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まめ知識 2019.05.08

お母さんを想う気持ちは万国共通。感謝を伝える『母の日』のコト

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毎年5月の第2日曜日は「母の日」です。(2019年は5月12日)
お母さんが何を欲しがっているかを探ったり、離れて暮らす人は早めにお花を贈る手配をしたり、喜ぶ顔を思い浮かべてプレゼントを考えた人もいることでしょう。母の日は祝日ではなく毎年日にちが変わるのに、5月の行事としてすっかり定着していますね。
それでも母の日の由来については知らない人が多いかもしれません。そもそも、いつから始まったのか、また国ごとにはどんな形で感謝を表しているのか――母の日についてのいろいろを紹介します。

母の日と言えばカーネーション。一人のアメリカ人女性の思いが国を動かした

「母の日」はアメリカから渡って来た記念日です。20世紀初めのアメリカ・ウェストヴァージニア州で、母を亡くしたアンナという女性が5月に教会で母をしのぶ会を開きます。彼女は母が好きだった白いカーネーションを、参加者みんなに1輪ずつ手渡しました。
アンナの母を想う気持ちに感動した人たちから、「母の日」を祝うイベントが徐々に広まり、1910年にウェストヴァージニア州知事が「母の日」を認定。さらに1914年、アメリカ政府は5月の第2日曜日を「母の日」と定め、祝日になりました。これが、世界的に見ても5月に母の日が多い理由です。

白いカーネーションは亡くなったお母さんをしのび、赤は健在な母親を思うもの――以前はこのように区別されていましたが、現在ではお母さんの好きな色や、花ことばで色を選ぶなど変化してきています。

日本の母の日の歴史

日本では、1913年に青山学院で行われた母の日礼拝が、定着のきっかけと言われています。この時、アンナからメッセージが届き、青山学院にいた宣教師たちの熱心な働きかけで礼拝が行われました。その後、1931年に大日本連合婦人会が香淳皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としましたが、普及しませんでした。1937年5月8日には、第1回「森永母の日大会」が開催されました。

第二次世界大戦後の日本は、欧米の習慣を取り入れています。日本独自に進化する風習が多い中、「父の日」と「母の日」は基本的なコンセプトは変わりません。「母の日」はアメリカと同じ5月の第2日曜日に行われ、カーネーションを贈るのが一般的です。

感謝の気持ちは同じ!世界の「母の日」事情


母の日が行われるのは世界中でさまざま。日にちも習慣も異なります。

【オーストラリア】

日本と同じく母の日は5月の第2日曜日ですが、季節は秋になります。英語では母親を“mum(マム)”と呼びます。菊の花Chrysanthemum)も省略して“mum(マム)”と呼ばれることから、人気のある母の日のプレゼントです。

【イギリス】

3月の春分の日を過ぎ、最初の満月の次の日曜日がイギリスの母の日。なかなか覚えにくいですね。子どもたちは教会で花を受け取り、お母さんにその花を贈ります。

【メキシコ】

5月10日に祝われるメキシコの母の日は一大イベントです。毎日家族のために働く母親を連れて、通いのレストランで食事をするのが風習です。愛する人や尊敬する人に捧げる曲「Las Manantas」の生演奏がそこら中のレストランから聞こえます。

【フランス】

5月の最後の日曜日に祝うフランスの母の日。花束や花形のケーキ、手作りの品や自作のポエムを贈るのが一般的。リラックスしたひとときを過ごしながら、家族との時間を楽しんでもらいます。また、子だくさんの女性を表彰するメダルの授与も行われます。

【エチオピア】

エチオピアでは秋の雨季の終わりに行われる3日間のお祭りの一環として「母の日」を祝います。家族が集まり、娘が野菜やバター、チーズ、スパイスを、息子が子羊や牛など様々な肉を持ち寄り、細切れ肉料理を作ることが伝統となっています。

【タイ】

タイ・シリキット国王妃の誕生日、8月12日が母の日です。タイの国民は自分の母や王妃に尊敬と感謝の気持ちを表すために水色の服を着て、ジャスミンの花を贈ります。

ご紹介した以外の国でも、まだまだ「母の日」は行われています。日にちや風習はそれぞれ違っても、お母さんを想う気持ちは同じですよね。いつもは照れくさくてなかなか言葉にできない感謝の気持ち。母の日には素直に日ごろの感謝を伝えましょう。

 

記事/杉本雅美

日々の生活の中で、無理のない程度に四季の変化を感じ、ひと手間かけることを心がけて夫とふたりで暮らしています。フリーのライターとしてインタビューやイベントレポート、暮らしに関することなど、多様な情報をお届けしています。
 

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