
毎日のほんの少しの意識を大切に 医学界の権威がまとめた「癌予防の10カ条」
目次
癌になりやすい10の生活習慣を知っていますか。
もしかしたら、あなたの生活習慣が、知らず知らずのうちに癌になる確率を上げているかもしれません。そこで今回は、医学会の権威ある一流科学者達がまとめた「癌予防の10カ条」を一部ご紹介します。
癌予防の10カ条
第1カ条【身体の肥満度】
体重を正常範囲に保ち、正常範囲の中でもなるべく低い方が望ましいと言われています。
適正体重は『身長(m)×身長(m)×22』で算出することができます。
成人期を通じて体重や腹囲の増加には気をつけてくださいね。
第2カ条【身体活動・運動】
毎日の日常生活の一部として、身体を動かし活動的な生活を心がけを。
移動や仕事中、家の中など、毎日少なくとも30分以上早足で歩くか、それに匹敵する身体活動をすることがポイントです。
。逆に体を動かさない生活、たとえばテレビを見て過ごすといった生活は控えた方が良いですよ。
第3カ条【体重を増加させる食物や飲料】
100gあたり約225kcal以上ある、エネルギー密度の高い食物の摂取の制限、砂糖類を加えた、糖分の多い飲料を避けることをおすすめします。またいわゆるファーストフードと言われているものも、食べないか食べてもごく控えめにしてくださいね。
第4カ条【植物性の食事】
毎日400g以上の多種類の野菜(非でんぷん性)や果物、精製度の低い穀物または豆類など、植物性の食品を主とした食生活を意識することも大切です。また精製された穀物の摂取も控えめに。
第5カ条【動物性食品】
肉好きの方もいるかと思いますが、ほどほどにしてくださいね。肉(牛肉、豚肉など)の摂取は週に500g以下が望ましいとされています。
また加工した肉もできるだけ避けた方が良いですよ。
今回はすべてを詳しく紹介できませんが、残りの6~10カ条を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
『今すぐチェック!医学界の権威がまとめた「癌予防の10カ条」』
どういった内容なのかだけ、簡単にご紹介しておきます。
第6カ条【アルコール性飲料】
アルコール性飲料(酒類)は控えめに。男女それぞれ適した量を守ることをおすすめします。
第7カ条【保存・加工・調理】
塩分の摂取を制限したり、かびに汚染された穀物や豆類を避けることも大切です。
第8カ条【食事のサプリメント】
サプリメントを飲んでいる方もいると思いますが、癌予防に関しては勧められません。できるだけサプリメントに頼らず、食事のみから必要な栄養素を摂ってくださいね。
第9カ条【授乳】
母親は授乳をしっかり行った方が良いとされています。
第10カ条【癌の生存者】※癌患者に限る
専門家から違うアドバイスを受けていなければ、これまでに述べた癌予防の勧告にしたがってくださいね。
癌になると闘病生活は本人も家族も大変です。癌にならないために大切なのは、日々の生活習慣を見直し、できる限り予防につとめることです。ほん少しの積み重ねが未来を大きく変える可能性があるのです。
まずは気を付けた方が良さそうだと思うものから、体のための習慣始めてみませんか。
文/Dr.note
ライタープロフィール
Dr.Noteでは、読者のみなさまの状況にあわせて、体に関する悩みを解決したり、理想とする心身づくりのための習慣づくりをサポートしています。私たちが実現したい社会は、ヘルスケアに関する正しい情報を誰もが簡単に得られること。氾濫する情報の中で、信頼出来る情報だけを医療関係者が精査してお届けできるよう、Dr.Note独自の基準を設けています。医学的な情報をわかりやすくレシピにするとともに、医師、管理栄養士、薬剤師などの各部門の専門家が一つ一つのレシピを監修することで、どこよりも信頼できる情報をお届けします。
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