、今は和歌山が主な産地なのですが名前に日本に入った時の歴史が残っています。

グリーンピースとその仲間のいろんな呼び方

古い料理レシピ本などを見ると、料理研究家の人が関西出身の場合、材料の指定に「うすい豆」という記載になっている事がありますが「うすい豆」がない場合はグリーンピースとして売られている豆を使えば問題ありません。ただ、「うすい豆」は他の地域の「グリーンピース」より豆の皮が薄く、粒が大きいと言われていますのでうすい豆が出回らない地域の方が家庭菜園にチャレンジされる時に種のお取り寄せをするなら「うすい豆」を選んでみると一味ちがう物が収穫できるかもしれません。

ちなみにえんどうの呼び名の違いの地域差はさやごと食べる「さやえんどう」にもあり、関西では「さやえんどう」で関東地方では「絹さや」と呼ぶのが一般的なのだそうです。「さやえんどう」は実が育つ前に収穫してさやごと食べますが、実が太るまで育ててさやごと食べられるように品種改良された物が「スナップえんどう」です。実が育ってさやが厚くなってもやわらかくて美味しいのと甘味が強く青臭い味がしないのでこちらが好物、という方も多いようです。
よく「スナックえんどう」という呼ばれ方もしますが、「実を太らせてさやごと食べる」えんどうの正式名称は「スナップえんどう」の方です。(農林水産省で定められているそうです)

甘い味付けで食べるうぐいす餡の材料もグリーンピース

グリーンピースは家庭では塩味やしょう油味でおかずとして食べる事が多い豆ですが、甘く煮た物はうぐいす豆と呼ばれ、餡にした物はうぐいす餡として楽しまれています。大豆が味噌やしょう油の原料やおかずとなり、小豆は主に甘味として食べられるという風に食事向けの素材と菓子向けの素材という風に用途がわりあいはっきり別れている事を思うと、えんどうのきれいな緑を彩りとして楽しみたいという人が多かったのではないかと思えます。

グリーンピースは保存食ともなりますが、生の物は劣化が早く、さやから出すとあっという間に固くなります。旬の味を最大に楽しみたいならさやをむいてからすぐに料理にできるよう、時間を見計らってとりかかってみて下さいね。

記事/ケノコト編集部

その他のおすすめ記事

お弁当の一品に!筍、グリーンピース入り『春の豆腐つくね串』

お弁当の一品に!筍、グリーンピース入り『春の豆腐つくね串』

作り置き常備菜シリーズ『えんどう豆の翡翠煮』とアレンジレシピ

作り置き常備菜シリーズ『えんどう豆の翡翠煮』とアレンジレシピ

旬素材『鰹(カツオ)』プレミアが付いた初鰹。縁起物をおいしく食べてみよう

旬素材『鰹(カツオ)』プレミアが付いた初鰹。縁起物をおいしく食べてみよう

旬食材『たけのこ』季節の味を手軽に、長く楽しむ方法

旬食材『たけのこ』季節の味を手軽に、長く楽しむ方法

LINEで送る
Pocket

コメント

人気の記事

2019.07.09

作り置き常備菜シリーズ『冷やし胡麻なす』とアレンジレシピ

2019.07.06

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-5.こんな時なに食べる?日常的な不調への対処-

2019.07.05

優しい甘さの夏おやつ『白桃ヨーグルトアイス』

2019.07.02

季節の手しごとしませんか?『らっきょう漬け』のアレンジ2種

2019.07.01

もっと知りたい日本の郷土料理―宮崎県―『冷や汁』

2019.06.29

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-4. 献立の量-

2019.06.23

シンプルな美味しさ!手が止まらない『ハッシュドポテト』

2019.06.21

バター醤油が食欲をそそる!『ガリバタ醤油チキン』

2019.06.20

【食育のコト】魔法のジュースで夏バテ防止『赤紫蘇ジュース』はいかが?

2019.06.19

材料3つ!一度は作りたい『プリンケーキ』

編集部おすすめ記事

2019.07.04

超簡単!一度は作りたい濃厚『ガトー・テリーヌ』

2019.06.30

初夏のおかずに!具沢山の『味噌炒り豆腐』

2019.06.27

季節の草花『紫陽花のコト』魔除け・縁起物にも重宝された花

2019.06.26

日本の言葉『梅雨』にまつわる季語あれこれ

2019.06.25

まるできな粉そのもの?!『きな粉のほろほろクッキー』

2019.06.20

『茶の湯の世界へようこそ』ー5."花は野にあるように"

2019.06.12

なかなか聞きづらい『ボーナスのコト』~気になる使い道は?~

2019.06.11

ふんわり安らぐ思い出の味『マグロと茄子のみぞれ煮』

2019.06.07

季節を感じる贅沢、雨の日は『梅仕事』を始めてみませんか

2019.05.26

夏野菜レシピにランクイン!『なすと豚肉の旨炒め』

月間人気記事

2018.07.12

知らなかった!こんなにも多い『ウリ科の野菜の種類とあれこれ』

2017.07.16

こんな症状は危険かも『スマホのウイルス感染症状7つをチェック』

2017.03.15

管理栄養士が教える『デトックスウォーターの美容効果と注意点』

2017.04.01

脇の下を押すと痛くない?『脇コリの解消は 肩こり解消にもつながる』

2018.03.26

元美容部員が教える『自分の肌に合う化粧水の選び方』

2018.08.08

なす、トマト、ピーマン、ししとう…あの野菜も?!『ナス科の野菜の種類とあれこれ』

2017.09.14

指先のカサカサを直したい!『指先の乾燥の原因とケア方法』

2018.03.31

編集部おすすめ『週に1度の作り置きレシピ「玉ねぎ」の常備菜』

2017.08.23

季節の手仕事『自家製キウイシロップ観察日記』

2018.07.01

漬けて使う・合わせて使う『梅味噌の活用レシピ』