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食のコト 2019.10.19

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』-15. 子どもの好き!が増える献立づくり

こんにちは。
今回のテーマは、小さなお子さんのいるご家庭の献立についてです。

我が家の娘もまもなく2歳。
イヤイヤ!が多く翻弄される日々ですが、食べることが好きなのでおいしい!と嬉しそうに食べてくれることが大半で、そんな娘を見ているのが一番のわたしのご褒美でもあります。
一生懸命考え、手間をかけて作った食事だからこそ、やっぱり笑顔のおいしい!が聞きたいですよね。
毎日大好きなものをつくってあげられればよいのですが、栄養も気になるし色んなものを食べてほしい…

そんな思いの中、私が今まで試行錯誤でたどりついた献立づくりのステップがあります。

 

まずは、子どもの好きなものをよく知る

お子さんのお気に入りのメニューを思い浮かべたり、実際に作ってみたりして、お子さんの反応を見たり声を聞いてみましょう。
食材自体の味が好き?
食感が好き?
味付けが好き?
きっとお子さんの「○○だから好き!」が一つはあるはずです。

 

苦手なものはどこが嫌い?

その次に、逆に苦手な食材やメニューについて。
こちらも具体的に
苦みや酸味のような風味?
香り?
私の娘は、緑の葉もの野菜を”葉っぱやだよ!“と嫌がるので、乳幼児であれば色味や視覚的なものもあるようです。
大人には想像しなかった苦手なポイントがあることも多いので、よく観察してみると意外な発見があるかもしれません。

 

苦手なポイントは隠す、好きな部分はより引き出す

好き嫌いがわかってきたら、あとは当然のことのようですが嫌いなポイントをなるべく消し、好きなものに近づけてあげましょう。
甘い味付けが好きなのであれば、お砂糖を使うばかりでなく、かぼちゃやさつまいもなど素材の甘味も活かす。
魚や肉などの食感は苦手であれば、細かくきざんでお豆腐と混ぜてふわっとしたつくねやハンバーグに形を変えてみる。
娘のように色味が気になるようであれば、トマトソースなど色の印象を弱めてくれるものに刻んで混ぜ込む。
 

そんな工夫で普段は食べられないものが食べられた時にはたくさん、「すごいね!」「食べられたね!」と声をかけてあげることもとっても大切。
いつもは食べられないのに食べられた!となった瞬間を一緒にいっぱい喜んでくださいね。
また、食べられた時には食べられたご褒美に。食べられなかった時は自信を失わないために。
苦手なものを使う時には一緒に好きなメニューも献立に入れるようにしています。
「できた!」や「これはだめだったけど、こっちは食べられた!」というお子さんの気持ちに一緒に寄り添って食べることを楽しんでくださいね。

わたし自身、これまで苦手なものを好きなキャラクターの形にしてみたりもしましたが、やっぱり子どもが嫌いなのはそのメニュー自体だったりするので、そうした視覚的な工夫は好きなメニューでこそトライして、より食事を楽しい!と思うきっかけにつなげるのが良いなと感じました。
また、形にくりぬいたりと手間がかかる分食べてくれなかったときのショックが大きいので、絶対食べてくれそうなもので視覚的な工夫をする方が作り手としてもやってよかったな、と感じられますよ。

そんな風に心の折れない範囲を自分で決めて、その中でぜひいろいろと試してみてくださいね。
子どもはみんな、十人十色ですのでこの方法がうまくいかない場合もたくさんあるとは思うのですが、お子さんと向き合って”好き!”を見つけるヒントにして頂ければ嬉しいです。
 

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

 

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