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食のコト 2020.08.15

やさしい暮らしのヒント『栄養のコト』5.この季節に大切な水分のコト

こんにちは。暑さも厳しく、冷たい飲みものが手放せない季節ですね。

屋外にいる際は、多くの汗をかくため水分不足になりがちですが、屋内においても冷房のきいた室内は湿度が下がり乾燥気味で粘膜の水分が奪われやすい状態になっています。そのため、こまめな水分補給が大切・・・というのは皆さん周知の事実ですね。今回は、そんな水分補給がなぜ大切なのか、どのように摂取するのがよいかについて。

水分が不足すると・・・?

体内おいて水分はのどを潤すためだけでなく、様々な重要な働きを維持するために不可欠なものです。喉が渇いていないから不要、ではなく様々な体内機能に影響を与えることを今一度確認しましょう。

栄養分を運ぶ

体内の水分は、栄養分を血液中に溶かして全身を巡って運びます。
血液成分のうち90~95%が水分であるため、こうした循環に水は不可欠といえます。

体温調節機能

平熱があるように人の体温は一定に保たれていますが、そのために必要なのが汗。皮膚から水分を蒸発させ、熱を放つことで体温が上がりすぎないようにしています。そのため、この季節は特に汗としての水分排出が増えるため補給が必要です。

老廃物を出す

血液中に溶け出した老廃物は最終的に尿となり排出されます。その際、水分が不足していると体内では水分量を保つために尿を減らしてしまい、老廃物がたまりやすくなります。

これらの機能をもつ水が不足すると、体内の水分とミネラル等の成分を含む体液が不足し、「脱水」になってしまいます。

どのような水分補給が適切?

では、具体的にどのように水分を補給すればよいのでしょうか。
その際ポイントが4つあります。

一日何リットル、ではなく、こまめに

一日にどの程度、と決めてしまうと、ついまとめてたくさんの量を飲んでしまうことも。一度に大量の水は吸収できないため、コップ一杯程度の水を一日に複数回とることをめざしましょう。

カフェインの多いコーヒー・お茶類は適量を

カフェインには利尿作用があるため、水分補給としてコーヒーや濃い緑茶、紅茶などばかりを飲むのは注意が必要です。水では飲みづらい、という方はカフェインの少ないほうじ茶や玄米茶、そば茶などがよいでしょう。

アルコールを飲んだ際はさらに水分を

アルコール類には利尿作用があるだけでなく、分解のために体内の水分が多く使われます。アルコールだけで喉の渇きは潤されますが、必ず水も普段以上に摂取するよう気にかけてくださいね。

料理では、和食がおすすめ

パンよりもお米が水分が多いように、一般的に和食は水分量が多いといわれています。煮物やおひたしなど、出汁を含ませ味わう食事が家庭料理にもたくさんありますね。

夏には、食事からも水分補給ができるように意識的に和食よりの食生活を心がけるのもおすすめです。

水分不足は元気を失ってしまうだけでなく、夏を楽しむ気持ちも奪ってしまいます。たっぷりと水分を補給して、健康な身体で夏ならではの思い出をたくさんつくってくださいね。

コラム/たみなと あやな
2歳児の母。栄養士の母のおかげで、日々栄養を気にかける暮らしを送ってきました。
その影響もあり夫のサッカー現役時代にアスリートフードマイスター3級を取得。
出産後に保育士資格を取得し、今は子どもの食や薬膳について勉強中です。
豪華なものは作れなくても、“心も身体も幸せになれる食事”を目指しています。

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