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まめ知識 2019.05.06

二十四節気の暮らし方『立夏』夏の始まりに注意したいコト

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二十四節気の中で、春夏秋冬の始まりの日は「四立(しりゅう)」と呼ばれて別格扱いになっています。「立夏」は5月の上旬頃、5月6日頃に当たります。暦の上ではこの日から夏が始まります。

真夏・梅雨ではなくても気温も湿度もぐっと高くなる時期

夏が早い地域や気の早い人はもう半袖を用意して身につけ始める頃合いですね。夏は照りつける太陽と強い日差しのイメージですが、気温と湿度の高さも忘れてはいけません。

湿度が高い、というと梅雨のイメージですが、意外にこの時期は湿度も高くなります
立夏の前の節気である「穀雨」が夏に向かって次第に雨量が増えるという目安にもなっていますが、ゴールデンウィークは案外雨が多くて予定が狂った、という経験はないでしょうか?

気温が上がって雨が増すため庭などに雑草が茂りやすくなります。雨が降っただけで一気に草丈が伸びてびっくりする事もありますね。そんな植物と同様に、この時期は微生物も元気になります。暮らしに関わる微生物というと、最近では食品を発酵させてくれる良い酵母などより、いろんな物に発生して頭を悩ませがちなカビや食品を腐らせてダメにする腐敗菌の方が身近な問題になりがちです。

カビ対策などは梅雨にする事、と思いがちですが安心な暮らしを送るためには今の時期から衛生管理に対してシビアになる必要があります。

お掃除の時は「換気」「拭き取り」「酸性」がポイント

お風呂場も冬と違ってすぐに黒カビが出たり、酵母が原因の赤カビやぬめりが増えたりしがちで、本格的なお風呂掃除の頻度が高くなってきます。

この時期になると暖まったお風呂を閉め切ると、微生物に取って活動しやすい湿度が長く保たれるので換気が大切になってきます。浴室の窓を開けて換気する場合、浴室を閉め切って窓だけ開けると空気が対流しにくくなるので結露しやすくなって逆効果な場合があります。窓を開けて換気する場合、浴室と脱衣所の間のドアも少し開ける事で空気が対流しやすくなります。

換気扇があるお風呂はそれを使いますが、この場合は窓を閉め切る必要があります。窓を開けて換気扇を回すと浴室の上部だけの空気を対流させる事になって効果が半減なのだとか。取り扱い説明書をチェックして、正しく換気できるようにしてみてくださいね。

窓も換気扇もないお風呂は壁などの結露をざっと拭くだけでもカビが出にくくなります。シャンプーなども使い終わったら体を拭いた後のバスタオルでさっと一拭きする習慣をつけると底がぬめるのを防ぐ事ができます。

洗剤を使って洗っているのにお風呂がすっきりしない場合は、アルカリ性の洗剤では落ちない石けんかすなどが原因ですので、洗剤掃除の後に酸性のクエン酸水などを使っての仕上げ掃除をしてみましょう。

酸性の恩恵はキッチンやお弁当にも。酢を上手に使おう

この時期になるとお弁当に保冷剤が欲しいと思うような暑い日もあります。そんな時、おすすめなのがお弁当箱に酢を塗る方法です。キッチンペーパーなどで乾いたお弁当箱に酢を軽く塗ってからお弁当を詰めると腐敗しにくく、食べ終わってからも腐敗臭が出にくくなります。

これは酢の殺菌効果によるもの。高濃度の食品アルコールがキッチン周りの殺菌に使われる事が多いですが、食用のお酢でもこんな風に手軽に殺菌する事ができます。
また、お弁当のおかずに酢を使ったメニューを取り入れても腐りにくく、暑い時期にさっぱりと食べる事ができて一石二鳥ですね。

お弁当を詰める上での注意点に、よく冷ますというのがありますが、もう一点。熱い物と冷たい物を同時に詰める事も避ける必要があります。熱い物と冷たい物をくっつけると腐りやすい温度環境を作ってしまうからです。すべてが熱々の状態で詰めてから冷ますか、あらかじめご飯だけを詰めておきご飯とおかずの両方が冷めてから詰めるようにしましょう。

衛生管理に注意が必要といってもそれほど難しい事はありません。見落としがちな点では手洗いもあります。インフルエンザのような感染症がはやる時期ではないとおろそかになりがちですが、手洗い不足が不調の原因とならないよう、爪の際までしっかり洗って衛生管理に注意してみてくださいね。

記事/ケノコト編集部

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