
なかなか寝てくれないないときに おやすみ前の絵本の習慣
『入眠儀式』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
赤ちゃんや子どもを寝かしつけるとき、毎日同じタイミングで同じ行動をすることです。
それが習慣になってくると、眠ることを嫌がらなくなったり、怖がらなくなったり、心を落ち着かせ、自然と眠りにつくようになります。
そんな入眠儀式におすすめの1つが絵本。
温かいお布団の中で聴くママの声。何度も読んだ全部知っているストーリーとお気に入りの絵。一日の終わりは安心感に包まれて、眠りについてほしいものです。
そんな入眠儀式に読ませたい絵本も選ぶのにちょっとしたポイントがあります。
・気持ちが落ち着くようなストーリーのものを
・色彩が鮮やかすぎないものを
・ほどほい長さのものを
眠りにつく前なので内容も色合いもトーンの落ち着いたものがおすすめです。気持ちがワクワク楽しくなってしまうようなストーリーだとなかなか眠りを誘いずらいですよね。
また、あまり短すぎると気持ちの準備ができる前に終わってしまいますので、読んでいるうちにゆったりリラックスしていく程度の長さがあると良いでしょう。
ベビーマッサージクラスでは小さなからだに一つ一つ丁寧に触れながら読める絵本「おやすみぼく」をご紹介しています。
撫でたり抱きしめたりスキンシップをとりながら読んであげると、じっとするのが苦手な子や落ち着きのない子でも喜んで寝っころがってくれます。
寝るのが嫌いな子や、なかなか寝付けない子にもおすすめの習慣です。
文/丘山亜未
photo by Pink Poppy Photography
ライタープロフィール
ベビーマッサージと女性限定イベント『mama・coco』代表
平日昼間、1人で孤軍奮闘するママたちをつなぐをコンセプトに多くのイベントを開催。ママになってからの新しい出会いの場、友人作りの場として多くの支持を得ている。いつも和やかでアットホームな雰囲気が好評で年間400組以上、のべ1500組を超える親子が参加している。絵本好きが高じて自身の担当するすべてのクラスで絵本タイムを取り入れる、2児の母。
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