
やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-10. 意外なあのお野菜も。冷凍野菜、使ってみませんか?
目次
こんにちは。
皆さんのお宅の冷凍庫には野菜、入っていますか?
最近では7月の長雨の影響で夏野菜が高騰しましたが、野菜は一年を通して天候の影響を受けやすく、価格も変動しやすいもの。
今回は、そんな時に役立つ野菜の冷凍ストックについてお伝えしたいと思います。
買ってお得。自家製も便利な冷凍野菜
わざわざ自分でつくる手間をかけなくても、スーパーでは手軽に市販の冷凍野菜が手に入りますね。
ブロッコリーやほうれん草、コーンやかぼちゃなど種類も豊富です。
中でもかぼちゃは、季節によっては生のものは外国産しか手に入らない時期もありますが、冷凍ならばいつでも国産のほくほくとしたものが食べられるため我が家では重宝しています。
ほうれん草などの葉もの野菜は天候による影響を受けやすいので、不作のときには生で買うよりも安く済むこともあります。
そして、これまではやったことがないな、という方にもぜひ試して頂きたいのが、自分でつくる冷凍野菜です。
冷凍すると栄養が落ちるのでは・・・?
と、心配になってしまうかもしれませんが、買ってすぐに調理し1ヶ月冷凍保存したものより、冷蔵庫で9日間保存したものの方が栄養価が下がっていることが研究によりわかっており、すぐに使い切れない場合は、買ってすぐに冷凍してしまう方が栄養をキープできますよ。
また、冷凍野菜としてストックしておくことで、毎日の料理の下ごしらえの時間が短縮でき、暑いこの時期、キッチンに立つ時間を少しでも短くしてくれるのに一役買ってくれます。
冷凍可能な野菜はたくさんありますが、特に今の時期に使いやすく、市販ではあまり目にしない冷凍野菜をここではご紹介しますね。
暑い季節に重宝する冷凍野菜とは?
●薬味
まず、一つ目は冷たい麺類が恋しくなるこの時期に活躍する薬味です。
白ネギ・小ネギは、小口切りにし、ジッパー付きバックに入れて生のまま冷凍できます。
そのままだとくっつきやすいですが、キッチンペーパーをジッパー付きバックの中に1枚いれ、その上に広げるようにした状態で冷凍庫に入れ、少し固まってきたところでほぐすと、塊になるのを防ぐことができます。
また、大葉も生のまま冷凍できます。
その際は、使いやすい枚数ごとにラップに包み、使用する際は凍ったままザクザクと切れるので便利です。
●夏野菜
意外かもしれませんが、トマトの冷凍保存がおすすめです。
トマトは丸ごと冷凍でき、流水やレンジで解凍するとするっと薄皮が剥けるので、煮込み料理にもすぐ使えます。
そして、離乳食をつくる際にも、半解凍状態だと種の部分をぽろっと取ることができ、楽に下処理ができるので時間短縮になりますよ。
もう一つ、冷凍のイメージがあまりない茄子も冷凍可能です。
生のままだと味が落ちやすいのですが、焼き茄子にして皮を剥いた状態であればほとんど味も落ちず、ささっと一品として出すこともできますね。
一度試してみるととても便利な冷凍野菜、ぜひ皆さんのお宅の冷凍庫にもストックしてみてくださいね。
コラム/たみなと あやな
一歳の女の子の母。夫がサッカーに熱心に取り組んでいたこともあり、アスリートフードマイスター3級取得。一般企業退職後、今は資格取得の勉強中です。
栄養士の母の影響もあり、幼い頃から栄養を自然と気にかける暮らしを送ってきました。 豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指し、日々ごはんづくりをしています。
その他のおすすめ記事
やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-9.毎日とりたい”五色”を知っていますか?
やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-8. あと一品に、バリエーション豊かな和え物はいかがですか?
やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-7. いいことづくめの旬を食べよう!~夏~-
このカテゴリの記事

つるん、ほろり。凝固剤で変わるゼリーの口当たり『寒天、ゼラチン、アガー...

子どものやりたい!を引き出す『夏休みのお手伝い』

カラフルな色には理由がある『夏野菜の色が秘めるチカラ』

自然食品のお菓子を夏休みのおやつに「メイシーちゃんのおきにいり」
関連記事

着物はじめてさんの知りたいコト『ひな祭りに子どもに着物を着せてみよう』

願いや祈りがこめられたお正月の遊び

苦労=不幸じゃない『いま踏み出す小さな一歩で、未来は変わる』

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-6.こんな時なに食べる?夏に負けないからだのために-

さっと出せる、簡単おつまみ『お好み野菜と海鮮のピンチョス』

コメント