
ゆず茶でコクうま味or爽やか味♪『ゆず茶でブリの幽庵焼き』『揚げない♪たっぷり野菜の柚子南蛮』
以前、アメリカの友人からのお土産で柚子ホットソースというものを頂きました。数年前に発売されて以来の人気商品だそうです。このように、柚子の酸味と香りは近年海外でも人気が高く、フランスや米国のレストランでは日本語そのままの名前で「YUZU」として紹介されているようです。
それでも、店頭で生の柚子が簡単に手に入るのは日本ならでは。新聞紙に包んで冷蔵保存すれば長く楽しめます。冬の安らぎの香り、柚子をバラエティ豊かに楽しんで頂けるよう、前回ご紹介したゆず茶を使ったアレンジ料理を2品ご紹介します。
柚子が上品に香るコクうま味の幽庵焼き、爽やかな香りを楽しめる柚子南蛮。
さあ、今日の気分はどちら?
『ゆず茶でブリの幽庵焼き』
「ゆず茶でブリの幽庵焼き」の材料(2人分)
ブリ(切り身)
2切れ
ゆず茶
大さじ1と1/2
酒、醤油
各大さじ1
白菜の千切りと水菜のサラダ
適量
「ゆず茶でブリの幽庵焼き」の作り方
1.ブリに塩少々(分量外)を振り5分置きます。出た水分を拭き取ります。
2.ブリ以外の材料を、容器(ポリ袋でもOK)に混ぜ合わせ、ブリを漬けて冷蔵庫へ。
途中裏返して、30分~1晩置きます。
3.フライパンに食用油大さじ1/2(分量外)を熱して、ブリを弱火で片面3~4分ずつ焼きます。最後に漬け汁も加え、弱火でとろみが付くまで焼いたら完成です。
↓途中、漬け汁を掛けながら焼くと味が浸み込みます。
さっぱりとした生野菜を添えて、召し上がれ♪
「ゆず茶でブリの幽庵焼き」を美味しく食べるポイント
・ブリの厚みによって焼き時間を変えて下さい。切り身の周囲の色が変わったらひっくり返す目安です。
・添えるサラダはお好みで。旬の白菜と水菜はみずみずしく、もう一品の味噌汁にも使えてお勧めです♪
・どちらの料理も、魚はお好みで。ブリ、鰆、鮭、タラ、鯖等旬のものをお使い下さいね。
【調理時間】10分(漬け込み時間を除く)
『揚げない♪たっぷり野菜の柚子南蛮』
「揚げない♪たっぷり野菜の柚子南蛮」の材料(2人分)
タラ
2切れ
Aゆず茶
大さじ2
A柚子果汁、酢
合わせて大さじ3
A醤油
大さじ3
A酒
大さじ1
玉ねぎ
小1コ
人参
1/2本
小麦粉
大さじ1
白菜の千切りと水菜のサラダ
適量
「揚げない♪たっぷり野菜の柚子南蛮」の作り方
1.タラに塩少々(分量外)を振り5分置いて、出た水分をふき取ります。
2.水200㏄とAを混ぜ合わせてバットに入れます。
4.タラに小麦粉をまぶし、油大さじ2を入れたフライパンで両面を焼きます。
5.タラの油を切りながら、熱いうちに2のバットに入れます。さらに3を入れて冷蔵庫で冷やします。
白菜と水菜の千切りを乗せて♪サラダ感覚でさっぱりと頂けます。上から、漬け汁をたっぷり掛けて召し上がれ♪
「揚げない♪たっぷり野菜の柚子南蛮」を美味しく食べるポイント
・魚に塩少々を振るのは臭みを取る為です。出てきた水分をしっかり拭き取りましょう。
・柚子と酢を組み合わせると酸味に奥深さが出ます。どちらか1種類だけでももちろん○。
・冷蔵庫で3~4日保存可能です。日が経つにつれ、酸味がまろやかになり玉ねぎの辛みも無くなります。
【調理時間】20分
自然豊かな福井育ち。料理旅館で育った祖母の影響で幼児の頃から料理を始め、中学生になってからは家族の夕食を毎日作る大の料理好き。料理と暮らしを紹介したブログはランキング上位になり、わずか2年で出版に至る。4歳の息子と夫の3人暮らし。家族との暮らしを第一に、書籍や企業へのレシピ開発、写真提供をしている。現在、大好きな花や旅をテーマにした料理教室、ワークショップを計画中。
ブログ「さくらのおうちカフェ」
Instagram
コメント