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食のコト 2020.07.25

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』3.お酢は身体に良い”のはなぜ?

こんにちは。じめじめや蒸し暑さによって、過ごしづらい気候が続いていますね。このような暑い季節にはさっぱりとした食べ物が恋しくなる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に使いたいのがお酢。特有の風味に加え、”なんとなく健康にも良さそう!”というイメージもあって手に取ることもあるかもしれません。今回はその”なんとなく”を解説し、栄養たっぷりのお酢の魅力をお伝えします。

“お酢は身体に良い”は本当?

まず、お酢が身体に良いと言われるのは何故でしょうか。
実際にお酢を摂取することで得られる健康効果はたくさんあります。

その多くは酢酸と呼ばれる成分によるもの。
酢酸には、以下のような効果があります。

酢酸の持つ効果

1.唾液や胃液の分泌を促し食欲を増進させる
2.胃液の分泌が増えることにより、消化吸収を促す
3.腸の血流をよくし、蠕動を促進するため便通を整える
4.疲労の原因である乳酸を取り除く
5.体内の脂肪をエネルギーに代えるため、脂肪燃焼効果がある
6.内臓脂肪を減少させる

主なものを挙げただけでもこんなに良い効果があります。
では、こうした効果を得たい!と思った時どのように取り入れればよいのでしょうか。

どんな酢をどのように取り入れるのが良い?

ひとくちに「酢」といっても穀物酢や米酢、果実酢などがありますね。
そもそも「酢」と呼ばれるのは酢酸を含む酸味のある液体調味料のことを指すため、様々な種類があるのです。

どの酢も酢酸を含んでいるため先ほど挙げたような効果は期待できます。
しかし、注意したいのは醸造酢・合成酢・加工酢の分類について。

スーパー等で手に入れられるこの三種の中で、健康効果のある成分が最も多く含まれるのは醸造酢です。醸造酢が天然原材料を発酵させてつくられているのに対し、合成酢はつくられた酸を水等で薄めてつくったものであるため、醸造酢の際には得られる材料そのものの栄養が含まれていないのです。

また、加工酢は酢に醤油や砂糖、香辛料等を加えて味を整えたもので「調味酢」や「合わせ酢」と表記されていることもあります。すし酢や三杯酢などとして売られているものがこれに含まれますが、食品添加物などが多く含まれている場合もあるため注意が必要です。成分表を見て、なるべくシンプルなものを選ぶよう心がけると安心ですね。

気を付けたいお酢の摂取方法

酸は歯を溶かす、というようなことを耳にしたことがあるかもしれませんが、そこまでの強さはなくとも、酢酸にはそうした効果も少なからずあります。歯のエナメル質を溶かしてしまったり、胃腸内への刺激が気になる方は、料理に使ったり、薄めてドリンクを作るなど、現液のまま摂取しないようにしましょう。
果実酢などをお水や炭酸などで割ると暑いこの時期もおいしく飲みやすいのでおすすめです。また、飲んだあとには口をゆすぐようにすると、歯を酸から守ることができます。

1日に15~30ml程度の摂取で健康への効果が期待できると言われていますが、それを継続することが大切です。長く続けられるようなお好きな摂取方法が見つかるよう、色々な酢の種類や飲み方を試してみるのもよいですね。

なんとなくお酢を取り入れていた方も、あまり意識的に取れていなかった方も。ぜひ、今日からお酢で健康な身体づくりをはじめてみてくださいね。

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

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