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まめ知識 2019.09.29

「食欲の秋」どうして秋になると食欲が増加するの?

次第に涼しくなって来て、大粒のぶどうや梨などいわゆる「秋の味覚」をお店で目にするようになってきましたね。
実りの秋とも言われるだけあって、おいしい食材が次々に旬を迎える時期でもあります。
それも「食欲の秋」といわれる理由の一つですが、体の中で起きている変化も「食欲の秋」の原因となっているのをご存知でしょうか?

暑さのダメージから回復した体が食べる事を要求する

夏バテで食欲が落ちるタイプの人は、夏の暑さでダメージを受けて消化器官が弱り、体重が減少する事が多いのですが、このタイプの場合、体が回復しようとして秋になってくると食欲が増してきます。
夏の暑さの他にも、冷たい物が苦手なタイプの人も温かいメニューが増えるので体に負担をかけずにたくさん食べられる状況が整って来ます。

日照時間の減少からくるストレスのために食欲が増すことも

夏は気温が高く、日差しも苛烈で体への負担も大きいのですが、エルネギーに満ちた季節でもあり夜も短いので充実して過ごせるシーズンです。それが秋に入ってくると次第に日差しが柔らかく弱まって行き、日暮れが早くなって日照時間が減少していきます。
すると人間の体の中で日光を浴びる事で作られる「セロトニン」という神経伝達物質が作られる量も減少していきます。
セロトニンは別名を幸せホルモンと呼ばれる事があり、気持ちの安定や質の良い睡眠に関わってきます。
その物質が減るため、ストレスを感じやすくなる事で食欲が増して来るという考え方もあるそうです。
食べる事で快感を得られるため、足りないセロトニンの代わりに食べる事で穴埋めしてしまうのが「食欲の秋」の原因かもしれません。

外に出て、酸味を取るのが「困った食欲の秋」対策

旬のおいしい食べ物を楽しむのも「食欲の秋」の楽しみですが、食欲がセーブできずに胃もたれするほど食べて消化器官にダメージが出てしまう、または体重の増加が止められない……という場合は食欲を抑える工夫をしてみましょう。

日照不足の食欲増加対策としてはまず屋外に出る事です。気候のいい時期ですから行楽に限らず家の近くを少し歩くだけでも爽快な気分になれます。また、30分ほどウォーキングを続ける事でもセロトニンの分泌が増えるとされています。筋肉を動かす事で脳に酸素が届きやすくなり、脳を活性化させる効果があるとされていますのでぜひお試しを。

次に食べ過ぎて体重が増加してしまう……というお困りの場合、食べる量のリセットがおすすめです。
「初物の秋刀魚がおいしくてたくさん食べてしまった」が一日だけならいいのですがそれを毎日続けてしまわないようにメリハリを付けてたくさん食べた次の日は控えめにする、というように一週間くらいを目安に食事量が増加しすぎていないかチェックしてみて下さい。
食べる量が増えたまま定着しないよう、翌日以降の食事で調節する習慣をつけてみましょう。

もう一つ、甘くてこってりしたお菓子が欲しくてたまらない場合。
脳が疲れているために食べると脳に快感が得られる糖分の入った物を体が欲しがっている事も。
そういう場合は単純な甘さの物ではなく柑橘類など甘酸っぱい果物や黒酢ドリンクのような酸味がある物にしてみましょう。
クエン酸を含む物は疲労回復を助ける働きがあるので甘味への要求が和らぐ事があります。

ゆっくり味わう事なく一気に食べると満足感が得られないままカロリーを過剰摂取、という事になりかねませんので、食べる時はお気に入りの食器でゆっくり味わう、「ながら食べ」はしないなど、上手に食べたいという要求をリセットできる方法を見つけて「食欲の秋」を楽しんで下さいね。

記事/ケノコト編集部

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