
いざという時のために知っておきたい いのちを守る10分間の行動
目次
いつ起こるかわからない災害。
どこかで大きな地震があると意識しますが、何もないと忘れがちなですよね。
何かある前に「もしもの備え」をしておきませんか。
今回は、東日本大震災の教訓を活かして作られた、地震が起こったときにやっておきたい8つのコトをご紹介します。
ほんの少しの行動がいのちを左右するかもしれません。大切な家族や自分自身のためにも一度読んでみてくださいね。
1.自分の身を守る
子どもの頃の防災訓練でもよく言われていたかと思いますが、それぞれいる場所によっても適切な行動も変わってきます。
・屋内にいる場合には、机などの下に身を隠す。
・屋外にいる場合には、建物から離れてカバンや上着で身を守る。
・海岸付近にいる場合は、すぐに高台など、安全な場所に避難する。
津波は、地震発生後5分以内に避難することが重要です。
2.ドアを開ける
地震の揺れで建物が歪み、玄関や部屋のドアが開かなくなる場合があるので、すぐにすべてのドアを開け、避難口を確保してください。
3.火を消す
揺れ始めたらすべての火を消し、ガスの元栓を閉めましょう。ストーブは、倒れると家事の原因になるので素早く消すことが大切です。
4.非難が必要かどうかを判断する
揺れがおさまったら状況を確認し、次に「避難」が必要がどうかを判断します。
以下の場合は指定された地域の避難場所に避難しましょう。
・家屋の損傷が激しく、倒壊の危険がある。
・火災が発生している。
・津波や土砂災害などの危険がある。
・自治体からの避難勧告、指示がある。
5.必要なものを持ち出す
非常用持ち出し袋と最低限必要なものと必要最低限のものを持って、避難の準備をしましょう。
非常用食料に関しては、「そのままで食べられるもの」が選ぶときのポイントです。
6.避難場所に避難する
非難するときは、余震に注意しながら避難してください。その時は、落下物に注意し、防災頭巾や衣類で頭、体、足を守ることを忘れずに。
その際は以下のことも注意してくださいね。
・車を使わず、徒歩で、できるだけ集団で非難する。
・安全な避難ルートを選ぶ。
・切れた電線には触れない。ガスの臭いがしたら、避けて通る。
7.風呂に水をためておく
浴槽には約200ℓの水がためられているので、普段から風呂の水を抜かない習慣をつけておくと、災害時に役立ちます。
8.ブレーカーを落とす
停電した場合には、電気が復旧したときに停電火災が起こる可能性があります。
なので、ブレーカーを落としておくのも忘れずに。
こうやってみると、起きた時に気をつけるのはもちろんですが、事前に準備が必要なものも見えてきますよね。
例えば、必要なものをまとめておいたり、安全な避難ルートや避難場所の確認、災害が起きた時に家族で落ち合う場所を話し合うなど、日ごろの備えがいざという時に役立ちます。
いのちに関わることですから、この機会に身の回りを見直してみてはいかがでしょうか。
文/ THE SECOND AID
『THE SECOND AID』は仙台市の高進商事と共同開発した防災セットです。 本防災セットには、NOSIGNERが東日本大震災発生から40時間後に立ち上げた災害時に有効な知識を集めて共有するwikiサイト『OLIVE』の取り組みが反映されています。
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