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食のコト 2020.01.12

やさしい暮らしのヒント『献立を考えるコト』21. 健康にも、節約にも。端っこ野菜を活用しよう。

明けましておめでとうございます。
今年もより皆さんにわかりやすく役立つお話をできるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

早速ですが、普段は捨ててしまうような部分もおいしく頂く献立について。
日本では年間600万トンの食料が廃棄されていると言われており、大きな問題にもなっています。
外食産業のみでなく、ご家庭においても食材を傷めてしまったり、皮や端の部分などを捨ててしまうこともありますよね。
せっかく生産者の皆さんが心を込めてつくってくれた食材たち、最後まで美味しくいただきましょう。

今回、特に注目するのは捨てる部分が多くなってしまいがちな、野菜。
皮や種、端の部分などには特に野菜の旨味や栄養がたっぷり詰まっています。
また、捨ててしまう部分で一品ができれば節約にもなります。
そんな部分を無駄なく頂けるレシピの中でも、この時期におすすめなものをいくつかご紹介しますね。

大根の皮の簡単漬け物

この時期においしいおでんやぶり大根をつくった際にもよくでる、大根の皮。
大根の皮の近くには筋があり固さもあるため、厚めにむくようレシピに記載してあることが多いのですが、たくさんの量になるともったいない…。
そんな時には火も使わず簡単にできるポン酢漬けに。

1.皮を剥いた際に、皮の部分のみ繊維に沿って細切りにし、保存容器に詰める
2.その上から大根の皮が3分の2ほどつかるくらいまでポン酢を注ぐ

手順はこれだけです。
あとはしっかりと蓋をして1日ほど寝かせるだけ。上下を途中で変えてつかりやすくすれば、半日ほどでも美味しく頂けます。
面取りした際にでた細い切れ端なども一緒にいれて問題ないので、無駄なく大根を味わえますね。

ベジブロス

ベジブロスとは、野菜(ベジタブル)とだし(ブロス)を足した言葉で、抗酸化作用も高いことから最近注目が高まっています。
野菜の捨ててしまう部分をじっくり煮込むことで、野菜の甘味や旨味が引き出されとてもまろやかな出汁が手軽にできますよ。

ポトフやミネストローネなどの野菜をたっぷり使う料理であれば、その切れ端や皮を使って先にベジブロスを作りそのまま活用できますし、つくりおきをしている方であれば、まとめて野菜を切った後に集めた切れ端の野菜を使ってもよいでしょう。
つくったベジブロスは、スープはもちろん、カレーやシチュー、お味噌汁などの和食にも活用できるのでぜひお試しくださいね。

1.野菜の皮、端、ヘタ、種などを鍋に入れ、その上から料理酒を振りかける。
2.野菜の9割ほどがかぶるくらいまで水を注ぐ。
3.火にかけ沸騰したら弱火に。20~30分ほどじっくり煮込む。
4.火を止め、ボウルなどで野菜を濾す。

手順は以上です。
煮込んでいる間は焦げ付かないよう見る程度で、あくをとったりする必要はありません。

また、お好みでローリエなどのハーブも一緒に煮込むと香りもよくなりますが、必ず必要ではないので、各ご家庭にあるものでお好きな味になるよう色々とアレンジしてみてください。

普段の料理にほんのひと手間、目分量でできる端っこ野菜のレシピをつかって、ぜひ野菜を丸ごと味わってみてくださいね。

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

 

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