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食育 2019.05.16

【食育のコト】自然と身につく食事のマナー

ご飯の前にいただきます。
食べ終わったらごちそうさま。
子どもと一緒に大きな声で言っていますか?

マナーも大切だけれども

食事の時は良い姿勢できちんと座り、お皿に手を添えて、正しい箸の持ち方で口を閉じて食べる。
こうやって一つ一つあげていくと、マナーを守ってご飯をきれいに食べるのは、とても大変なことに感じます。
「子どもにはちゃんと教えないと」と食事の度に必死に声を掛けるのは、子どもはもちろん、大人としてもできれば避けたいもの。
そんなことをしていたら、せっかく頑張って作った料理も味わうことができず、親子の交流の時間が台無しになってしまいます。
命をいただく食事の場だからこそ、楽しくありがたくいただきたいものです。

子どもたちがこれから出逢う大勢の人たちと一緒に気持ちよく過ごすためにも、食事のマナーは欠かせません。
出来れば自然と、そしてストレスなく、身につけさせてあげたいですよね。

子どもは真似っこの天才

では、マナーはどのように身につけたら良いのでしょう?
子どもは真似をするのが大好き!
ご飯を食べる時、一緒に食べる皆が手を合わせていただきますをしていると、離乳食を食べているような小さな子でも、いつの間にか真似をして手を合わせて挨拶をするようになります。
大人がお茶碗を持って食べていたら、子どもも自分のお茶碗を持って食べようとします。

もちろん、教えてあげなければできないことも多々あります。
お箸の持ち方は練習しなければなかなか出来るようにはなりませんし、口の中に物を入れて話してはいけない、また肘をついて食べてはいけない等の細かい決まりは、注意されて初めて学んでいきます。

でも、だからといって食事の度に恐い顔で注意されていては、食事がお説教の時間に早変わり。
せっかくチャレンジしたことでも、失敗をして怒られていたら、子どもはやる気をなくしてしまいます。
そんなことにならないためにも、親の力量が試されます。

食事時には食事に集中する工夫を

食事に飽きて歩き出してしまったら、さっさとごちそうさまをしてしまいましょう。
子どもが集中して食べられる量をよそってあげるようにすれば、残すこともありません。

お箸の持ち方は、食事の時間ではなく、遊びを通して練習するのがおすすめです。

また、子どもと一緒にマナーの本を読むのはいかがでしょう?
意外と忘れていることや知らないことがあり、一緒に食事をする大人も勉強になります。
食事の時間には、なるべくご飯に集中できるようにしてあげたいものです。

マナーが自然と身につく場

そうやって予習をしてから、外へ食事に連れ出すのも、マナーを身につける良い機会になります。
ビュッフェのようなお店も楽しいのですが、ある程度我慢ができたり、話がわかる年齢になったら、少しおめかしをして、給仕をしてもらうようなお店での食事にもチャレンジしてみてはいかがでしょう。

一人前の扱いをしてもらうことで、子ども自身も緊張感を持ち、お行儀良くしようという気持ちが自然と生まれます。
場が人を育てるとはよく言ったもので、子どもはそのようなところでは騒いだり立ち歩いたりしなくなります。
大人の真似をして、いつのまにかフォークとナイフも上手に使えるようになったりもします。

お店に迷惑をかけることのないよう、お店への予約の際には、子連れでも大丈夫かを確認をしておくと安心です。
大人がプレッシャーや試練を与える立場ではなく、子どもが乗り越えていくのをサポートするような立ち位置にいると、案外簡単に難しいことを身に付けることができるのです。

大人になるまでにしてあげたいこと

子どもの年齢が上がれば上がるほど、一緒に食事をする回数はどうしても減ってしまいます。
その分、子どもがどういう食事の仕方をしているのか見る機会が減ると共に、子どもにとってもマナーを学ぶ機会が激減してしまうのです。
子どもが将来どこでも、誰とでも、楽しく食事が出来るよう、食事のマナーを少しずつ自然と身につけられると良いですね。
 

コラム/やこかおり
幼い頃から旅行好きの父に連れられ、世界各地の料理を食べ歩いた経験から、食に関する好奇心が人一倍旺盛。高校の授業で食品添加物について調べた時の衝撃から、できる限り添加物のない食品を求めるようになる。
一男一女の母となってその気持ちはより一層強くなり、手元にある材料で、無理せず楽しみながら続けられるような、自家製にこだわった食事作りを日々心掛けている。

 

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